CryptoAPI
読み方:クリプトエーピーアイ
別名:CAPI
CryptoAPIとは、Microsoftが提供しているアプリケーションが暗号化およびデジタル証明書サービスを利用できる標準フレームワークのことである。
Internet ExplorerのSSLが、このAPIにより実装されている。
CryptoAPIは、アプリケーションインターフェース層と暗号復号アルゴリズムを提供するCrypto Service Provider(CSP)の2階層から構成される。そのため、下位の暗号化アルゴリズムを意識する必要が無く、暗号化の方式を変えても上位プログラムを変更する必要がない。
ただし、CryptoAPIを使うのは下位のレイヤーが多いため開発者が直接このAPIを使う必要に迫られる場合は少ない。
なお、2008年現在、MicrosoftはCryptoAPIに置き換わる次世代暗号化方式としてCNG(Cryptography Next Genaration)と呼ばれるAPIのサポートを始めている。
API: | Carbon API CryptoAPI CNG DirectX Audio DirectX Graphics EAX IPC |
CAPI
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:52 UTC 版)
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- Cryptographic API - マイクロソフト社の暗号化用API。
- Coherent Accelerator Processor Interface - プロセッサ用のバスの一種。POWER8を参照。
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