anomaly
「anomaly」とは、異常・例外・変則ということを意味する英語表現である。
「anomaly」の基本的な意味
「anomaly」とは、おもに「異常」や「例外」といった意味を持つ名詞である。その他、「変則」や「矛盾」など、常識や規則などから逸脱した状況や事柄を表す語として用いられる。「anomaly」はさまざまな学問分野において、規則から逸脱したものや異質なものを指す語として用いられている。たとえば医学において「anomaly」というと先天異常を指すことが多い。また、天文学においては「近天角(近日点または近地点からの角距離)」を指す語として用いられる。その他、物理学においては「量子異常(量子論的効果のため, 保存則などの関係式が成立しなくなる現象)」のことを指す語として用いられる。この意味で用いる場合は、「アノマリー」とカタカナ表記されることもある。また、証券用語で「相場に関する理論では説明のつかない証券価格の変則性」のことを「アノマリー」という。
「anomaly」の語源
「anomaly」の語源は、「不規則」という意味を表すギリシャ語の「anōmalia」である。「anomaly」の発音・読み方
「anomaly」の発音記号は「ənɑ́məli 」である。「アノマリー」とカタカナ表記されることが多いが、実際に発音する場合は「アナマリー」のように、「na(nɑ́)」の部分は唇を「オ」の形にして「ア」と発声するイメージとなる。また、「ma(mə)」の部分は曖昧母音であり、口の中の力を抜きながら「ア」と「エ」の中間のような音を発声するイメージとなる。「anomaly 」と「abnormality」の違い
「anomaly」と「abnormality」は、共に「異常」という意味で用いられる名詞であるが、異なるニュアンスを有する。まず「anomaly」の場合は、規則からの逸脱や、常識では考えられない状態としての「異常」を指す。データや現象の異常を指して用いられることが多い。これに対して「abnormality」の場合は、主に身体や行動上の「異常」を指す。例を挙げると「She has shown no abnormality in intelligence or behavior(これまで知能または行動になんら常人と変わったところは見えなかった)」「Many of these athletes showed cardiac abnormalities(これらの多くの運動選手が心臓のさまざまな異常を見せていた)」といった表現になる。「anomaly」の反対語
「anomaly」は異常な状態を指すため、「正常(であること)」を意味する「normality」、「平均」を意味する「average」が主な反対語として挙げられる。また、「規則」を意味する「rule」、「regulation」、「law」、「order」も反対語として挙げられる。「anomaly」の使い方・例文
「anomaly」は「異常」という意味を指す語として用いられることが多い。例を挙げると「This anomaly presents itself once in every five thousand cases or so(この異常は5,000件くらいに1件の割合で現われる)」「various recent anomalies in the weather(最近のさまざまな異常気象)」「A man without reason is an anomaly(理性をもたない人間は異常な人間だ)」といった表現になる。その他、「In this day and age this tiny colony appears something of an anomaly(今の時代にはこの小さな植民地はちょっと破格なものと見える)」のように、「破格(しきたりや通例を破っている状態)」という意味で用いられることもある。また、「変則」という意味を表すこともある。例を挙げると「'Oxen', the plural of 'ox', is an anomaly('ox'の複数形'oxen'は変則的だ)」のように文法上の「変則」や、「Careless drafting gave rise to various anomalies in the legislation(軽率な草案作りがその法律にさまざまな変則を生みだした」のように法律の「変則」を指す場合に用いられる。
気象用語で「temperature anomaly」というと、平均気温の平均値からのずれを表す「気温偏差」という意味で用いられる。医療用語として用いる場合は、前述の通り先天的な異常を指す場合に用いられることが多い。例を挙げると「There is evidence that the treatment may cause anomalies in the embryo(治療が胎児の先天異常(奇形)をもたらすかもしれないという根拠がある)」といった表現になる。
「anomaly」の類義語
「異常」という意味を指す語として、前述の「abnormality」が主な類義語であるが、その他「変則」という意味を表す「irregularity」や「異様さ」という意味を表す「peculiarity」も類義語として挙げられる。アノマリー
アノマリー
ANOMALY
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/14 21:13 UTC 版)
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the HIATUS の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック | |||
レーベル | フォーライフミュージックエンタテイメント | |||
プロデュース |
細美武士 堀江博久 | |||
チャート最高順位 | ||||
the HIATUS アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
The Ivy / the HIATUS - YouTube Walking Like A Man / the HIATUS - YouTube |
『ANOMALY』(アノマリー)は、2010年6月30日に発売されたthe HIATUSの2枚目のオリジナルアルバム[2]。規格品番FLCF-4340。
概要
the HIATUS2枚目のオリジナルアルバム。新曲9曲に加え、1stEP収録曲「Insomnia」「Antibiotic」を含む全11曲を収録[3]。
細美武士と堀江博久の共同プロデュース。作詞は全て細美が行い、作曲はメンバーで行っている。
ジャケットのイラストは、イギリスで活躍するアーティストのテズ・ハンフリーズが手掛けている[3]。デザインは、ROOTSの冨貫功一と、グラフィックデザイナーの鈴木大介が手掛けている。「The Ivy」「Walking Like A Man」の2曲にはミュージック・ビデオが制作された。
発売1週目で約5.5万枚を売り上げた。このアルバムは洋楽扱いとなり、レンタル開始は一年後である(収録曲のうち9曲が全英語詞)。
収録曲
全作詞: 細美武士、全作曲: the HIATUS。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「The Ivy」 | |
2. | 「Talking Reptiles」 | |
3. | 「My Own Worst Enemy」 | |
4. | 「Monkeys」 | |
5. | 「Insomnia[注 1]」(1st EP収録曲) | |
6. | 「ベテルギウスの灯」 | |
7. | 「Walking Like A Man」 | |
8. | 「Doom」 | |
9. | 「Antibiotic」(1st EP収録曲) | |
10. | 「Notes Of Remembrance」 | |
11. | 「西門の昧爽」 |
レコーディングメンバー
- 細美武士 / ボーカル・ギター
- masasucks / ギター
- ウエノコウジ / ベース
- 柏倉隆史 / ドラムス
- 堀江博久 / キーボード(ピアノ)
- 一瀬正和 / ドラムス、パーカッション(Track 9)
- 伊澤一葉 / ピアノ(Track 9)
- その他:「Insomnia」にて徳澤青弦(チェロ)を含む、ストリングスの数名が参加している。
脚注
注釈
- ^ 表記はされていないが、アルバムバージョンでの収録となっている。
出典
- ^ 2010年7月12日付
- ^ “the HIATUS、待望の2ndアルバム&全国ツアー決定”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2010年4月30日). 2018年3月24日閲覧。
- ^ a b “the HIATUS、2ndアルバム・ジャケットはイギリス人アーティストTez Humphreys作品”. BARKS (2010年6月13日). 2018年7月17日閲覧。
外部リンク
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