BAZOOKA!!!とは? わかりやすく解説

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バズーカ‐ほう〔‐ハウ〕【バズーカ砲】

読み方:ばずーかほう

《bazooka》軽量構造簡単な対戦車用ロケット砲米国開発


【バズーカ】(ばずーか)

Bazooka

  1. 携帯式ロケット弾さきがけとなった米国製の携帯式対戦車ロケットランチャー愛称当時アメリカで人気コメディアン「ボブ・バーンズ」が売り物にしていたラッパ型の小道具似ていた事に由来する
    M1及びM9ロケットランチャーがこの愛称呼ばれた
    また、改良型M20愛称は"スーパーバズーカ"であった

    無誘導ロケット弾入ったチューブ簡単な照準引き金をつけただけのシンプルな構造だが、非常に実用的だったため、第二次世界大戦中1942年発明されると瞬く間歩兵部隊有力な対戦車攻撃兵器となった
    その活躍目覚しくアイゼンハワー将軍をして、「ジープC-47原子爆弾並びアメリカ軍勝利貢献した兵器」と言わしめたほどである。
    戦後には多く後継型開発されたために現在では姿を見ることは少ないが、この種の兵器世界中あらゆる戦場頻繁に使用されている。

  2. 無反動砲ロケット弾地対空ミサイルなど、人間の肩にかつぐ形式重火器俗称
    知名度本来の意味よりこちらの方が高い。
    無反動砲ロケット弾と言っても分からないが、「バズーカ」と言えば分かる、という人も多い。

  3. 300mm、600mm などの大望レンズ取り付けたカメラ俗称

関連パンツァーシュレック パンツァーファウスト RPG


BAZOOKA!!!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/02 17:18 UTC 版)

BAZOOKA!!!
ジャンル バラエティ番組
演出 武田治(総合演出)
出演者 小籔千豊(MC)
製作
プロデューサー 中村宏信、森克彦、牛越美羽(BSスカパー!版)
樫尾魁、荒川慧介、玉手佑弥、黒木智子、根ヶ山高弘、堀内愛(ABEMA版)
制作 BSスカパー!ABEMA
放送
放送国・地域 日本
放送期間BSスカパー!版:2011年10月3日 - 2019年8月26日
ABEMA版:2022年6月4日 -
放送時間BSスカパー!版:毎週月曜日 21:00 - 22:00
ABEMA版:毎週土曜日 23:00 - 23:45
BAZOOKA!!!
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BAZOOKA!!!』(バズーカ)は、2011年10月3日から2019年8月26日までBSスカパー!で放送されていたバラエティ番組。2022年6月4日からABEMAで配信されている[1]

概要

「自由を愛する大人のためのテレビ」をモットーに、独自の目線で世の中に本気で迫るエッジでラジカルなニュースドキュメントバラエティ番組[2]

ゲストを招きそのゲストの半生についてトークする企画や、後述するようなエロス・アンダーグラウンドなどの事象を扱う過激な企画、東日本大震災の被災地訪問など当番組ならではの目線で社会に切り込む企画を中心に放送する。

ゲストには、上祐史浩真樹日佐夫新垣隆鬼束ちひろ朝堂院大覚田母神俊雄内田裕也村西とおる、金田仁(元RCサクセションマネージャーで「拳銃密輸王」と呼ばれた)など、地上波のトーク番組ではありえないタイプの人々が出演してきた。上祐史浩や新垣隆、鬼束ちひろなどは、事件後最初のテレビ出演であり、多くのゲストは何らかの世間を騒がせた問題が発生した後、地上波では出演依頼を自粛するような時期に出演することが多い。

番組の途中に、ラップヒップホップを中心にゲストミュージシャンによるライブ演奏がある。これまでにANARCHYSIMONKREVASALUDARTHREIDERAKLOSEEDA鎮座DOPENESSKOHHSIMI LAB、MC魔、D.OFIRE BALL横山剣PUSHIMJESSEMOOMINなどが出演した。

2019年8月26日の最終回をもって、BSスカパー!での放送を終了した。

2022年6月4日に、ABEMAでのインターネット配信番組として復活した[1]。ABEMAでは「空気を読まないジャーナリズムバラエティ」を標榜する。

出演者

ABEMA版

レギュラー

BSスカパー!版

MC

MEMBER

過去の出演者

MC

  • 真木蔵人(2011年10月 - 2016年9月)
    • 第165回(2016年5月9日初回放送回)では番組冒頭にMCである真木が「サーフィン中に怪我をしたために今回は欠席」の旨が小籔より告知されたが、実際は5月6日に真木が交際相手に対し暴行を加えたとして、傷害罪の容疑で逮捕されていたためであった[3]。翌週の第166回(2016年5月16日初回放送回)では、前回の放送での間違いについて、小籔から「真木の事務所からそのような連絡があり、そのまま放送したが、実際はメディア報道の通り逮捕拘留されていた。今後の経緯を見守りながら、これからの対応を決めたい」とし、さらに「我々としては真木さんのことを待ってるぜ!メン!」と発言している。その後、真木は5月16日付けで処分保留釈放された[4]。2016年8月22日の第178回放送分にて、真木本人から事件の詳細について説明があり、視聴者や関係者への謝罪を行った。相手女性への暴力はなかったという[5]。2016年8月30日の高校生RAP選手権ではMCを務め、番組に復帰。

BAZOOKA CLAN!!!

  • レイザーラモンRG( - 2016年9月)
  • 紗羅マリー( - 2016年9月)
  • 秋元梢(2014年10月 - 2016年9月)
  • 立花亜野芽(2014年10月 - 2016年9月)
  • メロディー洋子(2011年10月 - 2012年6月)
  • 高垣勇二(2011年10月 - 2012年10月)
  • KAYO☆(2011年10月 - 2013年3月)
  • エリイ(Chim↑Pom)(2011年10月 - 2015年9月)
  • KUMI(KUCHIBILL)( - 2016年9月) - BAZOOKA!!!DANCER
  • Lilika(KUCHIBILL)( - 2016年9月) - BAZOOKA!!!DANCER
  • momoMc(KUCHIBILL)( - 2016年9月) - BAZOOKA!!!DANCER

沿革

  • 2011年10月3日放送開始。当初は一部を除き毎週月曜22時からの60分番組だった。
  • 2013年4月15日の第75回を最後に毎週放送が終了、2013年5月27日の第76回〜第79回は各月の最終月曜の月一回、90分放送になり生放送ではない収録回も増えた。
  • 2013年10月14日の第80回〜第82回は放送日・放送開始時間・放送分数などバラバラで不安定な期間が半年以上続いた。
  • 2014年3月17日の第83回〜第95回は第2・第4月曜の月2回の60分放送となる。
  • 2014年10月6日の第97回以降、放送開始時間が21時に移動し毎週放送に戻った。
  • 2016年8月22日放送回で9月でいったん休止することを発表。
  • 2017年1月9日、小籔以外の出演者をすべて入れ替えて放送再開。
  • 2019年8月26日、BSスカパー!での放送終了。
  • 2022年6月4日、ABEMAにてインターネット番組として復活。第1回は土曜23時からの60分番組として配信[6]

主な企画

  • 高校生RAP選手権 : 19回開催(BSスカパー!版16回、ABEMA版3回)。高校生達がフリースタイルラップMCバトルを行い、高校生ラッパーの頂点を決定する。『フリースタイルダンジョン』の企画立ち上げに影響を与えるなど、MCバトルブームの引き金となった。
  • 地下クイズ王決定戦 : 8回開催(BSスカパー!版7回、ABEMA版1回)。「殺人鬼」「オカルト」「裏社会」「芸能ゴシップ」などダークサイドなクイズジャンルから出題される。
  • ヤンチャな女ののど自慢 : 5回開催(BSスカパー!版4回、ABEMA版1回)。ヤンチャな経歴を重ねてきた女性たちがその経験を振り返り、思いを歌に込めて熱唱する。
  • 放送NG演芸 : 5回開催(BSスカパー!版4回、ABEMA版1回)。政治ネタや過激な下ネタなど、地上波では放送できない芸を披露する。
  • おっぱいスペシャル : 4回開催。番組に応募した女性をオーディションで厳選し、自慢の「おっぱい」を披露してもらう。
  • お化けの出てこない怖い話 : 4回開催。心霊ネタ以外で、背筋が凍るような怖い話を披露する。
  • 訴えてる人に聞いてみた : 4回開催。世の中に何かを訴えている人に直撃取材する。
  • タバコ推奨派VS嫌煙派 : 3回開催。喫煙推奨派と嫌煙派の論客がスタジオで意見を戦わせる。類似した企画として、大麻の推奨派と反対派によるディベート企画もあった。
  • 現代不良服飾入門 : 2回開催(少年編、少女編)。不良と呼ばれている人のファッションの移り変わりを紹介し、現代の不良のファッションについて学ぶ。
  • 俺の描く娘が一番エロイよアワード : 2回開催。漫画家やイラストレーターを招き、最もエロく女性を描けるのは誰かを競う。
  • 真木蔵人 戸塚ヨットスクールへ入校 : 戸塚ヨットスクール校長の戸塚宏を招き、独自の教育論を語ってもらう。
  • プリズンNIGHT : 元受刑者による「刑務所内のおもしろ話」や「受刑者あるある」などで、刑務所の中の実態を明かす。
  • FUCK風営法 : 風営法によりクラブが多数摘発された状況から、風営法に関する問題を真剣に考える。
  • 坂田亘の乳吸い企画 : 当初は坂田が「動物と闘いたい」という企画を持ち込んだが、プロデューサーの意向で「動物の乳を吸ったら勝ち」という企画に変更された。
  • 仏教渋くないすかナイト :笑い飯哲夫ほか仏教に精通するゲストを招き、仏教の魅力を語ってもらう。
  • どうなってるのか見てみたい : レイザーラモンRGによる右翼団体の街宣車への潜入取材など、実態を知られていない物事への取材を行う。
  • 70年代の関東の暴走族ベスト10 : 元実話ナックルズ編集長の久田将義を招き、彼の取材に基いたインパクトのある暴走族を紹介してもらう。
  • 全身全霊で応援!頑張れ!麻美ゆま : 癌(卵巣境界悪性腫瘍)で静養中の麻美ゆまを応援する。
  • ミゼットプロレス生放送 : 差別的な見せ物として批判され衰退したミゼットプロレスの魅力を知ってもらうべく、スタジオで実際に試合を行う。
  • 実証!大量添加物食品 : 「食品添加物の神様」と呼ばれる安部司を招き、コンビニの定番「ハンバーグ弁当」を再現しつつ現代の食とは何かを考える。

など

放送リスト

BSスカパー!版 第1回〜第100回(2011年10月3日 - 2014年10月27日)

放送日 タイトル
第1回 2011年10月3日 BAZOOKA!!! CLAN紹介
ゲスト:真樹日佐夫
第2回 2011年10月10日 秘密の高IQ集団メンサに潜入
ゲスト:YOU THE ROCK★
第3回 2011年10月17日 緊急生出演!BAZOOKA!!!スタジオで
山本太郎が本音を語る!
第4回 2011年10月24日 日本のブラジルへ勇二が潜入!
ゲスト:朝堂院大覚
第5回 2011年10月31日 BAZNEWS
ゲスト:平野勝之(映画『監督失格』監督)
第6回 2011年11月7日 フェラーリオーナー実態調査!〜跳ね馬狩り〜
ゲスト:吉田豪
第7回 2011年11月14日 BAZNEWS
ゲスト:田母神俊雄 ライブ:切腹ピストルズ
第8回 2011年11月21日 密着ドキュメント 真木蔵人 復興への想い
ゲスト:Candle JUNE
第9回 2011年11月28日 スタジオでタトゥー生彫り!!!
ゲスト:山本“KID”徳郁
第10回 2011年12月5日 1Hまるごと超能力解明SP
ゲスト:DaiGoカーネリアン畑
第11回 2011年12月12日 東京アウトロー新聞
ゲスト:貴闘力 元大嶽親方、愛甲猛
第12回 2011年12月19日 続・超能力解明SP
ゲスト:DaiGo、カーネリアン畑
第13回 2011年12月26日 まるごと内田裕也スペシャル
第14回 2012年1月9日 戦い続けるデヴィ夫人人生史SP
第15回 2012年1月16日 乳はじめ 1時間丸ごとおっぱいスペシャル
第16回 2012年1月23日 悪羅悪羅 OLD SCHOOL ヤンキーカルチャーSP
ゲスト:氣志團 團長 綾小路翔
第17回 2012年1月30日 <小籔軍団 東京見本市>
ゲスト:千鳥ダイアン土肥ポン太
第18回 2012年2月6日 モテるための催眠術、モテ催眠術SP!
ゲスト:DaiGo、コーヒーポット
第19回 2012年2月13日 命がけの陰謀ぶちまけNIGHT
ゲスト:ベンジャミン・フルフォード森田豊
第20回 2012年2月20日 前田日明THE OUTSIDER プロデューサー)、緊急参戦!!!
ゲスト:大槻ケンヂ
第21回 2012年2月27日 真木蔵人ナビゲートによるBAZOOKA!!! ハワイ上陸大作戦!
ゲスト:MiSHKa、小錦八十吉、Taimane Gardner
第22回 2012年3月5日 総集編
第23回 2012年3月12日 真木蔵人 戸塚ヨットスクール入校!、緊急参戦!!!
ゲスト:戸塚宏
第24回 2012年3月19日 未確認生物の夜
ゲスト:山口敏太郎八木原圀明角幡唯介
第25回 2012年3月26日 BAZSEX
ゲスト:渡辺ひろ乃
第26回 2012年4月2日 エイプリルフール後夜祭 全部ウソNIGHT
ゲスト:北芝健杉村太蔵久田将義
第27回 2012年4月9日 BAZLIVE Maniacs NIGHT
ナビゲーター:Zeebra
第28回 2012年4月16日 上祐史浩、オウム洗脳の真実を語る
第29回 2012年4月23日 エイプリルフール・リターンズ
ゲスト:杉村太蔵、久田将義、ベンジャミン・フルフォード
第30回 2012年4月30日 放送NG演芸
第31回 2012年5月7日 THE OUTSIDER直前SP
ゲスト:菊地成孔大井洋一 ライブ:(仮)ALBATRUS
第32回 2012年5月14日 THE OUTSIDER Night
ゲスト:菊地成孔、大槻ケンヂ ライブ:OZROSAURUS
第33回 2012年5月21日 徹底討論!ヤリマン!是か非か!
ゲスト:代々木忠 ライブ:BiS
第34回 2012年5月28日 天才!天久聖一の世界
ゲスト:ピエール瀧 ライブ:FIRE BALL
第35回 2012年6月4日 鬼束ちひろのフリーダム歌謡祭!
第36回 2012年6月11日 プリズンNight
ゲスト:戸塚宏、YOU THE ROCK★ ライブ:D.O
第37回 2012年6月18日 ファック!クラブ風営法!
ライブ:Zeebra、DARTHREIDER
第38回 2012年6月25日 VIVA! SM! NIGHT!
ゲスト:一鬼のこ夕樹七瀬
第39回 2012年7月2日 坂田亘の乳吸い企画
ライブ:FRYING DUTCHMAN
第40回 2012年7月16日 現代不良少年装飾事情
第41回 2012年7月23日 高校生RAP選手権
第42回 2012年7月30日 総集編
第43回 2012年8月6日 氣志團のモンスターハンター
第44回 2012年8月13日 熱演AV女優!チャック降ろす前に大賞
ガイド:哲夫笑い飯) ライブ:キノコホテル
第45回 2012年8月20日 BEACH PARTY
ライブ:ZEEBRAMOOMINHOME GROWN
LUVRAW&BTB、COMA-CHI
第46回 2012年8月27日 DaiGoのオカルトResearch
ゲスト:あみ ライブ:NO☆GAIN
第47回 2012年9月3日 大人に不都合な若者育成NIGHT
ゲスト:モーリー・ロバートソン ライブ:AKLO
第48回 2012年9月10日 秋のエイプリルフール!全部ウソNIGHT
第49回 2012年9月17日 BAZLIVE MANIACS2
第50回 2012年9月24日 偉人再評価NIGHT 生島ヒロシ
ゲスト:シエ藤 ライブ:ビッグポルノ
第51回 2012年10月15日 1周年! CLAN NOW!
ゲスト:Chim↑Pom ライブ:RIZE
第52回 2012年10月22日 高校生RAP選手権
ゲスト:Zeebra、DABO、SIMON、DJ KEN-BO、DARTHREIDER
第53回 2012年10月29日 東京SEX OUTSIDER
ライブ:RAT
第54回 2012年11月5日 ツレ連れナイト
ゲスト:池乃めだか、西岡昌典 カラオケ:池乃めだか
第55回 2012年11月12日 元大富豪 早田英志の波乱万丈人生論
ライブ:ザ50回転ズ
第56回 2012年11月19日 仏教渋くないすかナイト
ゲスト:宮崎哲弥、哲夫(笑い飯)、蝉丸P
ライブ:ハッチハッチェルバンド
第57回 2012年11月26日 新メンバー歓迎NIGHT
ゲスト:レイザーラモンRG紗羅マリー ライブ:紗羅マリー
第58回 2012年12月3日 宍戸錠辞世猥談
ライブ:踊ろうマチルダ
第59回 2012年12月10日 ベジタリアンナイト
ライブ:鎮座DOPENESS
第60回 2012年12月17日 ものまね芸人松村邦洋の隠れた恐るべき才能
ゲスト:水道橋博士 ライブ:ZEN-LA-ROCK
第61回 2012年12月24日 聖なる夜のTATOO GIRL COLLECTION
第62回 2013年1月1日 総集編
第63回 2013年1月14日 新春放送NG演芸
ゲスト:友近、哲夫(笑い飯)、アルコ&ピースねづっち
中村愛ハンマミーヤ一木大本営八俵キャベツ確認中
こりゃめでてーな伊藤セブンbyセブン玉城デスペラード
第64回 2013年1月21日 北九州成人式の全て
ライブ:SIMON
第65回 2013年1月28日 グラフィティNIGHT
ゲスト:TENGA、VERY、ANONYMOUS
ライブ:TETRAD THE GANG OF FOUR
第66回 2013年2月4日 BAZOOKA!!!なんでもランキング・暴走族編
ゲスト:久田将義 ライブ:Charisma.com
第67回 2013年2月11日 男ってなんだ?〜女の知らない世界へようこそ〜
ゲスト:塚越友子 ライブ:YOUR SONG IS GOOD
第68回 2013年2月18日 バズーカ どうなってるのか見てみたい!
ライブ:KLEPTOMANIAC feat RUMI,MARIA
第69回 2013年2月25日 地下クイズ王決定戦
解答者:中野亨、渡辺徹、中村かおり、
田中正信、BAZOOKAオールスターズ
第70回 2013年3月4日 ゾンビ入門
ゲスト:塩田時敏、稲船敬二古泉智浩 ライブ:爆弾ジョニー
第71回 2013年3月11日 バズーカon3.11震災復興スペシャル
ゲスト:下山和也、山崎亮、鈴木せつ子 ライブ:JESSE
第72回 2013年3月18日 高校生RAP選手権 直前SP
ゲスト:Zeebra、DARTHEREIDER、都築響一 ライブ:DABO
第73回 2013年3月25日 BAZLIVE MANIACS3
第74回 2013年4月8日 第3回BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権(120分)
ゲスト:ZEEBRA、DABO、SIMON、DARTHREIDER、
DJ KEN-BO、鎮座DOPENESS、MARIA(SIMI LAB)
第75回 2013年4月15日 高校生RAP選手権後夜祭
ライブゲスト:SIMI LAB、鎮座DOPENESS、AKLO、SALU、ANARCHY
第76回 2013年5月27日 や○まんの主張!私の何がいけないの?(90分)
ヤリマン:イライザ・ロイヤル、りえ坊、みる、若林美保
桜井和泉、あいり、マリコ、ルビィ、峰なゆか、チアキ、
相原世礼菜、立花亜野芽
ゲスト:坂井昭宏、夏目祭子
第77回 2013年6月24日 第2回地下クイズ王決定戦(90分)
解答者:布川尚之、脇屋恵子、しみけん
渡辺徹、BAKOOKAオールスターズ
第78回 2013年7月29日 ビーチパーティー(90分)
ゲスト:Zeebra、MOOMIN、cro-magnon、HOME GROWN
PUSHIM、FIRE BALL、横山剣
第79回 2013年8月26日 全身全霊で応援!頑張れ!麻美ゆま(90分)
ゲスト:蒼井そら ライブ:氣志團
第80回 2013年10月14日 第4回BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権(120分)
第81回 2013年10月28日 高校生RAP選手権アーティストライブSP(90分)
ゲスト:SPSEEDA、MC漢、D.OSIMI LAB、DARTHREIDER
第82回 2013年11月25日 謎の金髪トップレス集団現る(90分)
ゲスト:FEMEN、新井エリー、柊一華、水嶋かおりん ライブ:後藤まりこ
第83回 2014年3月17日 高校生RAP選手権直前SP(60分)
第84回 2014年4月14日 第5回BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権(180分)
第85回 2014年4月28日 谷村新司の不思議な夜
第86回 2014年5月12日 人はどこまで高く蹴れるのか?顎砕選手権!
第87回 2014年5月26日 芸術?先鋭?新垣隆の「現代音楽」解説!
第88回 2014年6月9日 俺の描く娘が一番エロイよアワード開催!
ゲスト:江川達也、星月めろん、コラーゲン、羽生麻里、吉田渉、
たべ・こーじ ライブ:KARAMUSHI
第89回 2014年6月23日 Song for you ヤンチャな女のノド自慢
ゲスト:菅野美咲、奥村美香、千尋優海、
おかゆ、茶谷伊織、新谷ゆみ
第90回 2014年7月14日 バズーカライブ総集編 BAZLIVE MIXED-UP
第91回 2014年7月28日 納涼!本当にあった怖い話
ゲスト:久田将義、まみ、孫崎享、D.O、
サラミ、江本義弘、しみけん、大谷千恵
第92回 2014年8月11日 板東英二の人生トライアウト!!!
ライブ:BRADIO
第93回 2014年8月25日 バズーカ!山本KIDと送る怖い犬特集!
第94回 2014年9月8日 添加物の実態? 実証ケミカルクッキング
ゲスト:安部司
第95回 2014年9月22日 訴えてる人に聞いてみた!
第6回高校生RAP選手権の出場ラッパー大発表
&大会見所パーフェクトガイド
ゲスト:R-指定、DARTHREIDER ライブ:R-指定
第96回 2014年10月4日 第6回高校生RAP選手権!史上初生放送!
※『チャンネル大生回転TV 第1部』の中で放送
第97回 2014年10月6日 BAZOOKA!!!総集編
第98回 2014年10月13日 新メンバー歓迎!バズーカ新歓コンパ
ライブ:Fire Ball
第99回 2014年10月20日 バズーカで蘇る!ミゼットプロレス生放送!
ゲスト:Mr.ブッタマン、プリティ太田
第100回 2014年10月27日 第6回BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権
完全版 3時間スペシャル

BSスカパー!版 第101回〜第199回(2014年11月3日 - 2017年6月26日 )

放送日 タイトル
第101回 2014年11月3日 BAZOOKA!!! トラベル 北朝鮮の歩き方
ゲスト:初沢亜利 ライブ:どついたるねん
第102回 2014年11月10日 ヤンチャな女ののど自慢・アンコール
第103回 2014年11月17日 アメリカの極悪刑務所を生き抜いた日本人
ゲスト:KEI ライブ:S7ICK CHIKs
第104回 2014年11月24日 陰謀論者達が語る2014年事件簿
ゲスト:ベンジャミン・フルフォード、リチャード・コシミズ、
丸山ゴンザレス角由紀子 ライブ:前野健太
第105回 2014年12月1日 バズーカ流セクシーポールダンス大会開催!
第106回 2014年12月8日 続・訴えている人に聞いてみました
ライブ:RIDDIMATES
第107回 2014年12月15日 BAZOOKA!!!ヤング珍品鑑定!
第108回 2014年12月22日 第三回地下クイズ王決定戦!
解答者:HAYATO、篠原かをり
しみけん、渡辺徹、BAZOOKAオールスターズ
第109回 2015年1月12日 バズーカゆかりの人に聞く流行予想2015
ゲスト:都築響一D.O新垣隆しみけん
第110回 2015年1月19日 心肺停止からの生還!死後の世界を徹底解説
ゲスト:木内鶴彦 ライブ:奇妙礼太郎
第111回 2015年1月26日 徹底検証!タバコは本当に身体に悪いのか?
ゲスト:武田邦彦 ライブ:ニューロティカ
第112回 2015年2月2日 芸術?猥褻?エロティックアートの世界
ゲスト:会田誠、ライブゲスト:紅桜
第113回 2015年2月9日 話題騒然!訴えてる人に聞いてみました3
ライブ:a flood of circle
第114回 2015年2月16日 世界の電撃ネットワーク、バズーカ公演!
第115回 2015年2月23日 ライブ総集編 BAZLIVE MIXED-UP2
第116回 2015年3月2日 BAZOOKA!!!男塾 借金50億円に負けない男 村西とおる
ライブ:Y'S
第117回 2015年3月9日 禁断のおっぱいSP2
ゲスト:野田義治、村西とおる
第118回 2015年3月16日 ヤングのための珍品ワールド2
第119回 2015年3月23日 出場者発表!高校生RAP選手権完全ガイド
ゲスト:DARTHREIDER、ANARCHY、スチャダラパー
ライブ:ANARCHY
第120回 2015年4月13日 3時間一挙放送!第7回高校生ラップ選手権
第121回 2015年4月20日 柳沢慎吾のBAZOOKA!!!ジャック
第122回 2015年4月27日 タバコ推奨派VS嫌煙派!-SMOKE WARS 嫌煙派の逆襲-
ゲスト:磯村毅、武田邦彦津田敏秀、藤本祥和
第123回 2015年5月4日 知られざるアルコール依存症の恐怖
ゲスト:まんしゅうきつこ、高橋龍太郎
ライブ:水曜日のカンパネラ
第124回 2015年5月11日 俺の描く娘が一番エロいよアワード2015
パネラー:リブユウキ、たべ・こーじ、ディープバレー、おじょ
ゲスト:峰なゆか
第125回 2015年5月18日 世界的流行?よくわかるノイズ音楽の魅力
ゲスト:非常階段 ライブ:大友良英
第126回 2015年5月25日 虫ュラン?昆虫食グルメガイド!
ゲスト:内山昭一 VTR出演:篠原かをり
第127回 2015年6月1日 SMOKE WARS〜最後の聖戦〜
ゲスト:磯村毅、武田邦彦、津田敏秀、藤本祥和
第128回 2015年6月8日 タバコ推奨VS嫌煙第3弾!ついに決着!
ゲスト:磯村毅、武田邦彦、津田敏秀、藤本祥和
第129回 2015年6月22日 拳銃密輸王と呼ばれた男、その波乱の人生
ゲスト:金田仁 ライブ:myeahns
第130回 2015年6月29日 お化けの出てこない怖い話2015
ゲスト:村西とおる、近藤孝志、D.O、土肥ポン太
永田裕志、サラミ、小野浩章、太田芳子、北芝健
第131回 2015年7月6日 史上最強!第四回地下クイズ王決定戦!
解答者:丸山洋平、高野望、しみけん、
渡辺徹、BAZOOKAオールスターズ
第132回 2015年7月13日 高校生ラップ王者ニガリ、涙と笑の上京物語
ゲスト:GOMESS
第133回 2015年7月20日 もう一度逢いたい伝説の男!
ゲスト:チャールズ伊東 ライブ:Tariki Echo
第134回 2015年7月27日 唯一無二の漫談家、ケーシー高峰の遺言状
ライブ:BLOODEST SAXOPHONE feat.JEWEL BROWN
第135回 2015年8月10日 クレイジー演歌グランプリ
ゲスト:都築響一
第136回 2015年8月17日 祝還暦!喧嘩王シーザー武志
ゲスト:シーザー武志 ライブ:THE NEATBEATS
第137回 2015年8月24日 謎の格闘家・横山秀房VS芸人、大乱闘!
ゲスト:バッドボーイズ佐田
第138回 2015年9月7日 現代不良少女服飾入門
第139回 2015年9月14日 出場者発表!第8回高校生RAP選手権in大阪 直前完全ガイド
第140回 2015年9月28日 山田孝之が審査!おっぱいコレクション2015秋
第141回 2015年10月12日 話題騒然!第8回高校生ラップ選手権
第142回 2015年10月19日 ヴィジュアル系バンドバンギャの秘密の関係とは?
ゲスト:角川慶子 ライブ:ベッド・イン
第143回 2015年10月26日 BAZOOKA!!!青春グラフィティ 茨城ロックの全て
第144回 2015年11月2日 BLACK BAZOOKA!!!在日黒人の主張
ゲスト:ぶらっくさむらい、ジャン­、リロイ太郎、
ボビー・オロゴンオスマン・サンコン、ヨンコン(サンコン勇)、
ACE、ルビィ、チャールズ伊東
第145回 2015年11月9日 ハゲの主張とその主張
ゲスト:東国原英夫武藤敬司板東英二
坪倉由幸(我が家)、あっちゃん(ニューロティカ) ライブ:J-REXXX
第146回 2015年11月16日 トップAV男優・しみけんの正体に迫る!
ライブ:藤井洋平
第147回 2015年11月23日 第二回「セクシーポールダンス選手権」
第148回 2015年12月7日 ヤングのための落語ニュースクール柳家三三
ゲスト:立川吉笑桂三度九龍ジョー
第149回 2015年12月14日 欠損レディースポジティ部
義肢で活躍する女性達
第150回 2015年12月28日 史上最狂! 第五回地下クイズ王決定戦!
解答者:山本匡人、篠原かをり、しみけん、
田中正信、BAZOOKAオールスターズ
第151回 2016年1月2日 新春90分拡大SP ヤンチャな女ののど自慢3
第152回 2016年1月18日 全出し! おっぱいだらけのBAZOOKA!!!総集編
第153回 2016年1月25日 世界エロ遺産「秘宝館」に行こう!
ゲスト:妙木忍、都築響一 ライブ:LEARNERS
第154回 2016年2月1日 危険度MAX!ウイングスーツ飛行!
ゲスト:伊藤慎一 ライブ:SANABAGUN
第155回 2016年2月8日 解禁!パチンコ裏話
ゲスト:大崎一万発POKKA吉田 ライブ:JINTANA&EMERALDS
第156回 2016年2月22日 なべおさみの嘘か?本当か?信じられない話
ゲスト:なべおさみ、ライブ:LUCKY TAPES
第157回 2016年2月29日 緊急レポート 北星余市を救え!
第158回 2016年3月7日 伝説のキックボクサー立嶋篤史という生き方
第159回 2016年3月14日 陰謀論者だらけの事件簿2016
ゲスト:宇田川敬介、角由紀子、
ベンジャミン・フルフォード、リチャード・コシミズ
第160回 2016年3月28日 出場者発表!高校生RAP選手権完全ガイド
ゲスト:DARTHREIDER、MARIA(SIMI LAB)、
2WINOZROSAURUS
第161回 2016年4月11日 JOJO広重の占い階段
ゲスト:JOJO広重(非常階段) ライブ:松本都階段
第162回 2016年4月18日 BAZOOKA!!! 第9回高校生ラップ選手権 in大阪 3時間SP
第163回 2016年4月25日 そうだったのか! エロ都市伝説徹底解明の夜
ゲスト:澁谷果歩丸田佳奈
第164回 2016年5月2日 日本のTATOO問題を考える
ゲスト:十三花、佐藤亮平、寺川翔、D.O
渋谷彫雅・岸雅裕、吉田泉 ライブ:山嵐
第165回 2016年5月9日 オードリー若林と日本語ラップを学ぼう!
ゲスト:D.O、ANI(スチャダラパー) ライブ:5lack
第166回 2016年5月16日 国民的エロコスプレコンテスト
エントリー:御茶海マミ、雨宮留菜赤根京、加納ろく
第167回 2016年5月30日 BAZLIVE MIXED-UP3
ゲスト:ベッド・イン、LEARNERS、
BLOODEST SAXOPHONEfeat.JEWEL BROWN、
JINTANA&EMERALDS、玉手初美、SANABAGUN.、J-REXXX、
水曜日のカンパネラOZROSAURUS
MC☆ニガリ a.k.a.赤い稲妻&GOMESS、
ANARCHY、OMSB、藤井洋平、非常階段×大友良英×BAZOOKA!!!
第168回 2016年6月13日 天才野性爆弾川島の世界
第169回 2016年6月20日 天才!矢口の魅力が出るテレビ
第170回 2016年6月27日 Mighty Crownの就職しないで生きるには
ライブ:FIRE BALL
第171回 2016年7月4日 SHOUTAの一生の友達オーディション!
第172回 2016年7月11日 天才覆面アーティスト Rockin' Jelly Beanの素顔
ライブ:TEXACO LEATHERMAN
第173回 2016年7月18日 母に捧げるデスボイス
ゲスト:k(Deadman Walking)、みっき〜(G∀LMET)、
kacchang(Phantom Excaliver)、
アルプス(+桃尻東京テレビジョン+)、
ユダ(流血ブリザード)
第174回 2016年7月25日 カンパニー松尾 ボクと素人AVの30年
ゲスト:川上奈々美
第175回 2016年8月1日 第六回地下クイズ王決定戦!
解答者:高橋知之、吉田淳子、鈴木貴博、上野尚人、
BAZOOKAオールスターズ 他出演:しみけん、田中正信
第176回 2016年8月8日 第3回放送NG演芸
第177回 2016年8月15日 第10回高校生RAP選手権 MATCH UP!!SP
ゲスト:NAOTO(EXILE/三代目J Soul Brothers/HONEST BOYZ)、
DARTHREIDER
第178回 2016年8月22日 ○○な蔵出し映像SP※真木蔵人復帰
第179回 2016年8月29日 高校生RAP選手権とは何だ!SP
第180回 2016年9月26日 第10回高校生RAP選手権3時間SP
第181回 2017年1月9日 あの伝説のおっぱい企画がカムバック!
BEAUTY BUST 2017開催
第182回 2017年1月16日 やべきょうすけという男
第183回 2017年1月23日 マイノリティーの主張 〜大麻吸ってもいいんじゃない〜
ゲスト:前田耕一、福田一典、D.O
第184回 2017年1月30日 BAZOOKA!!! Magazaine
VTRゲスト:「性の喜びおじさん」こと岩下竜二、渕野由美
第185回 2017年2月6日 ダークサイドゼミナール/殺される前に知っておきたい10の殺人鬼
ゲスト:柳下毅一郎能町みね子、篠原かをり
第186回 2017年2月13日 俺のワイテク買って下さい
ゲスト:村西とおる、仙頭正教、髙木希奈、
クンニクマン、しみけん、藤原光博
第187回 2017年2月20日 大麻吸ってもいいじゃない 推奨派VS反対派
ゲスト:前田耕一、福田一典、D.O、船山信次、高濱良次
第188回 2017年2月27日 変な名前の演奏会
ライブゲスト:空きっ腹に酒あっこゴリラ、溺れたエビ!、
スライディングが普通の歩き方、クリトリック・リス
第189回 2017年3月6日 緊急特別企画!隠謀はなんでも知っている 2017
ゲスト:角由紀子、ベンジャミン・フルフォード、リチャード・コシミズ
第190回 2017年3月20日 第11回高校生RAP選手権in仙台直前SP
ゲスト:R-指定(Creepy Nuts)、臼田あさ美
酒井健太(アルコ&ピース)、KEN THE 390
MARIA(SIMI LAB
ライブゲスト:ちゃんみな
第191回 2017年4月10日 第11回高校生RAP選手権 2.5hSP
大会審査員:漢 a.k.a. GAMI、MARIA(SIMI LAB)、
鎮座DOPENESS、ACE、DOTAMA
レフェリー:HIDADDY
DJ:DJ KEN-BO
第192回 2017年4月17日 レッツ・信心!春の新興宗教ガイド
ゲスト:島田裕巳
ライブゲスト:SHAMANZ
第193回 2017年4月24日 BAZOOKA!!! DANG KONG(男根)ナイト
第194回 2017年5月1日 炎と爆破と流血と、麗しきデスマッチの世界
第195回 2017年5月8日 日本人が今読むべきヤンキー漫画BIG3
ゲスト:久田将義
第196回 2017年5月29日 インド仏教徒1億人の頂点に立つ男
ゲスト:佐々井秀嶺踊ろうマチルダ
第197回 2017年6月5日 BAZOOKA!!!文化遺産 ~今、エロ本を読もう~
ゲスト:黒沢哲哉
第198回 2017年6月12日 父の日スペシャル 私の父は、麻原彰晃
ゲスト:松本麗華
第199回 2017年6月19日 ヤンチャな女ののど自慢4
第200回 2017年6月26日 200回記念SP in マカオ

BSスカパー!版 第201回~第264回(2017年7月10日 - 2019年8月26日)

放送日 タイトル
第201回 2017年7月10日 BAZOOKA!!!流就職ガイド ~汁男優のススメ~
第202回 2017年7月17日 D.Oの今HIPHOPより熱いもの! 仮想通貨の世界
ゲスト:大塚雄介、D.O
変態紳士クラブ(WILLYWONKA×VIGORMAN)
第203回 2017年7月24日 ユーロビートパラパラ
ゲスト:都築響一、DJ BOSS、パラパラオールスターズ
第204回 2017年7月31日 緊急特別企画 BAZOOKA!!!新プロジェクト始動SP
第205回 2017年8月7日 第12回高校生RAP選手権 in MAKUHARI 直前SP
第206回 2017年8月28日 訴えてる人に聞いてみました2017
第207回 2017年9月4日 第12回高校生RAP選手権 2.5h SP
ゲスト:漢 a.k.a GAMI、鎮座DOPENESS、MARIA(SIMILAB)、
R-指定(Creepy Nuts)、DOTAMA、HIDADDY、DJ KEN-BO
第208回 2017年9月11日 第12回高校生RAP選手権 LIVEスペシャル
ゲスト:EINSHTEIN∓言×THEANSWER、
ちゃんみな、BAD HOP、
Creepy Nuts、NITRO MICROPHONE UNDERGROUND、
ANARCHY、AK-69
第209回 2017年9月18日 大人の観光ガイド!そうだ 売春島に行こう!
ゲスト:高木瑞穂
第210回 2017年9月25日 お化けの出てこない怖い話 2017
第211回 2017年10月16日 BAZOOKA!!!バンドSP
第212回 2017年10月23日 日本競馬 知られざる表と裏
ゲスト:藤田伸二
第213回 2017年10月30日 BAZOOKA!!!的文化人類学 ルーちゃんと野糞
ゲスト:ルーちゃん、伊沢正名
第214回 2017年11月6日 千眼美子の幸福のBAZOOKA!!! ~全部、やっちゃうね~
ゲスト:千眼美子
第215回 2017年11月20日 ベンジャミン・フルフォードの真実のBAZOOKA!!!
 ~Say Everything~
第216回 2017年11月27日 三度の飯よりスニーカーが好き!
俺たちスニーカージャンキー
ゲスト:KING-MASA、ニブンノゴ大川、
シソンヌ長谷川、デルピエロ石田
第217回 2017年12月4日 BAZOOKA!!!マイノリティーの主張 ポリアモリーという生き方
第218回 2017年12月11日 ジェニーハイの速報と新たなる挑戦
第219回 2018年1月22日 VIVA戌年! ラブリーワンちゃんコンテスト
美しいおっ◯いを持つ女性たちが生放送のスタジオで、
その自慢のおっ◯いを披露してくれます!
第220回 2018年1月29日 俺たちスニーカージャンキー2
ゲスト:シソンヌ長谷川、ニブンノゴ!大川
KING-MASA、デルピエロ石田
第221回 2018年月日 第13回高校生RAP選手権事前SP
ゲスト:KEN THE 390
第222回 2018年2月12日 あなたの知らない隠された予言
ゲスト:泉パウロ、角由紀子、キック(KICK☆)
第223回 2018年2月19日 小籔とくっきーと千鳥(生でフリートーク)
第224回 2018年3月12日 BAZOOKA!!!トライアウト
~ダイアンの頑張りをスカパー!上層部に認めさせる回~
ゲスト:ダイアン
第225回 2018年4月2日 高校生RAP選手権 総集編
第226回 2018年4月9日 天才!! 川谷絵音という男
ゲスト:川谷絵音
クリトリック・リス、吉本新喜劇ィズ、ジェニーハイ
第227回 2018年4月16日 第13回高校生RAP選手権
2.5H SP
第228回 2018年4月23日 今、知っておきたい日本刀の世界
ゲスト:前田日明町井勲美甘子お侍ちゃん
第229回 2018年4月30日 BAZOOKA!!! 俺たちの電マ
ゲスト:しみけん佐倉絆、ドクター松下、米澤孝文
第230回 2018年5月7日 レギュラー立候補シリーズ第2弾
ゲスト:とろサーモン
第231回 2018年5月14日 放送NG演芸2018
ゲスト:シソンヌどぶろっく紺野ぶるまガリットチュウ etc
第232回 2018年5月21日 生で完全フリートーク
第233回 2018年5月28日 有村くんと森脇くんの胸キュン映画
おじさんがときめいたっていいじゃない
ゲスト:有村昆森脇健児
第234回 2018年6月4日 BAZOOKA!!!流 Cool Japan
第1回国民的童顔巨乳コンテスト
ゲスト:篠崎愛清水あいり長澤茉里奈RaMu和地つかさ etc
第235回 2018年6月11日 米朝首脳会談直前SP

隠謀論者が語る、どうなる北朝鮮
ゲスト:ベンジャミン・フルフォード、リチャード・コシミズ、角由紀子

第236回 2018年6月18日 仮想通貨 実際のところどうなのNIGHT
ゲスト:KAZMAX、henashamp、渡邉哲也
第237回 2018年6月25日 絶滅危機!パチンコの本当の未来
ゲスト:大崎一万発POKKA吉田
第238回 2018年7月9日 俺たちスニーカージャンキー
エピソード3~非ナイキ派の逆襲~
ゲスト:有村昆アントニーかまいたち山内
グッドウォーキン上田デルピエロ石田ニブンノゴ!大川
第239回 2018年7月23日 森脇くんと徳永くんの胸熱電車
ゲスト:徳永ゆうき森脇健児
第240回 2018年7月30日 ジェニーハイが遂に初フェス
第241回 2018年8月6日 第14回高校生RAP選手権事前SP
ゲスト:KEN THE 3902WINアントニーBAD HOP
第242回 2018年8月20日 角由紀子という女
第243回 2018年8月27日 高校生スケボー選手権
ゲスト:小林俊太、伊佐風椰、小倉海童、岸海、清野玲良、戸倉万汰廊、根岸空、星野大喜、吉川楓
第244回 2018年9月3日 高校生スケボー選手権2
ゲスト:小林俊太、伊佐風椰、小倉海童、岸海、清野玲良、戸倉万汰廊、根岸空、星野大喜、吉川楓
第245回 2018年9月24日 第14回高校生RAP選手権 2.5HSP
【審査員】漢 a.k.a. GAMI、MARIA(SIMI LAB)、
DOTAMA呂布カルマT-Pablow
【レフェリー】HIDADDY
第246回 2018年10月15日 7周年SP in シンガポール
第247回 2018年10月22日 7周年SP in シンガポール 番外編
第248回 2018年10月29日 レディーのためのタトゥー入門
第249回 2018年11月12日 忘れてたまるか 山本"KID"徳郁
ゲスト:山本美憂
第250回 2018年11月26日 生で完全フリートーク
小籔、くっきー、千鳥、やべきょうすけ
第251回 2018年12月3日 仙頭正教presents 新宿歌舞伎町MADレジャーガイド
ゲスト:仙頭正教
第252回 2018年12月10日 にしくんという偉大なる小男
ゲスト:西晃平
第253回 2018年12月17日 陰謀論者のニュースそうだったのか!!2018
ゲスト:ベンジャミン・フルフォード、リチャード・コシミズ、
角由紀子、ジェイ・エピセンター
第254回 2018年12月24日 ジェニーハイSP
第255回 2019年1月7日 BAZOOKA!!! 総集編
第256回 2019年3月4日 第15回高校生RAP選手権 直前SP
第257回 2019年4月22日 第7回平成最後の地下クイズ王決定戦 前編

解答者:能町みね子、神保新、徳久倫康、蒲池和明、
BAZOOKAオールスターズ (鈴木貴博、千鳥、中嶋イッキュウ)
司会:小籔千豊、アシスタント:しみけん

第258回 2019年4月29日 第7回平成最後の地下クイズ王決定戦 後編

出演者: 同上

第259回 2019年5月6日 第15回高校生RAP選手権 2時間半SP
第260回 2019年5月20日 生で完全フリートーク
第261回 2019年6月3日 お化けの出てこない怖い話 2019
第262回 2019年6月17日 ザ・ヤバイ師匠 東と西の兵たち
第263回 2019年8月13日 第16回高校生RAP選手権 2時間半SP
第264回 2019年8月26日 兄さんこの手がありますよ BAZOOKA!!!最終回!

ABEMA版 シーズン1 第1回〜第20回(2022年6月4日 - 2022年10月29日)

放送日 タイトル
第1回 2022年6月4日 伝説のバラエティが復活!!平本蓮が全裸ロケ&高ラ特報
第2回 2022年6月11日 水原希子が女性専用「ハライキ」を調査 &高ラ特報
第3回 2022年6月18日 ヤンチャな男の女の「のど自慢」&高ラ決勝進出者が決定
第4回 2022年6月25日 高校生RAP選手権 大会本番直前SP
第5回 2022年7月9日 地下クイズ王決定戦!!社会不適合者のためのクイズの祭典
第6回 2022年7月16日 水原希子が人生初の歌舞伎町ホストクラブで赤面の連続
第7回 2022年7月23日 10文字の官能美 世界最短の極上エロス「10文字猥談」
第8回 2022年7月30日 【告発】映画界に蔓延る性加害の闇を本人が暴露
第9回 2022年8月6日 衝撃の怪演が続々!!エキストラNO.1決定戦
第10回 2022年8月13日 平本蓮ビビる!深夜のセクシー美女&謎のドロドロ犬探し
第11回 2022年8月20日 セクシー×大喜利 ピンクな妄想センスを競う大会
第12回 2022年8月27日 ギリギリアウト!?度を超えたセクシー&過激ネタの祭典
第13回 2022年9月3日 ガチ幽霊と遭遇!!!平本蓮が最恐心霊スポットロケ
第14回 2022年9月10日 禁断の地にカメラ初潜入 出没!ヤバ街ック天国in尼崎
第15回 2022年9月17日 超過激セクシーニットの祭典で脱少子化!!
第16回 2022年9月24日 【閲覧注意】中毒者だらけ…米政府に見捨てられた街に初潜入!
第17回 2022年10月8日 水原希子が大絶叫!セクシー現場を美人姉妹で生リポート
第18回 2022年10月15日 歌舞伎町浄化作戦!街に溢れる巨大害獣を捕獲せよ!
第19回 2022年10月22日 バイクのコールでカラオケ!?旧車を集めた夢の祭典が開幕!
第20回 2022年10月29日 水原希子&平本蓮ペアの初体験ロケを一挙出し

また、放送とは別にABEMAビデオ限定コンテンツとして「今週の陰謀NEWS」(第1回〜第9回。ABEMAプレミアム限定)・「JKラッパーKTちゃんのお悩み相談室」(第10回〜第20回。無料)を配信している。

ABEMA版 シーズン2 第1回〜第12回(2023年3月4日 - 2023年5月27日)

放送日 タイトル
第1回 2023年3月4日 決して手を出してはいけないドラッグが蔓延する街に潜入
第2回 2023年3月11日 “アゲ嬢”パワーで必勝祈願!平本蓮RIZIN応援企画
第3回 2023年3月18日 霊が首を絞める…平本蓮が最恐心霊スポットに潜入
第4回 2023年3月25日 ロケ中に捕まる…?歌舞伎町スカウト企画で緊急事態!
第5回 2023年4月1日 高校生RAP選手権 今からでもまだ間に合う直前SP!!
第6回 2023年4月3日 第18回高校生RAP選手権
第7回 2023年4月15日 歌舞伎町、芸能界の裏側…ディープすぎる闇の“ウソ”話
第8回 2023年4月22日 禁断!?エキストラのクセ演技×一流俳優 奇跡のコラボ
第9回 2023年5月6日 イタリアの美人 改造人間を調査!ヘビの舌&頭にツノ…
第10回 2023年5月13日 実録!!悪魔VSエクソシスト+平本蓮RIZINの裏側
第11回 2023年5月20日 瓜田純士という男!歌舞伎町で過激な半生を紐解く!
第12回 2023年5月27日 善か悪か!?大麻合法から1年のタイを実地調査

単行本

スタッフ

ABEMA版

  • ナレーター:山崎岳彦佐藤政道
  • <技術>
    • SW:橋本圭祐、岡田勇輝、横田将宏
    • CAM:濱川和人、渡邊晃、池田純哉、渡邊晃、中峯輝也、西阪康史、中村佳央、大庭純平、橋本圭祐、大塚貴明、井内智衣名、芝山栄一、高橋あかね、佐藤久美、坂井出俊也、中垣宏一、横田将宏、佐原陽平、芹澤秀徳、清田忠秀、小川経一、伊郷憲二、秋元辰也、村越勝利、竹下健太郎、平野善男、間野英利、関口翼
    • MIX:山田値久、藤岡絵里子、榊原大輔
    • AUD:中村宏美、榊原大輔、山元萌、瀧健太郎、金村陽多、宇野木俊宏、山本恵美、津田寛匡、川原颯介、山本翔翼、青山禎矢、浅野晴紀、渡辺真由、小美濃春菜
    • CA:田辺繭帆
    • VE:石野太一、中塚菜々子
    • UTL:牧野誠也、豊田沙恵、林蘭琦、川上令起、坪井翔太、有川実希、折笠萌々香、柴尾こと美
    • 照明:宮淳之介、ロション・ジュリアン・ジャック、吉川結美、高塚崚、米満優莉、野口翔矢
    • 編集・MA:ヌーベルアージュ
    • 音響効果:久留米勇介
    • グラフィックデザイナー:榛葉大介
    • エディター:岡村佳代子
    • 技術協力:NOUVELLE VAGUE
  • <美術>
    • 美術プロデューサー:森健彦
    • デザイン:今長和宏
    • アートコーディネーター:山口武治
    • 大道具製作:三瓶一美、安藤良弘
    • 電飾:岸和幸
    • 装飾:藤生由紀
    • アクリル装飾:國母淳一
    • 美術協力:フジアール
  • <制作>
    • 放送作家:大井洋一竹村武司、宇野コーヘー、高柳浩平
    • リサーチ:北野圭祐
    • プロデューサー:樫尾魁、荒川慧介、玉手佑弥、黒木智子、根ヶ山高弘、堀内愛
    • プロダクトマネージャー:鮫島由美子
    • 制作アシスタント:加藤朗紀子、石井結人
    • 宣伝:船曳健太、町田亜弥、清水里佳子、小山慶
    • 広報:吉澤容子
    • AD:大澤慶己、羽城陸、一ツ木圭介、小林さくら、太田陽向
    • ディレクター:久保基樹、二宮孝太郎、根ヶ山高弘、内田雅行、武部礼、瀧本卓、和田英智、溝口幹
    • 総合演出:武田治
  • 制作協力:CRANKY
  • 制作著作:ABEMA

BSスカパー!版

※2017年1月現在

  • 企画統括:赤松勇介(以前は編成→プロデューサー)
  • ナレーター:山崎岳彦
  • <技術>
    • TD:畠山直人
    • SW:佐藤大視
    • CAM:山下剛、田宮長昭
    • VE:塚本修
    • 音声:外崎光一
    • 照明:浅野陽一
    • PA:黒瀬知幸
    • 技術協力:FMT(2013年6月までFLT)、共同テレビ、サンフォニックス、デジデリック
  • 音響効果:Thee BLUEBEAT
  • CGデザイン:榛葉大介
  • CG送出:改裕介(デジデリック)
  • 編集:久島慎一、渡邊敏行
  • MA:峰紀雄
  • PHOTO:are U me?
  • TK:碓井香都子
  • <美術>
    • 美術プロデューサー:森健彦
    • デザイン:きくちまさと
    • 美術進行:山口武治
    • 大道具:安藤良弘
    • 大道具製作:三瓶一美
    • 電飾:岸和幸
    • 装飾:藤生由紀
    • 美術協力:フジアール
  • メイク:藤井陽子
  • スタイリスト:大西千晴
  • TITLE:Rockin' Jelly Bean
  • <スタッフ>
    • 構成:大井洋一、竹村武司、宇野コーヘー、今井健太
    • リサーチ:やまだゆみ
    • AP:小松翔一郎、鴇田梨乃
    • 編成:上田徹、渡部康弘
    • ディレクター:落合圭太、吉澤直樹、田中義巳、小原靖広、木坂優介
    • 演出:和田英智(以前はディレクター)
    • 総合演出:武田治
    • プロデューサー:森克彦、中村宏信(オフィスパンチョ)、牛越美羽
  • 制作:Mo-Green
  • 制作著作:スカパー!

過去のスタッフ

  • <スタッフ>
    • チーフプロデューサー:小松純也(元フジテレビジョン編成制作局バラエティー制作センター部長、現:共同テレビジョン)
    • プロデューサー:秋葉徹
    • 演出:岡宗秀吾
    • 構成:堀雅人、田中淳也町山広美
    • ディレクター:佐藤大輔、松本博樹、藤井敏嗣、岩田徹、佐々木堅人、吉田晃浩、八島崇行
    • AP→編成:江原晃子
    • AP:室谷幸恵、川原三穂、本山麻美
    • AD:三神優、黒澤曜
  • <技術>
    • TD:石黒義満
    • SW:村野哲也、小林知司
    • CAM:寺本和美、長谷川真也、磯前裕之、京田航
    • VE:磯沼亮太、神宮みほ
    • 音声:帯刀友美、酒井葉月、久馬邦一、和田啓之
    • 照明:須藤紀行、田部井利行
    • 楽器:松本勝利、島津哲也
  • <美術>
    • アクリル装飾:石橋誉礼
    • 電飾:田中信太郎
    • 装飾:金田幸宏
    • 植木装飾:藤原佐知子
  • メイク:谷川一志
  • スタイリスト:小倉正裕、Yoshino、倉富裕人
  • TK:槙加奈子、平野美紀子
  • 音響効果:フリーダム・オブ・ザック佳夢音
  • CG:工藤良平、齋藤宜之
  • CGデザイン:松下剛士
  • CG制作:近藤竜大(デジデリック)
  • 編集:永嶋晃

脚注

関連項目

外部リンク


バズーカ

(BAZOOKA!!! から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/11 20:41 UTC 版)

朝鮮戦争におけるM20スーパーバズーカ(左)とM9バズーカ(右)
89mm(3.5インチ)ロケット弾(画像上)と60mm(2.36インチ)ロケット弾(画像中段および下)

バズーカ英語: Bazooka)は、アメリカ合衆国で開発された携帯式対戦車ロケット弾発射器愛称である。

戦後アメリカから西側諸国に多数が供与され、携帯対戦車兵器の代名詞的にもなったため、以来同様の対戦車ロケット弾発射器や無反動砲を一般名詞的に「バズーカ」と呼ぶこともある(後述#創作世界における「バズーカ」参照)。

概要

主に装甲戦闘車両トーチカを攻撃するための兵器で、外見は無反動砲と非常に類似しているが、バズーカは弾体自身だけで加速・自力飛翔できる構造のロケット弾を撃ち出す「発射器(ランチャー)」であるのに対し、無反動砲は(砲身無しでは推進力にならない構造の)発射薬を備え、その燃焼ガスを一部後ろ向きに噴出することで反動を相殺する「砲」であるという点で異なっている[注 1]。 無反動砲同様、後方爆風(バックブラスト)が発生するため発射器の後方に物や壁があってはいけないことと、仰角を付け過ぎると射手後方の土砂などが吹き飛ばされ危険なこと、後方爆風によって巻き上がる土煙で射手の位置を容易に特定されてしまうなどの運用面の弱点が存在する。また、ロケット弾は発射と同時に後方に燃焼炎と燃え滓を噴射するのも難点の一つで、狭い場所では運用者と周辺の人員が負傷する恐れがあった。

ロケット弾発射器は同口径であれば砲に比べて軽量であり、手軽な反面、砲弾に比べて発射するロケット弾の初速が低く、装甲目標に対する貫通力に劣るという欠点があるが、初速の遅い砲弾でも高い装甲貫通力を発揮させる成型炸薬弾頭(HEAT)の実用化により、当時の戦車に対して非常に有効な歩兵用携行火器となった。

バズーカを持つボブ・バーンズ
ニューヨーク地方紙の一つ『The Evening World(英語版)』1919年9月3日号に掲載された記事
第一次世界大戦中、バーンズは海兵隊軍曹として海兵隊ジャズバンドを率いてフランスに赴き、戦前に考案していたバズーカも持参した

「バズーカ(Bazooka)」という愛称は、開発当時のアメリカで有名であった音楽コメディアンボブ・バーンズ英語版が愛用した自作の楽器に由来する。この楽器は1つの漏斗と2つのガスパイプを組み合わせた単純な構造の金管楽器で[注 2]、バーンズが著名なコメディアンであることに伴い、この“バズーカ”も著名だった。

第2次世界大戦中、兵士たちはM1A1及びM9のラッパ状に広がったデフレクター(吹き返し防止装置)の形状をこの楽器に見立て、“バズーカ(Bazooka)”と通称するようになった。

画像外部リンク
「バズーカ」を演奏するバーンズ
[1]

公式にバズーカ英語: Bazooka)の名称で呼ばれるものには、大きく分けて第二次世界大戦で使用された60mm(2.36インチ)口径型と、朝鮮戦争以降使用されるようになった89mm(3.5 インチ)口径型がある。アメリカ陸軍における正式な名称は各モデルともRocket Launcher(ロケット発射器)で、例えばM1バズーカの制式名称はRocket Launcher, Anti Tank, M1(M1 対戦車ロケット発射器)である。また、89mm口径型はスーパーバズーカ(Super Bazooka)の愛称でも呼ばれた。

アメリカ軍欧州戦域総司令官を務めたドワイト・D・アイゼンハワーは、“第二次世界大戦を勝利に導いた兵器”として、「原子爆弾」「C-47輸送機」「ジープ(ウィリスMB/フォードGPW小型四輪駆動車)」、そしてこのバズーカを挙げている[2][3][4]

開発

開発主任を勤めたレスリー・A・スキナー大佐
(1940年頃の撮影)

1942年陸軍武器科士官のエドワード・ユール中尉とレスリー・A・スキナー大佐(Leslie A. Skinner)が共同で開発した[5]。また、個人携行の対戦車ロケット発射器というコンセプト自体は第一次世界大戦中にロケット兵器の研究を行っていたロバート・ゴダード博士とクラレンス・N・ヒックマン英語版博士によって提唱されたものである。ゴダードは1920年代から別のプロジェクトに着手していたが、ヒックマンは国防研究委員会ロケット兵器部長として1940年代のロケット兵器開発を主導し、バズーカ自体の開発にも携わっている。

当時、第二次世界大戦の勃発に伴いアメリカ軍ではモンロー/ノイマン効果を用いた成形炸薬を弾頭に持つ歩兵用携行対戦車兵器の開発を進め、手榴弾小銃擲弾として開発されていた。しかし、これらは人間が手で投げるには少々重すぎ、小銃擲弾であっても対戦車兵器としては射程が短すぎる、という難点があり、また成形炸薬弾として最良の効果を発揮する状態で着弾させるのが難しい、という問題もあった。

世界で最初に製作された“チューブ式ロケット推進擲弾発射装置”の試作品、"ORIGINAL BAZOOKA"のグリップ部
"MAY 1942"と記されている他、ヒックマン、スキナー、ユールら開発チームのサインが書き込まれている

この問題に対して、スキナー大佐率いる開発チームは「小銃擲弾をロケット推進式とする」というアイディアを発案した。当初、このロケット推進擲弾はむき出しのレールに載せて発射する方向で構想されていたため、「射手がレールからロケット弾を取り落とさないように安定して構えるにはどのようなレール形状にするべきであるか」「ロケット弾を発射した際の噴炎からどうやって射手を防護するか」ということが問題であったが、ユールが「ロケット弾を弾頭直径と同じ内径を持つ鉄パイプに装填して発射する」という方法を思いつき、1942年5月、スクラップヤードに集積されていた廃材から「チューブ式のロケット推進擲弾発射筒」を製作、試作品の結果が良好であったことから、同年6月14日には正式な試作品であるT1が完成した。

開発チーム手製の試作品、およびT1を用いた1942年5、6月に行われた試験の結果、T1から発射する2.36インチ成形炸薬弾頭ロケット弾は、100ヤード(91.44m)の距離で3インチ(76.2mm)の装甲板を貫通することができ、即座に2.36 inch Rocket Launcher, M1として採用された。

運用

極めて単純で安価なこの兵器は、基本としては射手と装填手の2名により運用される。射手が発射器を肩に担いで構え、装填手が後部から弾頭の安全ピンを抜いたロケット弾を装填してロケット弾と発射筒を電気的に接続、発射準備が完了した後、装填手は後方爆風を浴びない位置に移動して射手の鉄帽を叩いて合図し、射手は最終的な照準をつけた後に発射する。装填を射手自身が行うならば、発射準備に時間を要するものの、射手単独でも運用可能である。

バズーカ使用時のための防護用顔面マスク(Protective face mask for bazooka)

発射すると筒口から飛翔していくロケットの燃えかすが射手の顔面に吹き付けるため、初期には発射時にはこれを避けるために射手にはガスマスク流用の防護用の面と手袋の着用が必須となっていた(後には顔面を覆うフェイスマスク付きゴーグルが弾薬に同梱されるようになった)が、改良されると筒先にデフレクター(吹き返し防止装置:初期にはラッパ状に広がった金網製のざる型のものが筒口近くに装着され、後には筒口そのものがラッパ状に広がった形状となった)が装備され、防炎装備がなくとも発射することが可能となった[注 3]

最初のモデルであるM1は1942年11月北アフリカチュニジアでの戦闘に投入され、以後、改良を重ねながらアメリカ軍の主力対戦車兵器の位置を確立することとなる。兵士が携行して使用する他、現地製作の二連装マウントに装着されてジープにも搭載されて用いられた。この他、小型の連絡観測機に2 - 4基をまとめた対地ロケット弾発射筒として搭載された他、海軍の小型魚雷艇PTボート)にも急造の6連装(3連装x2)マウントに搭載したものが対地/対艦艇装備として用いられている。

M1とM9の各種バズーカは第二次世界大戦で連合国各国に供与された。最も多数の供給を受けたのは自由フランス軍で、発射器11,350基が供給された。イギリス軍には2,100基以上(正確な数は不明)が供給され、英軍向けとは別にカナダ軍に170基が供与された。開戦後連合国に参加したブラジルへは約2,900基が提供され、中華民国へは2,000基が供与された。この他、ソビエトへのレンドリース品として約3,000基が送られたが、ソビエト軍ではバズーカに対して「不発の発生頻度が高く、対戦車ライフルに比べて信頼性が低い」との評価を下しており、大規模には使用していない[注 4]

その後、「バズーカ」と総称される対戦車ロケット発射筒は、アメリカ軍においてはより射程の長い大口径無反動砲対戦車ミサイル、もしくはより小型軽量なM72 LAWにその座を譲ってゆき、対戦車兵器としては1957年にはM18 57mm無反動砲およびM20 75mm無反動砲と共にM67 90mm無反動砲に更新されたが、M20は予備兵器として保有が続けられ、ベトナム戦争においても携行歩兵砲として少数ながら使用されていた。

第二次世界大戦後にはNATOを始めとした西側諸国にM9が主力対戦車兵器として多数が供給された。朝鮮戦争後、西側諸国に供給されたM20はその後も長らく使用されており、その多くは1970年代から1980年代にかけて、より新しい時代に開発された携行無反動砲や対戦車ミサイルに置き換えられているが、開発・生産されて半世紀以上が経過しているものの、21世紀に入ってもM20を第2線級装備もしくは予備兵器として保有している国は多数存在している模様である。

日本における運用

M9/M9A1で訓練を行う警察予備隊隊員
1951年の撮影
毎日新聞社『決定版 昭和史 第14巻「講和・独立 昭和26年-30年」』(1984年刊)から)

日本の陸上自衛隊においても、M9およびM9A1が警察予備隊の発足時に供与されている他、陸上自衛隊発足後にはM20A1B1が主力対戦車装備として本格的に導入され、M9およびM9A1は1960年代まで、M20は1980年代に入り後継の84mm無反動砲が導入されて置き換えられるまで運用されており、一部の部隊では2000年代に入っても予備装備としてM20の装備を継続していた。

使用国

各型

60mm(2.36inch)バズーカ

口径(ロケット弾直径)60mm(2.36inch)の“バズーカ”はM1からM18までの各種があり、第二次世界大戦中だけで本体:約477,128基[注 6](うちM9A1 277,819基)、ロケット弾:15,603,000発が生産された。

生産数の大多数はゼネラル・エレクトリック社によるもので、この他チェイニー・ビゲロー鋼線工業(Cheney Bigelow Wire Work)が約40,000基(全てM9A1、1944年6月から1945年5月まで)を製造した。

M1

M1 2.36インチ対戦車ロケット発射器
最初の量産型であるM1 発射器(後期生産型)とM6及びM10 2.36インチロケット弾
概要
種類 携帯式対戦車ロケット弾
設計・製造 ゼネラル・エレクトリック
性能
口径 60mm(2.36in
使用弾薬 M6 ロケット弾
装弾数 1発
作動方式 電池式電気発火式
全長
  • 1,370mm(54in) ※M1
  • 1,380mm(54.5in) ※M1A1
重量
  • 5.9kg(13.00lb) ※M1
  • 6.01kg(13.26lb) ※M1A1
  • ※ロケット弾非装弾時
    発射速度 毎分5発(手動装填・単発式)
    銃口初速 91m/秒(300ft/秒)※M6ロケット弾使用時
    有効射程 137.16m(150yd
    テンプレートを表示

    最初の量産型であるM11942年6月14日に制式化され、11月チュニジア戦線に投入された。発射するM6 対戦車ロケット弾は平均して3インチ(76.2mm)、最大で3.5インチ(88.9mm)の装甲板を貫通することができ、ドイツ軍装甲戦闘車両に対して高い攻撃力を示し、掩体壕や建造物に篭った敵兵に対しても高い効果を示した。対装甲/建造物攻撃用の他、発煙弾を発射して煙幕を展開するためにも用いられた。

    発火機構は電気着火式で、電源(バッテリー)を銃床(肩当て)の内部に収納する1.5ボルト Cセル形乾電池[注 7]2個とし[6]、紙製のケースに縦列直列で収納したものを接続する方式(合計出力 3ボルト)となっている。電池は即用のほか予備2個を銃床内に収納でき、計4個が付属していた[7][8]。なお、M1の生産中に使用する電池のメーカーが切り替えられたため、使用される電池も変更になり、規格は同じながらサイズ(直径)に差異が生じ、それまでの電池収納部の内径では「入れた電池が取り出せない」という問題が起きたため、M1A1では電池収納部の内径が若干拡大されている[9][注 8]。通電状態を確認するため、銃床の左側面には赤色パイロットランプが備えられている[注 9]。ランプはバッテリーとトリガー、およびトリガーとスイッチボックス/電極の間に並列に接続されており、トリガーレバーを握って押し込むことで回路が接続された際にバッテリーからの電流が正しく流れていると点灯する[7]

    電池を用いた電気式の着火機構ゆえ、電池が消耗していると使用できず、また短絡漏電が発生しているとロケット弾を装弾した瞬間に暴発してしまうため、使用マニュアルでは以下の手順、

    • 使用前には、パイロットランプが正常な状態であり、「トリガーを操作するとパイロットランプが十分な明るさで点灯する」ことを確認すること
    • 装弾する前には、必ず「トリガーを操作した時“のみ”パイロットランプが点灯する」ことを複数回確認すること
    • 装弾時にパイロットランプが点灯していないことを確認すること
    • トリガーに手を触れた状態で装弾動作を行わないこと

    を遵守することが指示されていた[10]。また、乾電池はその特性から低温環境では発揮電力が低下するため、

    • 華氏14°F(摂氏 -10℃)未満の温度では、乾電池が弱体化するため、発射が不可能になる
    • 上記のような低温環境で使用する場合は、バッテリーを発射筒から取り外し、発射直前まで保温する必要がある
    • 寒冷な気候では、バッテリーを服の内ポケットに入れて持ち運ぶようにすると、バッテリーを十分に暖かく保つことができる
    • 予備のバッテリーはポケットに入れて持ち運び、30分ごとに交換すれば、バッテリーの能力を常に十分な状態で発揮することができる

    という使用上の注意が記載されていた[11]

    着火機構の点検を終えたM1を射撃する際には、ロケット弾側面の安全ピンを外し、安全ピンと紐でつながれた弾尾の保護栓を引き抜き、ロケット弾を発射筒に挿入する。発射筒後部の上面にあるスイッチボックスを操作して射撃可能にして、トリガーを操作すると指令電流がロケット弾の弾頭から側面を経由して弾尾に伝わり、発射薬に点火される。

    M1の実戦での使用結果を受けて、1942年の末には使用するロケット弾と発火機構が改良されたM1A1が開発された。M1とM1A1の最大の識別点は発射筒のスイッチボックスの有無である。M1ではロケット弾を発射筒の後部から装填した後に発射筒後上部のスイッチを操作することにより、本体とロケット弾が電気的に接続され、指令電流がロケット弾の外面を伝わる構造であった。しかし接触不良や通電不良による不発が多発したため、-A1型ではロケット弾の弾尾から伸びるコードを発射筒後端上部、ロケット弾固定用クランプの前方にあるスプリング式電極に直接接続する方式に変更され[注 10]、スイッチボックスが廃止されている[注 11]。電極は左右に二個所あり、射撃姿勢に応じていずれかを選択できた。筒口には逆漏斗形の金網による吹き返し防止装置を装着し、「発射時には顔面を保護しないと発射したロケット弾の噴射炎を被ってしまう」という問題に対処した。この他、「厚い手袋を着用していると指を入れることができない」「携行時に安定して掴んで持ち上げられる部分がなく、背負うこともできない」という難点が報告されていたため、トリガーガードが大型化され、携行用のスリングを装着するための金具が装備されるようになった。

    1943年に入り、M1を使用した部隊から「ロケット弾が発射筒内で膅内爆発を起こす」という報告が多数寄せられたため、兵器局では原因究明に着手、「気温が高い状況ではロケット弾の推進剤が設計時の想定以上に急速に燃焼し、発射筒の内圧が限界値以上に上がることがある」「発射筒の肉厚が薄いために使用/輸送時もしくは製造段階から発射筒が歪むことがある」ことが主な原因であると結論され、M1A1では発射筒に用いる鋼材の材質を変更した他、中央部から後部にかけてワイヤーを密に巻いて補強する改修が加えられた。しかしこれらの改修は全体の重量を増すわりには効果が薄く、最終的には推進剤の改良と、発射筒の内径が適正値であることを確認する検査器具(ボアテストゲージ)の開発と配布で解決された。


    M1A11943年1月に制式化され、同年5月にはM1より生産が切り替えられ、同年7月から部隊配備された。M1は112,790基、M1A1は59,932基が生産された。

    M1、M1A1共に初期生産型と後期生産型があり、下記のように照準器の形状とフォアグリップの有無で区分できる。

    M1
    初期生産型
    枠型の前部照準器を持つ。左右両用となっており、照星が左右にある他、後部照準器は発射筒の上面に取り付けられており、左/右側どちらにも回転させて用いることができるようになっていた。枠型の前部照準器は発射筒の筒口を破損させないために保護する役目を兼用していた。フォアグリップあり。
    後期生産型
    前部照準器が枠型から左側のみの長方形(厳密には変形六角形)となり、後部照準器も左側のみの固定式となる。フォアグリップあり。
    M1A1
    前期生産型
    照準器はM1後期生産型に準じる。フォアグリップあり。
    後期生産型
    前部照準器の照星が4段階から3段階、最大300ヤードまでに変更され、3段式となる。後部照準器は門型から環孔型(ピープサイト)となった。フォアグリップ廃止。

    なお、吹き返し防止装置は「照準器の視界を阻害するので邪魔になる」と装着せずに使用する例も多かったため、これの有無をもって型式を識別することには注意が必要である。

    また、試作型含めM1の初期生産型には固定式の二脚が用意されていたが、かさばる上に重くなるとして不評で、実戦で使用されているものに装着されている例はほとんど存在していない[12]

    M9

    M9 2.36インチ対戦車ロケット発射器
    M9
    概要
    種類 携帯式対戦車ロケット弾
    設計・製造 ゼネラル・エレクトリック/チェイニー・ビゲロー鋼線工業(Cheney Bigelow Wire Work)
    性能
    口径 60mm(2.36in
    使用弾薬 M6A1/M6A3 対戦車ロケット弾
    装弾数 1発
    作動方式 電磁誘導式電気発火式
    全長
    • 1,550mm(61in)
    • 800.1mm(31.5in)※携行状態
    重量
  • 6.87kg(15.14lb)※M9
  • 7.2kg(15.87lb)※M9A1
  • ※ロケット弾非装弾時
    発射速度 毎分4 - 5発(手動装填・単発式)
    銃口初速 85.34m/秒(280ft)※M6A3ロケット弾使用時
    有効射程 137.16m(150yd
    テンプレートを表示

    M1A1を空挺部隊向けに発展させたもので、全体を2分割可能な構造として携行時の全長を約半分に短縮できるようにし、銃床(肩当て)がM1の木製から板金製のスケルトン型となったことが外見上の大きな特徴で、銃床の前方が立射・膝射など向けの高姿勢用、後方が伏射向けの低姿勢用とされた。作動面では、「気温が低いとバッテリーが弱るため充分な電力が供給されない」「肩当て(バッテリー収納部)が水を被るとバッテリーがショートして使用不能になる[注 12]」という問題に対応するため、着火装置をバッテリーを電源とするものから電磁誘導を利用した簡易発電装置に変更した。発電装置はトリガーグリップに内蔵され、安全装置兼用のスイッチがグリップの背面に備えられている。M1A1の金網製吹き返し防止装置は廃止し、発射筒口をラッパ状にして吹き返し防止形状とし、発射筒の全長が長くなったことで、ロケット弾の推進剤の燃焼が発射筒内でほぼ完了するようになり、ロケット弾が発射筒口から飛び出した際の吹き返し量も大幅に減少した。分割構造となったことに伴い、照準器はM1の照星/照門式からグリップ後方に照尺式のものが装備される形式に変更されている。

    M9は1942年11月より開発が開始され、試作型のT21/T21E1/T21E2を経て1943年6月2.36 inch Rocket Launcher, M9として制式採用され、同年10月から生産が開始された。部隊配備は翌年からに遅延したものの、1944年6月ノルマンディー上陸作戦において空挺部隊に先行配備され、同年8月から本格配備が開始された。M9は空挺部隊のみならず一般部隊向けにもM1/M1A1の更新用として配備された。なお、対戦車部隊だけではなく一般部隊に広く配備するための管理・予算上の都合から、M9よりは制式名称から"Anti Tank",“対戦車”の語が外されている。

    前述のM1における発射筒の変形問題を受け、制式化間もないM9においても分割式の発射筒の強度と精度を向上させるため、分割構造を改良[注 13]、後部筒の構造を強化するためにワイヤーを巻いて補強する改良を施した"M9E1"も開発され、1944年4月に制式採用されてM9A1として同年8月から部隊配備が行われた。このほか、M9A1では照準装置を金属製折畳式のT43から光学式のT90とする仕様変更が行われている[注 14]

    1945年5月までに、M9は26,087基、M9A1は277,819基が生産された。

    使用するロケット弾はM1A1に引き続いてM6A1が用いられたが、M6/M6A1の尖頭形状の弾頭は硬い物体に命中すると跳弾を起こしやすく、特に戦争後半に入り実戦投入された、避弾経始に優れた傾斜装甲を持つドイツ軍のパンターIV号駆逐戦車といった新型戦車に対しては効果が著しく減じられる、という指摘が多くあったことから、弾頭形状を尖頭形から円頭形に変更、更に「輸送時や装填時に破損しやすい」との指摘が多かった露出形の安定翼を外周を覆った円筒型に変更した新型成形炸薬弾頭ロケット弾、M6A3が開発され、1944年9月から配備された。M6A3は-A1に比べて初速が多少低下したものの、装甲貫通力は最大4インチ(101.6mm)に向上している。

    M18

    M18 2.36インチ対戦車ロケット発射器
    概要
    種類 携帯式対戦車ロケット弾
    設計・製造 ゼネラル・エレクトリック
    性能
    口径 60mm(2.36in
    使用弾薬 M6A3/C 対戦車ロケット弾
    装弾数 1発
    作動方式 電磁誘導式電気発火式
    全長
    • 1,536.7mm(60.5in)
    • 800.1mm(31.5in)※携行状態
    重量 4.672kg(10.3lb)※ロケット弾非装弾時
    発射速度 毎分4 - 5発(手動装填・単発式)
    銃口初速 82.3m/秒(270ft)※M6A3/Cロケット弾使用時
    有効射程 137.16m(150yd
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    M9A1を基に各部の設計を見直し、本体を鋳造アルミニウム合金製としてM9A1より5.57lb(約2.53kg)軽量化した更なる改良型。M9A1に比べ、材質の変更に伴い分割して運搬する際により安定して固定できるように金具の位置と形状を変更したことと、肩当ての形状がM9の2段カーブ型からアーチ型となっていることが外観上の特徴である。

    M18は材質の他は発射筒後端の噴出口のガードが鋼線を組み合わせたスケルトン形から砲口の吹き返し防止装置と同じラッパ状の形状となった他はM9A1とほぼ同一の構成・構造で、携行時に中央部で分割できることも同様だが、照準器の装着法を改良し、M9では上下に動く横型の照尺式であったものがM18では前後に動く縦型に変更され、照準器を折り畳むための可倒軸が調整可能なものとなり、左右方向の照準調整が可能となった。照準器自体はM9A1と同じT90光学照準器がそのまま使われているが、ゴム製のアイピースが追加されている。また、M1で不評であったことからM9では廃止された二脚が再び用意されており、M18用のものは必要に応じて脚長の伸縮と折り畳みができるようになっていた。

    ゼネラル・エレクトリック社により当初は“M9E2”の名称で開発され、後にT90に改称されて1945年4月に“Rocket Launcher,M18”として制式化された。同年春から部隊配備が開始される予定であったが、本格量産に入る前に欧州戦線が終結し、太平洋戦線向けに配備先が切り替えられたもの、発注は1,000基で打ち切られ、500基が生産され350基が部隊配備されるに留まった。

    1944年7月11月に第704戦車駆逐大隊において行われた、鹵獲ドイツ戦車各種に対するアメリカ軍装備火砲の実射実験の結果、改良型のM6A3であってもドイツ軍の新型戦車に対しては威力不十分であり、パンターティーガーIの正面装甲を貫くことは難しかった。これを受けてM9およびT90(M18)向けに更なる威力向上型のロケット弾が開発され、炸薬をペントライトに変更したM6A3/C(“C”は“Composition”.「混合爆薬」を示す)成形炸薬弾頭ロケット弾が完成し、装甲貫通力は最大5インチ(127mm)にまで向上したが、最終的には大口径の新型“バズーカ”を開発することが決定されている。

    2.36インチロケット弾 各種

    M6 HEAT
    最初の量産型。
    M6A1 HEAT
    発火方式を電気コードによる直接接触式に変更した型。
    M6A2
    既に生産されたM6の発火方式を-A1と同じものに改造した改装型。
    M6A3 HEAT
    弾頭形状を尖頭形から円頭形に変更、露出形の安定翼を外周を覆った円筒型に変更した型。
    M6A3/C HEAT
    M6の炸薬をペントライトに変更した型。
    M6A4 HEAT
    M6A3/Cの信管を改良した型。
    M6A5 HEAT
    M6A4の推進剤の成分を変更し、安全性を向上させた型。
    M7 訓練弾
    M6の訓練弾頭(炸薬なし)型。
    M7A1 訓練弾
    M6A1の訓練弾頭型。
    M7A2 訓練弾
    既に生産されたM7の発火方式を-A1と同じものに改造した改装型。推進剤を撤去して発火機能のない取り扱い訓練弾(ダミー弾)としても使用された。
    M7A3 訓練弾
    M6A3の訓練弾頭型。
    M10 WP
    白燐発煙剤を用いた発煙弾型。軽度な焼夷弾としての効果もあった。
    T27
    M10の発煙剤をヘキサクロロエタン(六塩化エタン)に変更した型。1944年に開発されたが、量産されなかった。
    T31
    M10の焼夷弾頭型。
    M26
    M10A2を基に開発された化学弾頭型。ホスゲンガスを充填した弾頭を持つ。開発・生産されたものの前線部隊への配布はなされなかった。

    89mm(3.5inch)バズーカ

    M1及びM9の2.36インチ(60mm)バズーカは実戦において高い有効性を示したが、ドイツ戦車により装甲の厚いものが投入されるようになったことから、より威力の大きい物が求められた。ドイツ軍がM1をコピーして口径を拡大したパンツァーシュレック(後述「#ドイツ軍による模倣」参照)を鹵獲したものと比較した結果、口径拡大の有効性が実証されており、口径を3.5インチ(89mm)に拡大したものが要求された。

    3.5インチバズーカは上述の要求に基づいたものとしてM20が制式化されたのみだが、試作品としては弾倉を備えて連射を可能とした、M25“三連射バズーカ”が開発されている。

    M20“スーパー・バズーカ”

    M20 3.5インチ対戦車ロケット発射器
    概要
    種類 携帯式対戦車ロケット弾
    性能
    口径 89mm(3.5in
    使用弾薬 M28 対戦車ロケット弾
    装弾数 1発
    作動方式 電磁誘導式電気発火式
    全長 1,524mm(60in)
    重量
    • 6.49kg(14.3lb)※M20A1
    • 5.90kg(13lb)※M20A1B1
    ※ロケット弾非装弾時
    発射速度 毎分4発(手動装填・単発式)
    銃口初速 100m/秒(33yd/秒)
    有効射程
    • 274.32m(300yd)※静止目標
    • 182.88m(200yd)※移動目標
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    2.36インチ(60mm)バズーカの口径拡大型の開発要求に対して、M9の改良型であるT90(制式化されM18となる)の基本設計をほぼそのままに、口径を3.5インチ(89mm)に拡大したものが開発された。1944年の後半には設計が終了、1945年の初頭にはT74の名称で試作品が完成したが、程なく戦争が終結したため、同年10月にM20として制式採用されたものの、量産は行われず、試作のみで開発計画は一旦打ち切りとなった。

    T74(M20)はT90と同じく本体にアルミニウムを用いたため、大口径化されたにもかかわらず重量はM9とほぼ同等であり、新開発のM28 3.5インチ成形炸薬ロケット弾を用いて最大で11インチ(約280mm)の装甲貫通力を発揮できた。

    朝鮮戦争において、第二次世界大戦中にはドイツ重戦車に対し多くの戦果を挙げたはずの2.36インチ(60mm)M9バズーカは、T-34-85に対する攻撃で十分な効果をあげられなかった。原理的にはM9バズーカの使用するM6A3対戦車ロケット弾にはT-34装甲を充分に貫通する能力があったはずで、「確かに命中しているのに撃破できない」「命中しても装甲表面で弾かれる」「複数発を命中させても敵戦車が平然と行動している[13]」という例が多数報告され[注 15]、この事実は米軍首脳に大きな衝撃を与えた。

    この原因については、大戦後5年が経過した在庫のロケット弾の炸薬が劣化していた[13]、あるいは、2.36インチロケット弾の成形炸薬弾頭はT-34の装甲を貫通する能力はあったとしても車内の人間や設備に損害を与えるには加害範囲が小さかったなど、いくつかの説がある。この事態に際し、試作のみで計画中断とされていたM20が取り急ぎ製造され、教育部隊への先行配備すら中止して全数が朝鮮半島へ急遽空輸された。

    こうして急遽投入されたM20は1950年7月の“大田の戦い”の中、7月20日の戦闘で初めて実戦で使用され、同日に発生した大田市街戦においては、アメリカ陸軍第24歩兵師団師団長ウィリアム・F・ディーン少将が、自らM20を担いで対戦車戦闘を行い、兵士たちに新兵器の威力を示したという逸話が残っている[14]

    M20の投入により、米韓連合軍はようやくまともな対戦車戦闘が行えるようになり[注 16]、M20は米韓連合軍にとって唯一のT-34を撃破しうる対戦車兵器として活躍した[注 17]。開戦当初大きな脅威であった共産軍戦車は、1950年9月後半のソウル攻防戦の頃には「部隊の中で誰が一番多く撃破できるか」の賭けの対象でしかない」と言われる程までに脅威度が低下していた[15]

    朝鮮戦争においては共産軍側も鹵獲した2.36インチ M9/3.5インチ M20の両バズーカを使用しており、これらは国連軍戦車にとって大きな脅威となった。中華人民共和国は鹵獲したM20をリバースエンジニアリングして国産化も行っている。

    M20は原型のM20の他、発射筒本体とその構成部品を鋳造アルミニウムの一体成形とし約1ポンド(453.6グラム)重量を削減した軽量型のM20B1[注 18]、「着火コード接続用の電極が露出式のため、汚損や破損が多い」という問題に対処するため、ロケット弾の発火機構をM1バズーカの初期型と同様に装填後に発射筒後端上部のスイッチを操作することにより本体とロケット弾が電気的に接続される構造に変更し、分割部の構造を強化、発射筒中央部にあった二脚および肩当ての前部にある単脚を廃止したM20A1が朝鮮戦争停戦後の1952年から生産されている。既存のM20B1も発火機構を-A1と同方式に改造する改装が行われており、改装された-B1にはM20A1B1の制式名称が与えられている。M20および-B1に対し、-A1および-B1A1は、発射筒後端上部にレバー付きのスイッチボックスがあることで識別できる。

    なお、発射筒の前半部分は各型で共通のため、M9で問題となった「型が違うと部品が共用できず、前線補給処レベルでの修理に難がある」という点を解消していた[注 19]

    M25“三連射バズーカ”(M25 Three Shot Bazooka)

    M25

    M20を基に、後筒部分に次発装弾装置と3連弾倉を装備して連発が可能にしたもので、1951年に制式化、“Three Shot Bazooka”(三連射バズーカ)の名称で呼ばれた。

    後筒部を二重化し、上部に装着した弾倉から次弾をレバー操作で内筒を開閉して装弾することにより毎分8 - 10発(弾倉交換時間を含む)の連発射撃が可能で、従来のバズーカが単発・手動装填のために連続射撃が難しい点を解決するものとして期待されたが、複数の予備弾を収めた弾倉を装着した状態では総重量が40kgに迫るものとなり[注 20]、人間が肩担することが難しいものとなった。

    このため、運用には専用の三脚(重量40ポンド(18.16kg)と3名以上の要員が必要となり、「携帯式対戦車兵器」とは分類し難いものとなった。同じく大型大重量で肩担が不可能なM40 106mm無反動砲に比べれば軽量なものの、威力で劣るにもかかわらず運用面での優位性がないことから、兵器としての存在意義が疑われるものとなり、更に、実用試験の結果、従来のものを人力で手動装弾することに比べてさほどの速射性が発揮されないこと、実射実験中に連続射撃を行ったところ、装填部の過熱により弾倉内の次弾が暴発する事故が起きたことから、制式化され1,500基が生産されたものの、部隊配備は行われず、試作のみで計画終了となった。

    M25は実用試験の一環として朝鮮戦争で試験的に運用されたが、実際に実戦で使用されたかについては不明である。

    M24 対戦車地雷装置(M24 antitank mines)

    地雷”の名称だが、89mm(3.5inch)バズーカの対戦車ロケット弾を利用した対戦車トラップの一種で、M28ロケット弾、M134発射筒、M61発火装置、及びM2トラップワイヤーと射角調整装置で構成される。バズーカ用のロケット弾を単独で使い、ありあわせの電線と乾電池で遠隔発射するという運用方法は、M1が登場した時点ですでに存在していた。

    トラップワイヤーを仕掛け、発射筒の射角を調整した後にロケット弾を装填、発火装置にロケット弾からの撃発ケーブルとトラップワイヤーを接続することによって設置される。目標となる車輌がトラップワイヤーを踏むか切断することにより、事前に調整された方向(発射筒の向けられている方向)にロケット弾が発射されて目標に向かって飛翔する。射程は約30mで、手動によって作動させることも可能である。

    1961年から開発され、1968年11月に制式化された。約50,000セットが生産され、少数がベトナム戦争において特殊部隊によって使用された。1990年代には予備兵器とされ、以後は耐用年限が過ぎたものから順次処分されているが、2000年代でも少数がまだ保管されている他、アメリカの同盟国に供給されたものは装備が継続されている模様である。

    3.5インチロケット弾 各種

    M28 HEAT
    • 全長:23.55 インチ(598.2 mm)
    • 重量:9.0 ポンド(4.08 kg)
    • 弾頭重量:4.54 ポンド(2.08 kg)
      • 炸薬量:1.88 ポンド(0.85 kg) コンポジションB 爆薬
      • 信管:M404 着発式瞬発信管
    M28A1
    M28の尾部安定翼の形状を変更した改良型。
    M28A2
    M20A1/M20B1A1の開発に伴って着火方式を変更した型。
    M29 訓練弾
    M29A2 訓練弾
    • 全長:23.55 インチ(598.2 mm)
    • 重量:8.96 ポンド(2.06 kg)
    • 弾頭重量:4.65 ポンド(2.11 kg)
      • 炸薬量:無炸薬
      • 信管:M405 訓練信管
    M29A1
    M29の尾部安定翼の形状をM28A1と同じものに変更した改良型。
    M29A2
    M20A1/M20B1A1の開発に伴って着火方式を変更した型。  
    ※M29は推進剤を撤去して発火機能のない取り扱い訓練弾(ダミー弾)としても使用された。
    T127E2
    • 全長:23.55 インチ(598.2 mm)
    • 重量:8.96 ポンド(4.06 kg)
    • 弾頭重量:4.47 ポンド(2.23 kg)
      • 炸薬量:2.33 ポンド(1.06 kg) 白鱗発煙剤
      • 信管:M404 着発式瞬発信管
    M30(T127E3)
    M20A1/M20B1A1の開発に伴って着火方式を変更した型。
    M35
    信管を圧電素子型のM308に変更し、弾頭の形状と装薬(固体ロケット燃料)を改良した改良型。
    新型信管により作動の確実性が向上した他、弾頭の装甲貫通力も約25%向上している。固体燃料の燃焼効率が向上し、低温下における性能低下と不発の可能性を大幅に減少し、飛翔速度も約30%向上している。

    なお、これらの3.5インチロケット弾は、発射筒の着火方式が変更される前と後では互換性がなく、弾体からのコードを発射筒本体の電極端子に接続して用いるM20/M20B1用のロケット弾を、弾体の電極に発射筒の電極を直接触させる方式に変更されたM20A1/M20B1A1に用いることはできない。また、M35には着火用のコードが存在していないため、M20/M20B1に用いることはできない。

    この他、T265の名称で、外寸3.5インチの内筒を介して用いる、弾体直径1.06インチ(27mm)の小型ロケット弾も開発された[16]。これは4枚の安定翼を持つ小型のロケット弾で、実弾射撃訓練専門に用いられ、実弾射撃訓練のコストを削減すると共に、訓練用の弾薬消費が前線への弾薬供給に影響を与えることを懸念してのものであったが、実戦で使用する3.5インチロケット弾と同様の手順で弾体を装填することができないために訓練用として不適格と評価され、少数が使用されたのみに終わっている[16]

    ドイツ軍による模倣

    ドイツが鹵獲品を模倣し口径を拡大した“パンツァーシュレック”

    ドイツ国防軍は北アフリカ戦線で鹵獲したM1バズーカと60mm対戦車ロケット弾を元に8.8cmロケット弾開発を行い、1943年にこのロケット弾を使用する対戦車兵器Raketenpanzerbüchse 43/54、通称“パンツァーシュレック”(Panzerschreck:「戦車の脅威」の意[注 21])が開発・生産され、東部戦線ではT-34を撃破する威力をみせた。

    また、同口径で基本設計の同じ8.8cmロケット弾を使う車輪付きの牽引式対戦車ロケット砲、8.8 cm Raketenwerfer 43(後にRaketenpanzerbüchse 43に改称)、通称“プップヒェン”("Puppchen"=お人形ちゃん、の意)も開発・生産された。

    パンツァーシュレックとプップヒェンのロケット弾はM1バズーカよりも大型で、これらは成形炸薬弾の貫通力が口径に比例する法則の通り、口径60mmのM1バズーカより強力だった。なお、ドイツ軍の使用したもう一つの代表的な携帯式対戦車兵器であるパンツァーファウストロケットランチャーではなく、無反動砲に分類される兵器で、バズーカとは発射原理が全く異なる火器である。

    創作世界における「バズーカ」

    世間一般におけるバズーカへの認識は、前述したような「特定の形式の携帯式対戦車ロケットランチャー」のことではなく、単に「携帯して射撃できる口径の大きい砲」の一般名称である場合が多い。そのためか漫画やアニメなどの創作世界では、バズーカと称される火器から発射されるものは無誘導ロケット弾に限らず、砲弾ミサイル・ビームなど多岐にわたっている。

    また、現実のバズーカは重量や運用思想、技術的問題などから単発単射式で、類似する携帯式対戦車ロケットランチャーも発射機使い捨て型と発射機再利用型に分かれるものの、みな単発単射式で、少なくとも現代までの現実世界においては連発連射式のものは開発段階で挫折を余儀なくされた。創作世界で使用されている架空のものは演出上、弾倉(ビームなどを使用しているものはエネルギーパックなどといった名称が設定される)を使用する、あるいはそれすらなしで連続発射が可能となっている場合が多い。また、重量面でも走りながら片手での保持射撃が可能なほど軽量化されており、発射時の反動や噴射炎による二次被害もあまり描写されない。

    登場作品

    映画

    7月4日に生まれて
    ベトナム戦争に派遣されたアメリカ海兵隊員がM20A1(もしくはM20A1B1)を携行する。
    オースティン・パワーズ:デラックス
    M20A1(もしくはM20A1B1)が登場。宿敵ドクター・イーブルを追って1969年にタイムトラベルした主人公オースティン・パワーズを襲った殺し屋のジョーが、投げナイフ、サブマシンガンでの銃撃をいずれも彼の仲間の女をオースティンが盾にしたことでことごとく失敗した末、女から「バズーカを使え」と言われて3度目に取り出した武器がM20である。しかし、なぜか中々死なない女を再び盾にしたオースティンによってロケット弾は女に命中し、爆発の拍子でオースティンを窓から落とすものの再び女を地面とのクッション同然に使われて転落死にならず、ため息をついてから再びサブマシンガンでの銃撃をやり直すという壮大なギャグシーンとなっている。
    ウインドトーカーズ
    クリスチャン・スレーター演じる"オックス"アンダーソン軍曹サイパンの戦いのシーンでM1を使用。
    グリズリー
    M1がクライマックスで巨大グリズリーに対して使用される。登場するものは撮影用に製作されたレプリカであり、実物に比べると短く小型のものになっている。
    作中では登場人物の一人がベトナム戦争に従軍し際に持ち帰っていたという説明がなされているが、実際のベトナム戦争でM1が使用されたという記録はなく、南ベトナム軍に対する供与兵器としてもM1は用いられていない。
    史上最大の作戦
    アメリカ軍上陸部隊および空挺部隊がM20を使用。
    作品の舞台は第二次世界大戦なのでM20が登場することは時代的におかしいが、撮影用にM9を準備できなかったため、M20で代用されている。
    地球へ2千万マイル』(『金星怪獣イーマの襲撃』)
    クライマックスのコロッセオでの戦闘で軍がイーマ攻撃に使用。M20が登場しているが、本来の形状と異なる防盾が装着されている。
    『鉄路の戦い』
    レジスタンスドイツ軍軍用列車攻撃に使用。
    パリは燃えているか
    自由フランス軍部隊がM9を使用。
    プライベート・ライアン
    M1A1が登場。物語中盤でマット・デイモン演じるライアン一等兵Sd Kfz 251 半装軌車撃破するのに用いる他、クライマックスの市街戦トム・サイズモア演じるホーヴァス軍曹が使用。ドイツ軍自走砲を撃破し、ティーガーI重戦車を攻撃するが、重装甲に弾かれる。
    ブラザーフッド
    韓国軍兵士がM20B1を使用。
    ポリス・ストーリー3
    麻薬王チャイバの手下がM1A1をタイ将軍の私設キャンプに対して撃ち込む。
    鷲は舞い降りた
    米軍レンジャー部隊がM20B1を使用。
    作品の舞台は第二次大戦なのでM20が登場することは時代的におかしいが、M9の代用としての登場である。
    ワンス・アンド・フォーエバー
    冒頭のフランス軍ベトミンの戦闘でベトミンがM1A1を使用。

    テレビドラマ

    帰ってきたウルトラマン
    M20がMATの対怪獣用兵器、マットバズーカとしてしばしば登場する。
    シルバー仮面ジャイアント』
    『帰ってきたウルトラマン』と同じ物と思われるジープ搭載のM20が、銀色に塗られて登場する。
    ザ・パシフィック
    M1A1が第5-7話のペリリューの戦いと第8話の硫黄島の戦いで登場。
    特攻野郎Aチーム
    シーズン3-5にM9(もしくはM9A1)およびM20が登場。
    バンド・オブ・ブラザース
    M1A1およびM9(もしくはM9A1)が登場。M1A1は第1話の訓練シーンと第3・4話に、M9は第10話に登場。対戦車兵器としての他、第10話では、道路上の障害物を爆破撤去するために爆薬を離れた位置から点火するために用いられる。
    『プライベート・ソルジャー』
    M9A1が登場。
    『ラットパトロール』
    M9(もしくはM9A1)およびM20が登場。

    漫画・アニメ

    キューティーハニー
    アニメ版でパンサークロー団員が使用。OPで発砲するほか、本編でも使われている。
    シティーハンター』『エンジェル・ハート
    「C.H.」ではM20と思しき"バズーカ(砲)"が作中に度々登場。特に、主要登場人物である槇村香と海坊主(伊集院隼人)の使用火器として、作品を代表する武器の1つとなっている。
    また、「A.H.」では設定が異なるが海坊主(こちらでは黒人ファルコン)が2本同時に担いでいたり、武器庫に保管されていたりRPG-7(ドラマ版)やアサルトライフル(アニメでは青龍部隊との戦闘で)と一緒に所持していたこともある。
    ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?
    作中(アニメ版では第5話)に登場する架空のFPS、『ULTRA FORCE』のゲーム内武器としてM1が登場。
    放課後アサルト×ガールズ
    第8話にてM9A1をハルカが使用し、機関銃座を粉砕している。第13話ではV号戦車パンター履帯を破壊して到着を遅延させ、第16話ではV号戦車その物を撃破しているが、弾頭が尖頭型のM6A1であるからか、傾斜装甲で弾かれるなど、仕留めるのに4発を要しており、単行本第5巻表紙にて、ハルカの「私のせいじゃない! 弾が悪いんだ!」との跳弾に関する突っ込みが入れられている。

    ゲーム

    コール オブ デューティシリーズ
    CoD:UO
    キャンペーン、マルチプレイでM9A1を使用可能。
    CoD2:BRO
    キャンペーンにM9A1が登場し、ドイツ軍戦車ハーフトラックのほか、鉄条網を破壊する際に使用する。
    CoD3
    キャンペーン、マルチプレイでM9A1を使用可能。
    CoD:WaW
    キャンペーンにM9A1が登場し、日本軍九七式中戦車 新砲塔チハを破壊する際に使用する。また、マルチプレイでも使用可能。
    バトルフィールドシリーズ
    BF1942
    アメリカ軍アメリカ海兵隊イギリス軍ソ連軍カナダ軍の対戦車ロケット砲としてM1が登場する。
    BFV
    突撃兵の用いるガジェットとしてM1A1が登場。
    メダル・オブ・オナーシリーズ』
    メダル・オブ・オナー アライドアサルト
    M1が登場。
    メダル・オブ・オナー ライジングサン
    M9A1が登場。

    その他

    バラエティ番組『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』では、高田純次が寝ているタレントに向かってバズーカ(弾は出ないが、ある程度の炎や煙、音は出る)を撃って起こす「早朝バズーカ」という名物企画があった[17]

    からめるの製作する動画、漫画内で、登場キャラクターがしばしば利用する。大抵の場合他のキャラクターに対する攻撃手段として使われる。

    脚注

    注釈

    1. ^ RPG-7のように、無反動砲で発射された弾体が砲身外でロケット推進を開始する形式の火器も存在する。
    2. ^ バーンズは1920年に「バズーカ」という言葉の著作権を取得している[1]
    3. ^ 大戦中にドイツがコピーしたパンツァーシュレックや、戦後に製造されたベルギー製のバズーカ型ロケットランチャーのRL-83(英語版)では、防弾性の無い防炎用の盾が射手の顔前に付けられている。
    4. ^ これは、ソビエトに送られたものは初期型のM1が多数であったためにロケット弾との電気的接続機構に問題が多いうえにM1は電池式の発火機構を用いていたため、ロシアの寒冷な気候(特に冬期)では電池が充分に性能を発揮しなかったためと推測されている
    5. ^ 発射器・弾体共に内部機構も含めて完全なコピーであるが、口径のみ90mmで、口径3.5インチ(厳密には88.9mm)のM20とは相互互換性がない。このため、51式で3.5インチロケット弾を発射することは可能だが、M20で51式用のロケット弾を発射することはできない。
    6. ^ 資料によっては総生産数は476,628基とされている。
    7. ^ 日本の規格では単2形に相当する。
    8. ^ 予備電池はマニュアルで「低温寒冷な環境下では本体から取り出して保温しておくこと」と指示されていたこと(後述)と、「銃床が水を被ると即用電池と同時に使用不能になる」「発射筒全体が余計に重くなる」と収納せずに別個に携行する兵士もおり、M1A1の最終生産型では銃床内に予備電池の収納部が設けられていないものも製造されている。
    9. ^ 電池同様パイロットランプの予備も常備されており、銃床右側面に格納されていた。
    10. ^ このため、M1とM1A1以降の60mmロケット弾には互換性がない。
    11. ^ なお、M1のスイッチボックスは安全装置を兼ねていたが、-A1型ではスイッチを廃したため、装填操作時に前述のパイロットランプ点灯の確認手順を徹底するように指示されていた。
    12. ^ この問題は特に海兵隊が使用した際に多く報告された。
    13. ^ M9とM9A1では接続部の形状が僅かに異なっているため、相互互換性はない。
    14. ^ T90 光学式照準器はM9の後期生産分にもT43に変えて装備されている。
    15. ^ 第二次大戦時に比べてT-34の装甲が強化されていたわけでもなく、成形炸薬弾を用いる歩兵火器への対抗策として、ソビエト軍が第二次大戦時にドイツ軍のパンツァーシュレックやパンツァーファウストへの対抗策として金網やベッドのスプリングを戦車の周囲に装着していたような事例が朝鮮戦争時の共産軍T-34で行われていたわけでもない。
      なお、後にはM20 スーパーバズーカを鹵獲した中国義勇軍兵士による攻撃に対し、国連軍戦車が砲塔周りに金網を張って防護策とした例がある。
    16. ^ 弾薬の不良多発が解消された他、M20の使用する3.5インチロケット弾はM1/M9よりも口径が大きいため、装甲を貫通した後の内部の人間・装置に対する加害範囲も広くなっている。
    17. ^ ただし、M20を用いてもT34戦車を100%確実に破壊できるというものではなかった[15]
    18. ^ M20B1は、前後発射筒口の吹き返し防止用のラッパ状部位が発射筒本体と一体になっており、根本に止めネジもしくは、あるいは電気溶接のスポット痕がないことで識別できる。
    19. ^ このため、各型の特徴の入り混じった個体が多数存在しており、外観のみでのモデルの識別は困難な例がある。
    20. ^ 本体60ポンド(27.24kg)+ M28A2対戦車ロケット弾3発 (9ポンド(4.1kg)x3、計27ポンド(12.25kg)、合計87ポンド(39.47kg)。
    21. ^ 別名に“オーフェンロール”(Ofenrohr:「ストーブの煙突」の意)がある。

    出典

    1. ^ Bob Burns Show”. 2015年3月5日閲覧。
    2. ^ Gordon L. Rottman :著 『The Bazooka』(ISBN 978-1849088015)Osprey Publishing:刊 2012年 p.77
    3. ^ Beaches Of Normandy Tours>THE BAZOOKA ※2022年3月10日(UTC)閲覧
    4. ^ GlobalSecurity.org>Bazooka Anti-Tank Rocket Launcher ※2022年3月10日(UTC)閲覧
    5. ^ Edward G. Uhl dies at 92; co-inventor of the bazooka”. LA Times (2010年5月15日). 2015年3月5日閲覧。
    6. ^ Gordon L. Rottman『The Bazooka』(ISBN 978-1849088015) Osprey Publishing. 2012. p.17-18
    7. ^ a b 『TM 9-294: 2.36-inch A.T. Rocket Launcher M1A1』 Section II DESCRIPTION AND FUNCTIONING - 5. DESCRIPTION.
    8. ^ LONE SENTRY>TM 9-294: 2.36-inch A.T. Rocket Launcher M1A1>Section VI.Disassembly and assembly(Figure 11 — Stock and Grip Group - Parts, H -. DRY CELL BATTERIES)
    9. ^ Roy F Dunlap『Ordnance Went Up Front』Samworth Press. 1998. p.304-305
    10. ^ 『TM 9-294: 2.36-inch A.T. Rocket Launcher M1A1』 Section III OPERATION - 8. LOADING.
    11. ^ 『TM 9-294: 2.36-inch A.T. Rocket Launcher M1A1』 Section I INTRODUCTION - 4. PRECAUTIONS.
    12. ^ MILITARY FACTORY|08/15/2019(※最終更新日)|M1 (Bazooka) / (2.36-inch Rocket Launcher M1) Bazooka Walk-Around ※2023年6月18日閲覧
    13. ^ a b the Quartermaster Professional Bulletin Archive File>‘No More Task Force Smiths!’Lack of preparedness is the logistician’s enemy. ※2021年9月18日現在リンク切れ
    14. ^ A Tale of Two Wars: World War II and Korea”. HistoryNet (2010年9月28日). 2021年9月19日閲覧。
    15. ^ a b * 上田信:著 『U.S.マリーンズ ザ・レザーネック』 (ISBN 978-4499226653) 大日本絵画:刊 1996年
    16. ^ a b Gordon L. Rottman『The Bazooka』p.35
    17. ^ 昭和の伝説「早朝バズーカ」にネット騒然、午前9時台の狂気に笑撃も…「苦情くるかもなw」”. ENCOUNT (2023年7月5日). 2023年7月12日閲覧。

    参考文献

    • Gordon L. Rottman :著 『The Bazooka』(ISBN 978-1849088015)Osprey Publishing:刊 2012年
    • U.S.ARMY Technical manuals
      • TM 9-294:2.36-inch A.T. Rocket Launcher M1A1 (27 September 1943)
      • TM 9-294:2.36-inch Rocket Launchers M9, M9A1, AND M18 (1 MARCH 1946)
      • TM 9-297:3.5-inch Rocket Launcher M20 and M20B1 (16 December 1948)]

    関連項目

    外部リンク

    動画


    BAZOOKA

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/06 00:22 UTC 版)

    獣神ローガス」の記事における「BAZOOKA」の解説

    威力は高いが、弾速が遅い。

    ※この「BAZOOKA」の解説は、「獣神ローガス」の解説の一部です。
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