造家とは? わかりやすく解説

造家(建築)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 04:45 UTC 版)

工部大学校」の記事における「造家(建築)」の解説

辰野金吾 - 造家学科第1期生。日本人として最初期建築家1873年工部省工学寮第一回生として再試験末席入学最初造船学んでいたが、2年終了後造船から造家(建築)に転じジョサイア・コンドル師事し1879年工部大学校造家学科第1期生として卒業イギリス留学しコンドルの師、ウィリアム・バージェズの事務所修業1883年帰国後はコンドル後任として当校の教授務め東京帝国大学工科大学教授同学長として建築教育専念1886年造家学会 (現日本建築学会) 創立参加。のちに同学会長1902年退職後は建築事務所設立多く建築設計従事曽禰達蔵 - 造家学科第1期生。辰野金吾同郷同級生建築家として活躍片山東熊 - 造家学科第1期生。宮内省赤坂離宮など宮廷建築多く関わり職務として県庁博物館宮内省諸施設など36件の設計に関わった。また公務合間貴族私邸中心に14件の設計行った代表作迎賓館など。 佐立七次郎 - 造家学科第1期生。建築家として活躍代表作旧日郵船小樽支店日本水準原点標庫など。 藤本寿吉(壽吉) - 造家学科第2期生。建築家として活躍福沢諭吉の甥で、代表作慶應義塾演説場、箱根離宮旧文部省庁舎など。 渡辺譲 - 造家学科第2期生。建築家として活躍代表作初代帝国ホテル海軍資料館など。 坂本復経 - 造家学科第3期生。建築家として活躍代表作は旧鍋島公爵邸など。 小原益知 - 造家学科第3期生。滋賀県嘱託建築家として琵琶湖疏水諸施設デザイン協力する久留正道 - 造家学科第3期生。建築家として活躍代表作旧帝国図書館(現・国子ども図書館)、旧第四高等中学校本館(現・四高記念文化交流館)、旧第五高等中学校本館(現・熊本大学五高記念館)など。 中村達太郎 - 造家学科第4期生。建築学者として活躍。旧穂積公爵邸、演芸館など。 河合浩蔵 - 造家学科第4期生。建築家として活躍代表作神戸地方裁判所庁舎海岸ビルヂングなど。 新家孝正 - 造家学科第4期生。建築家として活躍代表作逓信大臣官邸華族女学校旧川銀行水戸支店など。 滝大吉 - 造家学科第5期生。建築家として活躍作曲家滝廉太郎のいとこ。現・中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館など。 森川範一 - 造家学科第5期生。海軍建築家として桜井小太郎と旧舞鶴海軍兵器倉庫(現・赤れんが博物館)の建設従事吉井茂則 - 造家学科第5期生。逓信省建築家として活躍代表作京都郵便局など。

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