複婚とは? わかりやすく解説

ふく‐こん【複婚】

読み方:ふくこん

一夫多妻婚婚姻。まれに一妻多夫婚がある。ポリガミー。→単婚


複婚

婚姻法 1もしくは結婚慣習 2それぞれ社会によって異なる。一人男性ないし女性同時に一人異性配偶者のみを持つことが許される社会を、単婚 3社会という。一人男性ないし女性同時に複数配偶者を持つことが許される社会を、複婚 4社会という。複婚社会はさらに、一人女性同時に複数男性を夫とすることができる一妻多夫婚 5社会と、一人男性同時に複数女性を妻とすることができる一夫多妻婚 6社会とに区別される。 ”複婚”という用語はしばし一夫多妻婚の意味用いられる


複婚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/15 17:14 UTC 版)

世界中の複婚の状況:
  民法上で認められる
  一部の地域の民法上で認められる
  海外で行われた複婚が認められる
  慣習法で認めている
  検討中
  認識されていないため、違法ではない
  違法だが黙認
  違法、憲法上で禁止される

複婚(ふくこん、: polygamy)とは3人(動物の場合は3個体)以上の間、もしくは一夫一妻以外の結婚または配偶システム

一夫多妻制一妻多夫制などの形がある。通常、線形単婚(離婚と、その後結婚することが、両方可能な形)は含まれないが、乱婚(パートナーとのつながりを維持する期間が相対的に短い)は含まれる。

概要

例としては、中東に広く見られる一夫多妻制チベットインドの一部で伝統的に行われてきた一妻多夫制がある。

近年フランスでは、サハラ以南からの移民が一夫多妻制の民族伝統をフランスに移住してからも維持することが自国文化への統合を妨げると問題にもなっており、一夫一婦制に移行させるためのソーシャルワーカーが、第2妻、第3妻の自立に援助を与えている[1]

カナダでは暗黙の了解として一夫多妻制がイヌイットの部族で行なわれている場所もあり[2]2006年からそれに追従するかたちでの導入の是非が検討されている[3]

オランダでは2005年9月に、初の3人間での市民同盟カップル(トリオ)が誕生した[4]が、marriage(結婚)ではなく civil union(市民同盟)であり、複はオランダでも2007年現在まだ不可能である。

脚注

関連項目


「複婚」の例文・使い方・用例・文例

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