黄龍(中国)
黄竜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/03 08:19 UTC 版)
黄竜 | |
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九龍壁の黄竜(中国・大同) | |
各種表記 | |
繁体字: | 黃龍 |
簡体字: | 黄龙 |
拼音: | huánglóng |
発音: |
ファンロン ホワンロン |
日本語読み: |
こうりゅう おうりゅう |
英文: | Huanglong / Yellow Dragon |
黄竜(こうりゅう繁体字: 黃龍; 簡体字: 黄龙; 拼音: huánglóng; イェール式広東語: wong4 lung4、ファンロン; ベトナム語:Hoàng Long、ホアン・ロン)は、中国の伝承五行思想に現れる黄色の竜。黄金に輝く竜であると言う異説もある。「老いた応竜は黄竜と呼ばれる」[要出典]とある。
四神の中心的存在、または、四神の長とも呼ばれている。四神が東西南北の守護獣なのに対し、中央を守るとされる。五行説で黄は土行であり、土行に割り当てられた方角は中央である。同様に四神は春夏秋冬を表すものでもあり、黄龍はそれぞれの土用を表すとされている。 十二天将勾陳(こうちん)や創世神応竜(庚辰)と同一視・混同される[1]。中国古書『荊州占』では、「黄竜(庚辰)は太一の妻」とある。
中国では瑞獣の出現を記念して改元を行うことがあるが、黄龍が出現したというので「黄龍」と改元されたこともあった。日本でも黄竜はめでたい獣とされ、宇多天皇(887年即位)のときに黄竜が出現したといわれている。
黄竜は皇帝の権威を象徴する竜とされたが、後に麒麟と置き換えられたり、同一視されるようになった。
『瑞応記』では「黄龍者 神之精 四龍之長」[2][3][4][5][出典無効]などと四竜の長とされる。『芸文類聚』には『瑞応図』[6]からの引用として「黄龍者 四龍之長」と記されている[7]。
元号
脚注
黄龍(こうりゅう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/02 07:19 UTC 版)
四神の主4人の気持ちが一つになった時に発動する神獣。天界の皇帝と同じ力、あるいはそれ以上とも言われており、どんな願いでも叶える力を持っている(ただし迦陵頻は黄龍にも叶えられない願いがあると聞いたことがある)。黄竜が発動する時は四神の主の内の一人に全ての聖印がつくこととなり、その主は黄龍を発動させるたびに生贄として聖印から血を流すため命を消耗してしまう。そのため頻繁に発動すると死に至ってしまう。この時は竜紀に全ての聖印がつき、2回黄龍を発動させてアムルカを天界に帰させた。
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