BTA S-001B
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/11 04:55 UTC 版)
「コンポーネント映像信号」の記事における「BTA S-001B」の解説
ARIB(電波産業会)が規格化した1125/60方式のHDTV向けの規格である。ITUの国際規格 ITU-R BT.709-3 PartIIに対応する。色成分はRGB 4:4:4と色差(YPbPr) 4:2:2とが既定されるが、ここでは放送用として一般的な色差方式を記す。 成分 : 輝度(Y)、色差(PbおよびPr) サンプリング周波数 : 74.25MHz(Y)および37.125MHz(Pb,Pr) サンプル方法 : 4:2:2(色差Pb,Prは輝度の半分の頻度でサンプルする) 量子化数 : 8ビットまたは10ビット(S-002Bで既定) この規格の機器はパラレル規格(BTA S-002B)およびシリアル規格(BTA S-004B/SMPTE 292M)のインターフェースで接続可能である。後者はSDTV用と区別してHD-SDIともいう。このほか、BETACAM用などのアナログコンポーネント方式もある。
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