骨部とは? わかりやすく解説

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骨部

読み方:こつぶ
【英】:Pars ossea,Bony part

骨は生きた組織であり、力の作用受けて形を変える能力有している。骨は結合組織一種であり、細胞線維基質の3成分からなる。骨は細胞間質部分石灰沈着を示すために下腿が、一方線維成分有するためにある程度弾力性をもそなえている。骨にはまず保護作用がある。例え頭蓋骨脊柱とはそれぞれ脳と脊髄とを保護し胸骨肋骨胸部および上腹部内臓保護する。骨は上下肢の長骨について考えればすぶわかるように、丈夫なテコとしても作用する。骨は体内カルシウム塩貯蔵場ともなっており、さらには造血組織である骨髄内部宿している。骨は緻密骨海綿骨2種存在様式を示す。緻密骨密な骨質であり、海綿骨網目をなす骨質の薄い板(骨稜)が疎に配列したのである。骨はしかしその主成分がそこに負荷される機械力の向き合致するような組立を示す。

骨部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/21 03:15 UTC 版)

康熙字典 214 部首
馬部 骨部 高部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

骨部こつぶは、漢字部首により分類したグループの一つ。 康熙字典214部首では188番目に置かれる(10画の2番目、亥集の2番目)。

概要

「骨」字は動物のを取り去った部分にあるを意味する。

その字形は骨を表す字に「肉」を加えた会意文字である。その骨の象形は牛の肩胛骨とも、頸骨とも、頭蓋骨とも言われる。また「骨」字は支えるものとして人の気概や風格を意味する。

偏旁の意符としては骨格や身体に関することを示す。このとき左側の偏の位置に置かれ、左右構造を構成する。

骨部はこのような意符を構成要素に持つ漢字を収める。

字体のデザイン差

「骨」字の字体には地域により差異が見られる。

まず上部については『康熙字典』・日本の新字体・台湾の国字標準字体・香港の常用字字形表は囲まれた中の折れを┏のような形で、右側に置くが、中国の新字形では「」のように┓を左側に置く(画数が1画少なくなる)。

下部については肉月に従うので、康熙字典・日本・香港の標準字体では1画目の縦画が止めで、内部の2画が横画の「月」である。一方、台湾の国字標準字体ではいわゆる「提肉旁」、すなわち内部の上画をゆるい傾斜の点、下画をゆるい傾斜のはね(提)といった「ン」形としている。

康熙字典
日本・香港・韓国
台湾 中国

部首の通称

  • 日本:ほねへん
  • 中国:骨字旁
  • 韓国:뼈골부(ppyeo gol bu、ほねの骨部)
  • 英米:Radical bone

部首字

例字


骨部

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 02:25 UTC 版)

名詞

  (こつぶ)

  1. 部首」で分類した漢字一群

参照


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