VESA BIOS Extensions
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 21:50 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動VESA BIOS Extensions (VBE) は、VESAによって標準化された、ソフトウェア側からビデオカードの解像度や、色数を設定するインターフェイスで、1998年に制定された3.0が最新である。
これは、伝統的な int 10h BIOSコールを拡張したもので、ビデオカードに搭載されたBIOSを通じて使用される。 このBIOSは、320x200,640x400,640x480,800x600,1024x768,1280x1024の解像度と、4,8,16,24(32)bppの色数の切り替え、フレームバッファのアクセスモードとアドレスの指定、RAMDACの設定等をサポートする。
しかし、古いバージョンのVBEはリアルモードでの動作しか保証せず、また、リフレッシュレートに関する設定を行うことは出来ない。 そのため、プロテクトモードで動作するWindows 9x系や、XFree86等からパフォーマンスにペナルティを負う事無く利用することは不可能で、VBEを経由しない各ボード専用のドライバが開発、提供された。
VBE 3.0からはこの制限が無くなり、非VGA互換アダプタもサポートされているため、XFree86 4.xでは、数多くのビデオカードがSVGAサーバで動作可能となっている。
外部リンク
VBE(ベース-エミッタ間電圧)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 20:57 UTC 版)
「バイポーラトランジスタ」の記事における「VBE(ベース-エミッタ間電圧)」の解説
冒頭の説明にもあるように、ベース-エミッタ間のダイオード接合に発生する電圧。通常、シリコントランジスタでは0.6V前後である。VBEはコレクタ電流が増加すると少しずつ上昇し、周囲温度が上がると下降する。ただし、コレクタ電流が増加するとトランジスタは発熱するため、結果的にはコレクタ電流が増加するとVBEは下降していく。このことは、回路の設計によっては熱暴走の原因になる。
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