さ‐し【砂×嘴】
しゃ‐し【砂×嘴】
読み方:しゃし
⇒さし(砂嘴)
砂嘴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/02 08:44 UTC 版)

砂嘴(さし、英: sand spit)とは沿岸流により運ばれた漂砂が静水域で堆積して形成される、嘴(くちばし)形の地形のことである。
砂嘴が発達して対岸、またはその付近までに至ると砂州と呼ばれる。砂嘴が枝分かれしているような地形は分岐砂嘴と呼ばれる。清水港(三保半島)が分岐砂嘴の好例である。島と繋がった場合を、陸繋砂州と呼び、繋がった島を陸繋島という。
海岸のみならず、湖岸にも形成されることがあり、猪苗代湖の鬼沼、霞ヶ浦の和田岬が好例である[1]。
世界の主な砂嘴
- アラバト・スピット - ウクライナ・ロシア、アゾフ海に突き出た世界最長の砂嘴、およそ110km。
- コッド岬(アメリカ合衆国マサチューセッツ州)
- ロング・ポイント(カナダオンタリオ州)
- フェアウェル・スピット(ニュージーランド南島)
- ホーマー・スピット(アメリカ合衆国アラスカ州)
- サンディ・フック(アメリカ合衆国ニュージャージー州)
- ダンジェネス・スピット(アメリカ合衆国ワシントン州)
- プレスク・アイル(アメリカ合衆国ペンシルベニア州)
- ワシリエフ島ストレルカ(ロシア・サンクトペテルブルク)- 有名な観光地
日本の主な砂嘴
- サロマ湖(北海道北見市、常呂郡佐呂間町、紋別郡湧別町)
- 野付半島(北海道標津郡標津町〜野付郡別海町)
- 芦崎(青森県むつ市)
- 富津岬(千葉県富津市)
- 御浜岬(静岡県沼津市)
- 大瀬崎(静岡県沼津市)
- 三保の松原(静岡県静岡市清水区)
- 和田岬(兵庫県神戸市)
- 仙崎(山口県長門市)
- 和田島(徳島県小松島市)
- 住吉浜(大分県杵築市)
- 山川(鹿児島県指宿市)
脚注
- ^ 日本の典型地形#砂嘴 | 国土地理院ウェブサイト平成30年5月4日閲覧
- ^ サロマ湖 | 閉鎖性海域ネット | 環境省ウェブサイト平成30年5月4日閲覧
- ^ 日本の典型地形#砂州 | 国土地理院ウェブサイト平成30年5月4日閲覧
関連項目
「砂嘴」の例文・使い方・用例・文例
- 砂嘴という地形
砂嘴と同じ種類の言葉
- >> 「砂嘴」を含む用語の索引
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