糒とは? わかりやすく解説

ほし‐いい〔‐いひ〕【干し飯/乾し飯/×糒】

読み方:ほしいい

蒸して乾燥させた保存用の飯。湯や浸して食べる。古くは旅の携行食かれいい。かれい。ほしい。《 夏》「—に日陰りて(すし)はなれにけり/虚子


ほしい〔ほしひ〕【×糒】

読み方:ほしい

ほしいい」の音変化

浸した—や」〈菊池寛俊寛


読み方:ホシイイ(hoshiii), ホシイ(hoshii)

古代から用いられ保存携帯用の飯を乾燥させて作る食品


読み方:ホシイイ(hoshiii)

乾飯別称

季節

分類 人事


読み方:ホシイイ(hoshiii)

作者 葉山嘉樹

初出 大正15年

ジャンル 小説


読み方:ホシイ(hoshii)

所在 福岡県田川市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

読み方:ホシイ(hoshii)

所在 福岡県(平成筑豊鉄道伊田線)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

読み方
ほしい

糒(ほしい)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 20:23 UTC 版)

アルファ化米」の記事における「糒(ほしい)」の解説

炊いた飯を軽くさらし天日乾燥させた食品で、古く炊き過ぎた米を保存するためにも利用された。また、米以外にも粟や黍の糒も存在していた。 例え伊勢物語の「東下り」の段で在原業平飯(かれいひ)の上に涙をこぼしてふやけてしまうという場面良く知られている。鎌倉時代から「糒」の漢字使われるようになったが、それ以前には「干し飯」(ほしめし・ほしいい)とも呼ばれていた。 そのままいっしょに食べたり、あるいは加えて炒めたり茹でて戻したり、粉末してあられや落雁などの菓子材料にも用いられた。和菓子材料道明寺粉餅米の糒である。また仙台糒のように地域特産品として作られたりもしていた。 糒は、保存性がよく軽量運びやすいこともあって、大人数食糧まかなう上で広く利用された。軍防令においては兵士に対して1人あたり糒6斗と塩2升の携帯義務付けている。保存性においては倉庫令では稲・穀・粟の保存期間9年、その他雑穀2年規定しているのに対して、糒は20年とされている。この20年間という保存期間伊勢神宮式年遷宮根拠になったという説もある。 現存する正税帳』には糒の項目が記載されている。更に蝦夷征討関連して780年坂東諸国能登越中越後各国に対して糒3万斛調達命じている。この他にも『延喜式』には、新嘗祭供御料や最勝王経斎会供養料として大膳職作られた糯糒・粟糒が支出される規定がある。

※この「糒(ほしい)」の解説は、「アルファ化米」の解説の一部です。
「糒(ほしい)」を含む「アルファ化米」の記事については、「アルファ化米」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 05:14 UTC 版)

発音(?)


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