BSch
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/13 16:34 UTC 版)
BSch(Basic Schematic)は、岡田仁史が作成・公開している、回路図エディタのこと。 DOS版の当時は、回路図エディタCEという名称で、エレクトロニクスライフ1995年10月号などにFDをつけて配布していた。 「水魚堂ONLINE」にて公開されている。BSch3VはWindowsのみで動作し、Qt-BSch3VはWindows、LinuxやMac OS Xで動作する。
日本の電子技術出版を手広く扱っているCQ出版社より、その操作法に関する著書が発刊されている。
特徴
- BSDライセンス
- ソースコードとファイル形式
BSch3VのソースコードはVC++で記述され、Qt-BSch3VではQtを利用している。BSchで描かれた回路図はASCII文字系列でファイル保存される。一般のテキストエディタでも編集可能である。
BSchに関する開発は実質上リリースしている岡田仁史のみが行っている。しかし日本のPCBベンダの中にはライブラリ機能(別アプリケーション)を使用している例も見られ、可能性とBSch自体の質の高さを証明されている。
外部リンク
サンタンデール銀行
![]() | |
![]() マドリード西郊、ボアディージャ・デル・モンテのグループ本部 | |
種類 | 公開会社 |
---|---|
市場情報 |
BMAD: SAN NYSE: SAN LSE: SAN WSE: SAN |
本社所在地 |
![]() 28660 Santander Group City Av. de Cantabria s/n, ボアディージャ・デル・モンテ, マドリード |
設立 | 1857年 |
業種 | 銀行業 |
代表者 | ホセ・アントニオ・アルバレス(CEO) |
外部リンク | コーポレートサイト |
サンタンデール銀行(サンタンデールぎんこう、西: Banco Santander S.A.)は、スペイン・マドリードに本拠を置く商業銀行グループである。同国最大手の銀行グループであると共に、ラテンアメリカ地域全般、アメリカ合衆国北東部、ポーランドなどで店舗を展開する多国籍企業となっている。マドリード証券取引所、ニューヨーク証券取引所、ロンドン証券取引所、メキシコ証券取引所、ワルシャワ証券取引所に株式を上場している(BMAD: SAN、NYSE: SAN、LSE: SAN、WSE: SAN)。
沿革
現在のサンタンデール銀行は、1991年にセントラル銀行(Banco Central、BC)とスペインアメリカ銀行(Banco Hispanoamericano)の合併によって誕生したセントラル・イスパノ銀行(Banco Central Hispano、BCH)と、旧サンタンデール銀行(Banco Santander)が1999年に合併して誕生した。この新合併銀行の名称はサンタンデール・セントラル・イスパノ銀行(Banco Santander Central Hispano、BSCH)とされたが、2007年8月に現行のサンタンデール銀行に改称した。創業を旧サンタンデール銀行の設立年である1857年としている。
スペインの同業他社と同じように、スペイン語圏の中南米などへの展開を進める一方で、ヨーロッパやアメリカ、アジアへの進出にも積極的で2001年にはロイヤル・バンク・オブ・スコットランドの株式8%を取得している。2004年にはイギリス第6位の商業銀行グループである、アービー・ナショナル銀行を買収し、ヨーロッパ最大級の金融機関に成長した。同年、マドリードに本社を移転した[1]。
2010年には、サンタンデールグループが英住宅金融ブラッドフォード・アンド・ビングレーを吸収、受け皿となった[2]。2017年6月、経営破綻の恐れが出ていたスペインのポピュラール・エスパニョール銀行を、1ユーロで救済合併することを発表した[3]。
系列会社
日本には、駐在員事務所を置いているが、本格的な業務を行っていない。しかし、リップルウッド・ホールディングスを中心とする投資ファンド、ニューLTBCパートナーズに売却された新生銀行(旧日本長期信用銀行)の再建に参加し、現在も発行済普通株式総数の4.98%を保有する、第四位の株主である。
傘下銀行には、前述したアービー・ナショナル銀行のほかに、スペインのOpen Bank、2000年に買収したブラジルのサンパウロ州立銀行(Banespa)などがある。
スポンサー
F1世界選手権
グランプリ・タイトル・スポンサーを務めていた。
また、F1チームのスポンサーも務めている。
サッカー関連
- 南米最強クラブを決定するカップ戦、コパ・リベルタドーレスの公式スポンサーを2012年までの冠スポンサーを含め2008年から務めている。
- スペイン国内リーグ、リーガ・エスパニョーラの冠スポンサーを2016年から務めている。また2部リーグのセグンダ・ディビシオンも同年から18/19シーズンまでは当銀行のスローガンを入れた「ラ・リーガ・1|2|3(ウン・ドス・トレス)」の名称となっていた。翌19/20シーズンからは当銀行のネットバンキングサービスの名称を入れた「ラ・リーガ・スマートバンク」となる。
- 2018-19シーズンから2020-21シーズンまで、UEFAチャンピオンズリーグのオフィシャルスポンサーを務める。
出典
- ^ “Banco Santander Corporate Headquarters” (英語・スペイン語). サンタンデール銀行. 2016年12月25日閲覧。
- ^ “Santander rebrands Abbey and Bradford & Bingley” (英語). 英国放送協会 (2010年1月11日). 2017年6月8日閲覧。
- ^ “サンタンデール銀がポピュラール救済、株主や債権者ら損失負担”. ロイター (2017年6月8日). 2017年6月8日閲覧。
- ^ “マクラーレン、サンタンデールとの契約を延長”. www.as-web.jp. (2014年1月23日) 2021年12月22日閲覧。
- ^ フェラーリ、サンタンデールとのスポンサー契約を発表。アロンソの発表はなしwww.as-web.jp(2009年9月11日)2021年12月22日閲覧。
- ^ フェラーリ、サンタンデールとの契約を延長www.as-web.jp(2012年2月3日)2021年12月22日閲覧。
- ^ F1とフェラーリの広告価値低下? 巨額資金を提供してきた長年の主要スポンサー失うformula1-data.com(2017年11月29日)2021年12月22日閲覧。
- ^ フェラーリF1、大手スポンサーを失う。サンタンデール銀行がF1からの撤退を発表www.as-web.jp(2017年11月30日)2021年12月22日閲覧。
- ^ サンタンデール銀行、フェラーリと再び提携…5年ぶりにF1復帰formula1-data.com(2021年12月22日)2021年12月22日閲覧。
- ^ “Santander joins Williams as Official Partner for 2025 and beyond”. williamsf1.com (2024年12月9日). 2024年12月9日閲覧。
外部リンク
固有名詞の分類
- BSchのページへのリンク