青い鳥とは? わかりやすく解説

あおいとり〔あをいとり〕【青い鳥】

読み方:あおいとり

【一】原題、(フランス)L'Oiseau Bleuメーテルリンク作の戯曲1908年初演。翌1909年刊。チルチルミチル兄妹が、幸福の象徴「青い鳥」を妖精導かれて探し歩き最後にわが家で見つけるという童話劇

【二】身近にありながら気がつかない幸福。また、希望。「—をさがす」

「青い鳥」に似た言葉

青い鳥

作者いとうせいこう

収載図書からっぽ男の休暇
出版社講談社
刊行年月1991.7


青い鳥

収載図書みどりいろ童話集
出版社東京創元社
刊行年月2008.3
シリーズ名アンドルー・ラング世界童話集


青い鳥

作者もやひなた

収載図書全国制服美少女グランプリ サウスエリア編
出版社ワニブックス
刊行年月1998.1
シリーズ名CaRROT NOVELS


青い鳥

作者メーテルリンク

収載図書編年体大正文学全集 第4巻 大正四年
出版社ゆまに書房
刊行年月2001.1


青い鳥

作者宇野仟江子

収載図書淡墨桜
出版社鳥影社
刊行年月2001.3


青い鳥

作者藤田信

収載図書フーコー短編小説傑作選 15
出版社フーコー
刊行年月2004.7


青い鳥

作者モーリス・メーテルリンク

収載図書10分で読めるお話 五年生
出版社学習研究社
刊行年月2005.3

収載図書JUNICHI絵物語
出版社国書刊行会
刊行年月2007.8


青い鳥

作者オダローラ

収載図書だんまりザコ不思議なちから
出版社学事出版
刊行年月2006.1


青い鳥

作者山井三郎

収載図書小説 男の夢
出版社文芸社
刊行年月2006.8


青い鳥

作者重松清

収載図書青い鳥
出版社新潮社
刊行年月2007.7


青い鳥

読み方:あおいとり

  1. 幸福のことをいふ。ベルギーメーテルリンク童話劇「青い鳥」は幸福を意味するに基いて起つのである。〔情事語〕
  2. 幸福のことをいふ。ベルギーメーテルリンク童話劇「青い鳥」は幸福を意味するから起つのである
  3. メーテルリンク有名な童話劇の名称、また其劇の内容から延いて「幸福」を意味する

分類 情事

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

青い鳥

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/22 02:41 UTC 版)

チルチルとミチル (1910年映画)

青い鳥』(あおいとり、フランス語L'Oiseau bleu)は、モーリス・メーテルリンク作の童話劇。1908年発表。初版は5幕10場、最終版は6幕12場[1]:126

内容

貧しい木こりの子供であるチルチル(Tyltyl)とミチル(Mytyl)の兄妹が、クリスマス・イヴの夢の中で老婆の姿をした妖精ベリリュンヌ(Bérylune)(若月訳では「ベリーリウンヌ」(ベリリウンヌともいう))に頼まれ、彼女の病気の娘のために、幸福の青い鳥を探しに行く。チルチルが、ベリリュンヌから与えられた帽子の額に付いているダイヤモンドを回すことによって、頭のコブが押され、物の本質を見通すことができ(“心眼”が開く)、動物や火や水などの元素が魂を持っているのがわかる。

ふたりは光に案内され、青い鳥を探して思い出の国、夜の御殿、森、幸福の花園、墓地、未来の王国を冒険する。夢からさめた後、森や家の中が以前よりも幸福であるように見える。チルチルは自分の鳥かごの鳥が以前より青くなっているのに気づき、それを妖精に似た隣人のベルランゴ夫人(Berlingot)(若月訳では「ベランゴー」)の病気の娘に与える。病気が治った娘が礼を言いに来るが、彼女は鳥に逃げられてしまう。

なお、メーテルリンクによる続編『チルチルの青春』(原題:Les Fiançailles(いいなづけ)、『チルチルの婚約』とも)がある。

初演

フィガロ』編集長のガストン・カルメットからクリスマス用の話を依頼されて1905年に草稿が書かれたが、その後の改訂を経て、コンスタンチン・スタニスラフスキーの演出によって1908年9月30日にモスクワ芸術座で初演された(初版)。1909年12月8日にロンドン、1910年10月1日にニューヨークで上演された。1911年3月2日には2場を追加した最終版がパリのレジャーヌ劇場で初演された[2]:82[1]:139

日本では1920年に有楽座の民衆座第1回公演で初演され、チルチルを初代水谷八重子、ミチルを夏川静江が演じた[3]楠山正雄訳による[4]:59)。

翻案

映画

無声映画時代から何度も映画化されている。その中で1940年シャーリー・テンプル主演版 (英語版) 、1976年エリザベス・テイラー主演版 (英語版) が有名である。いずれも英語原題は The Blue Bird。ともに巨額の予算をかけた大作であったが、興行的には、この2作品とも大きな赤字に終わった。

1940年版

MGMの『オズの魔法使』の成功への対抗策として、20世紀フォックスが大スターの子役シャーリー・テンプルを主演させた作品である。

スタッフ

主なキャスト

1976年版

オペラ

アルベール・ヴォルフ作曲のオペラ『青い鳥』(全4幕)が1919年にメトロポリタン歌劇場で初演された[5]

その他

日本語訳

(子供向け再話を除く)

関連項目

脚注

外部リンク


青い鳥

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/19 05:27 UTC 版)

モアエニイ」の記事における「青い鳥」の解説

農園に常にいる青い鳥が一時期なくなったことから、共存していた卑しい視線のかかしが焼き鳥にして食べた、などの噂が飛び交った真相は謎のまま現在に至る。

※この「青い鳥」の解説は、「モアエニイ」の解説の一部です。
「青い鳥」を含む「モアエニイ」の記事については、「モアエニイ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「青い鳥」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「青い鳥」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



青い鳥と同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「青い鳥」の関連用語

検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



青い鳥のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
皓星社皓星社
Copyright (C) 2025 株式会社皓星社 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの青い鳥 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのモアエニイ (改訂履歴)、ゆかいなみつばちファミリー (改訂履歴)、月光条例 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS