BMW_132とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > BMW_132の意味・解説 

BMW 132

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/20 06:01 UTC 版)

BMW 132E

BMW 132ドイツBMWで1933年から製造されていた航空機用9シリンダー空冷星型エンジンである。アメリカプラット・アンド・ホイットニーからライセンスを買い取ったR-1690 ホーネットエンジンの発展型として開発された。

概要

1928年1月にBMWはプラット&ホイットニーからR-1690 ホーネットのライセンスを買い取り、短い間それをBMW ホーネットとして設計変更なしに生産していた。しかしすぐにホーネットの改良を開始し、1933年にはその発展型としてBMW 132をリリースした。同エンジンには様々な派生型が生まれ、例えば民間向けにはキャブレターを装備したものが、ドイツ軍向けには燃料噴射装置を装備したものが生産された。派生型によってスペックは異なるが、排気量は27.7Lで出力は最大のものが1200hpまで発揮できた。

本エンジンは輸送機によく搭載され、特にJu 52ではほぼすべての派生型を通じて本エンジンが採用されていた。また、1930年代の民間航空機用エンジンとして重要な役割を果たし、いくつかの試作機・記録機のエンジンとしても活躍した。特に、1938年8月10日に24時間57分でベルリンニューヨーク間の無着陸飛行に初めて成功したFw 200 S-1に搭載されていたことで知られている。

諸元 (BMW 132N)

航空機星型9気筒エンジン
BMW 132のコンロッドセット。星型エンジンではこの写真の例に見られるように、1本のマスターコンロッドとリンクロッドからなるセットが一般的である。
  • タイプ:空冷星型9シリンダー
  • ボア×ストローク:155.5 mm × 162 mm
  • 排気量:27.7 L
  • 全長:1,256 mm
  • 直径:1,372 mm
  • 重量:525 kg
  • 過給機:機械式1速
  • 燃料供給方式:直接噴射(派生型によってはキャブレター)
  • 圧縮比:6.93
  • 出力:
    • 865 hp @ 0 m
    • 960 hp / 2,450 rpm @ 3,000 m
  • 出力重量比:1.83 hp/kg
  • 燃費:0.24 kg/(hp·h)

主な搭載機

関連項目


「BMW 132」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「BMW_132」の関連用語

BMW_132のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



BMW_132のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのBMW 132 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS