調査研究・修復
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 05:38 UTC 版)
お礼奉公がすんだ1953年(昭和28年)8月、勉強したいと上京。重要文化財根津神社の修理事務所で働き、1954年(昭和29年)、定時制の早稲田大学工業高等学校建築科に入学し、1958年に卒業。この間の1955年(昭和30年)、農村建築研究会(1950年発足)の民家調査に参加。東大建築学科の太田博太郎、大河直躬など建築学研究者らの調査活動に協力、信頼を得ていく。奈良県今井町町家調査、秋山郷民家調査、滋賀県湖北地方の民家調査に参加。 1971年(昭和46年)、野田市が寄贈を受けた旧花野井家住宅を解体し移築修理する工事を施工。 1982年、宮澤智士らと普請帳研究会を発足させ、社寺建築や民家の修理工事などを通して調査研究を進め、機関紙『普請研究』を10年にわたって発行。
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