神饌
神饌
神饌(お供え)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 19:00 UTC 版)
神饌(お供え)としては、米、酒、塩、水が基本である。そのほかに乾物、野菜、果物、菓子類などが供えられる。米、酒、塩、水は毎朝、榊は月に2度(通常は1日と15日、ほかに祀っている神札の祭神にゆかりの日)新しいものと取り換えるのがよいとされている。ほかに、合格通知や祝物の熨斗紙などが捧げられる場合もある。 神饌の置き方は、米・塩・水の場合、向かって左から水・米・塩、または向かって左から手前に水・塩、奥に米とする。米・酒・塩・水の場合、向かって左から水・酒・米・塩、または向かって左から手前に水・塩、奥に酒・米、もしくは向かって左から手前に水・塩、真ん中に酒・酒、奥に米とする。 また、獣肉や乳製品、ネギ属の野菜は供えるのを控えることが多いが、地域や祭神によってはこれらを供える場合もある。 神へ供えた食べ物は後で「お下がり」としていただくようにする。
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