Aenaとは? わかりやすく解説

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Aena

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/26 13:17 UTC 版)


Aena S.M.E., S.A.
マドリードの本社
種類 公開会社
市場情報 BMADAENA
本社所在地 スペイン
マドリード
設立 1991年11月 (1991-11)
事業内容 空港サービス会社
代表者 Maurici Lucena Betriu(CEO)
主要株主 EMAIRE(51%)
外部リンク https://www.aena.es/en/corporative/corporative.html
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AenaAena S.M.E, S.A.、Aeropuertos Españoles y Navegación Aérea、アエナ)は、スペインマドリードに本拠を置く空港運営企業。マドリード証券取引所上場企業(BMADAENA)。公共企業体のENAIREが、株式の51%を保有する。

沿革

1991年11月、国営のスペイン空港・航空管制公団として設立された[1]2010年12月、スペイン政府の債務削減策の一環として、Aena Aeropuertos S.A.を設立した上での経営改革が発表され[2]2014年3月に段階的な株式の売却が決定[3]2015年2月から、公共企業体ENAIRE傘下の株式公開企業となり[1]、スペインにおけるIPOとしては、2007年カイシャバンクに次ぐ、過去2番目の初値を記録した[4]。企業名は2014年7月にAena,S.A.に、2017年4月にAena S.M.E,,S.A.に変更されている[1]

世界最大の利用者数を持つ空港管理会社であり[5]、スペイン国内の46空港と2ヘリポートを運営するほか、グループのGrupo Aeroportuario del Pacíficoを通じてメキシコにおける12空港とジャマイカにおける1空港を、グループ企業を通じコロンビアにおける2空港をそれぞれ運営、また2013年ロンドン・ルートン空港の株式の過半数を買収した[6]

売上中、スペイン国内の空港運営事業が6割強のほか、空港内の商業施設による売上が3割弱、海外事業が5%前後、このほか不動産事業などを手がけている[7]

主な運営空港

Aenaの管理するスペイン国内の空港
スペイン
イギリス
  • ロンドン・ルートン空港
メキシコ
ジャマイカ
コロンビア

出典

  1. ^ a b c History” (英語). Aena S.M.E.,S.A.. 2020年3月9日閲覧。
  2. ^ スペイン、債務削減に向け空港・宝くじ事業を一部民営化へ”. ロイター (2010年12月2日). 2017年5月28日閲覧。
  3. ^ スペイン国営空港運営会社、年内上場へ”. ウォール・ストリート・ジャーナル (2014年3月9日). 2017年5月28日閲覧。
  4. ^ Aena, World’s busiest airport group in record-breaking IPO” (英語). CNBC (2015年2月11日). 2017年5月28日閲覧。
  5. ^ Company profile” (英語). Aena SME,S.A.. 2017年5月28日閲覧。
  6. ^ Aena to acquire London Luton airport” (英語). DFNI Online (2013年8月1日). 2017年5月28日閲覧。
  7. ^ 2019 Results Presentation” (PDF) (英語). Aena S.M.E, S.A. (2020年2月25日). 2020年3月9日閲覧。

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