ざり【▽砂利】
じゃり【砂利】
砂利
砂利
砂利
砂利
砂利
- 米ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・京都府〕
- 米ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・大阪府〕
- 米ヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・三重県〕
- 米ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・長野県〕
- 米ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・宮城県〕
- 米ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・石川県〕
- 米ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・富山県〕
- 米ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・岡山県〕
- 米ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・山口県〕
- 米ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・和歌山県〕
- 米ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・熊本県〕
- 米ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・高知県〕
- 米ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・大分県〕
- 米飯ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・三重県〕
- 米飯ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・静岡県〕
- 米飯ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・島根県〕
- 飯ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・長野県〕
- 飯ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・宮城県〕
- 飯ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・福井県〕
- 飯ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・山口県〕
- 白米ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・北海道庁〕
- 白米。〔第六類 器具食物〕
- 飯。
- 米飯のことをいふ。白い砂利の色彩や形状が類似してゐるところからいつたもの。〔犯罪語〕
- 白米のことをいふ。〔犯罪語〕
- 食事のことをいふ。〔役者語〕
- 〔的・楽〕飯のこと。不良者間にも隠語とされてゐる。「シマ」に同じ。
- 寿司屋の用語。飯の事を云ふ。(前出)(※別項「しゃり」「じけ」のことか)
- 米飯のことをいふ。白い砂利の色彩や形状が類似してゐるところからいつたもの。
- 飯(めし)の意味。従つて西洋料理を洋(やう)シヤリと云ひそばうどんの類を長(なが)シヤリと云ふ。〔寿司屋用語〕
- 米又は凡ての食物を云ふ。
- 飯の事を云ふ。(これを砂利と解するは誤りである。)
- 飯又は一般食物を云ふ。
- 白米。飯を云ふ。米粒を仏(教)語にて舎利と云ふより来たる語「あましやり、ながしやり、よーしやり」等は夫々菓子、麺類、洋食、又は食麺麭を云ふ。「しやりほわえる、しやりつく」は共に喫飯の意。
- 飯。魚津、弘前、多治見、岩出山、秩父、前橋、岡山。
- 白米。甲府、帯広、佐原、横浜、伊集院、名古屋 犯罪者仲間。
- 食物。本庄、富良野。
- 精米。久喜、長野。
- 芸人社会で飯のことをいう。米粒のことを舎利(舎利は仏陀の骨の意で米には仏が三人宿つているとの伝説がある)というところから出た語。
- 米、飯の陰語。〔芸能(寄席・落語)〕
- 飯、米、白米。〔一般犯罪〕
- 食事。〔掏摸〕
- 食事。〔闇屋〕
- 〔隠語〕米、飯の事。
- 飯、食事。米が仏舎利に似ているところから、浄瑠璃妹背山に「下用櫃に舎利を切らして」とあり。〔香〕
- 白米、飯をいう。米粒を凡語で舎利というよりきた語。「あましゃり」「なかしゃり」「ようしゃり」等は、それぞれ菓子、饅頭、洋食をいう。又麦のことを「がせしゃり」という。「がせ」は偽物。
- ご飯。
分類 ルンペン/大阪、三重県、不良少年、不良青少年(硬派)、京都府、北海道庁、和歌山県、大分県、大阪府、宮城県、寄席、寄席/落語、富山県、寿司屋、山口県、岡山県、島根県、役者、役者語、掏摸、熊本県、犯罪、犯罪者仲間、犯罪者/露天商人、犯罪語、的/楽/不良、石川県、福井県、芸能、長野県、露店商、静岡県、香、香具師、高知県
砂利
砂利
砂利
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/28 00:24 UTC 版)
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砂利(じゃり、ざり、英: gravel)は、粒径が一定の細かさをもつ丸みを帯びた石[1]。より細かい砂や比較的大きい栗石や玉石を含むこともある[1]。岩石を破砕した砕石とは異なる[1]。
定義と種類
定義
砂利は粒径と形状によって定義される[1]。粒径がおおむね300mm以内の丸みを帯びた岩石は、小さい順に砂、砂利、栗石、玉石と呼ばれており、これらをまとめて砂利と扱うこともある[1](後述のように砂と砂利は骨材などではふるいによる区別がある)。
また、砂利は一般的には河川の上流部の岩石が風化作用で母岩を離れ、または流域の砂礫が浸食作用によって崩壊し、これが河川を流下しながら角が削り取られ丸み帯びたものをいう[1]。岩石を破砕した砕石は形状が丸みを帯びたものではなく砂利とは異なる[1]。
骨材と砂利
モルタルやコンクリートの骨格に用いられる材料を骨材といい、砂や砂利は岩石から自然作用で産出される天然骨材である[2]。一方、砕砂や砕石は天然骨材とは異なり岩石を人工的に粉砕したものである[2]。
10mmふるいを全部通過し、5mmふるいを重量で85%以上通過する骨材を細骨材といい、砂や砕砂が細骨材にあたる[1][2]。また、5mmふるいを重量で85%以上とどまる骨材を粗骨材といい、砂利や砕石が粗骨材にあたる[1][2]。
なお、砂利と粗骨材、砂と細骨材は同義語として用いられることもあるが、以上のように粗骨材・細骨材の一種である[2]。
種類
砂利や砂は、産状により、河川砂利(砂)、陸砂利(砂)、山砂利(砂)、海砂利(砂)に分類される[1]。
- 河川砂利(砂)
- 河川や堰・ダムに堆積したもの。コンクリート骨材に最も適した砂利である[1]。しかし、河川からの採取は治水上・河川管理上の影響が大きいため規制されるようになった[1]。
- 陸砂利(砂)
- 河川流路跡や氾濫原、扇状地から採取したもの。農地付近であることが多く休業補償や泥分の除去に多くのコストがかかる[1]。
- 山砂利(砂)
- 山地、丘陵地、台地から採取したもの[1]。
- 海砂利(砂)
- 海浜や海底などに堆積したもの。塩分の除去や粒度、貝殻の除去の問題がある[1]。
基礎資材としての砂利
建設材料
建設材料としての砂利には、道路や鉄道軌道用の路盤材料や、盛土や埋立地などを造成する土工材料、コンクリートを造る際の骨材、日本庭園の造園における敷石などの種類がある。
日本におけるコンクリート用骨材は、砂はJIS A 5308「レディーミクストコンクリート用骨材」、砕石にはJIS A 5005「コンクリート用砕石及び砕砂」などが規定されている。
砂利の資源
砂利採掘自体は川の氾濫による水害予防のために日本でも古くから行なわれていたが、幕末に開港すると、外国船の安定した航行のため船底にしく「船足(ふなあし)砂利」として活発化し、横浜では明治3年(1870年)に玉川砂利会社が設立され、横浜―新橋間の鉄道建設にも使われた[3]。
日本における砂利の利用は、関東地震頃から本格化したとされている。当時は、大消費地に近い都市近くの多摩川や荒川などの大河川で川砂利が盛んに採取された。当時砂利の運搬をするために各地に小さな鉄道会社が設立され、それが後の東急電鉄、相模鉄道などの大手私鉄の母体となったものも少なくない。その後、砂利の需要が飛躍的に増えるのが高度経済成長前の建設ラッシュの頃である。それまでほぼ全量を賄ってきた川砂利は、河川護岸の浮き上がりや橋梁基礎の洗堀などさまざまな問題が表れるようになると徐々に採取の規制がされるようになり、1960年代末までには主要な河川で採取が原則禁止されることとなった。それでも増加する砂利需要に応えるため、川砂利に代わって砕石や陸砂利、海砂利の割合が多くを占めるようになった。特に砕石は、全需要の50%を超える供給源となったが、運搬に使われるダンプトラックの過載積や、騒音・振動・排気ガスの問題が顕在化されるようになり、道路交通法が改正されることとなった。海砂利は、砕石に適した岩石が少ない瀬戸内海沿岸や九州北部で盛んに行われたが、採取によって漁場が荒れるなどの漁業への影響が発生したことなどから徐々に規制が進み、瀬戸内海では全面規制も検討されている。1990年代の平成不況以降は砂利需要の伸びは落ち着いてはいるが、国内での骨材供給は自然保護意識の高まりや郊外の都市化の進展など砕石採取に適した場所の減少や、川砂利、海砂利の採取規制によって供給に不安が見られるようになった。そこで、中国から川砂利が輸入されるようになったものの、中国では中国内の需要の増加などにより2007年(平成19年)3月より、砂の全面輸出禁止となった[4]。
現在では、ダムや堰に堆積した砂利を活用することが行われている。また、河川への堆積土砂が進んだため、川砂利採取の規制緩和も進んでいる[5]。
今後21世紀半ばにかけては、高度成長期に建設された構造物の耐用年数を迎え解体されるものが増えてくると予測されており、それらを再生砂利として有効活用し、需要を満たしていくことが考えられており、品質を向上させたり再生処理コストの削減を研究する動きが進んでいる。
その他の用途
水処理
浄水場や下水処理場のろ過に使われるフィルター材としても利用されている。
アクアリウム
水生生物を飼育するアクアリウムでは、水槽内の景観デザインや、水草を固定させるために砂利を敷くことがある。
防犯・防草
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『防犯砂利』
一般家庭では防犯(足音が出るようにする為)や雑草の生育を阻害する目的で用いられることがある。
防犯用の防犯砂利には廃ガラスや岩石を素材にしたものなどがあり素材はさまざまである[6]。リサイクル発泡骨材と呼ばれる、廃ガラス瓶などガラス材をリサイクルし、発泡剤を混合・焼結して出来た骨材を用いたものもある。この骨材は、ガラス質の強固な無数の微細な気泡を持ち不定形塊状からなっている。軽量で強度もあり薬品・油・熱にも強い。運動場の水はけ用や、急斜面地の壁背面裏込め用や、浸透地下トレンチ材として利用されているほか、敷詰めた上を歩くと『じゃりじゃり』と音がし、敷地内進入防止に効果があることから、『防犯砂利』として一般住宅用にも広く利用されている。
隠語
また劇場などで使われた隠語から、子供を指す蔑称として「ジャリ」が使われることもある。丸刈りが主流だった時代、子供客の集まりを劇場の上から見下ろすと、砂利のように見えたことから。
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 竹島敏正「砂利・砂開発の現状と問題点」『資源と素材』第110巻第13号、資源・素材学会、1994年、1011-1016頁、doi:10.2473/shigentosozai.110.1011、ISSN 0916-1740、NAID 130004099492。
- ^ a b c d e “基礎講座シリーズ コンクリートの基礎講座”. 一般財団法人建材試験センター. 2020年8月15日閲覧。
- ^ 飯田廣配と添田知通-地域リーダーとしての生涯横浜開港資料館「開港のひろば」第94号、2006(平成18)年11月1日
- ^ 『砂を考え直す』独立行政法人産業技術総合研究所地圏資源環境部門鉱物資源研究グループより 2007年5月14日付
- ^ 国交省/河川の砂利採取規制を緩和/19年度に1000万立米許可へ 日刊建設工業新聞 2017年7月6日
- ^ “小学校理科ハンドブック”. 大阪府教育センター. 2021年3月9日閲覧。
参考資料
- 骨材需給表(新材ベース)平成17年度版 (PDF) 経済産業省製造産業局住宅産業窯業建材課 2007年2月19日。
関連項目
砂利
「砂利」の例文・使い方・用例・文例
- 岩や砂利のような無機物
- 砂利道
- 砂利から砂をふるい分ける
- 川の周辺の生態系は、砂利採取によって深刻に破壊された。
- 砂利をセメントで固める必要がある。
- 石を砕いて砂利にする.
- トラックは砂利を道路にどさりと下ろした.
- 砂利道.
- 道路に砂利を敷く.
- 道路に砂利をまく.
- 砂利の多い浜辺.
- 急流でできた砂利.
- 砂利は道路を造るのによく用いられる.
- 道に砂利が敷いてある.
- 1 人が砂利と土をスコップで穴に入れ, もう 1 人がそれを突き固めていた.
- 公園は一面に砂利が敷いてある
- 砂利を敷く
- 通りは砂利が敷いてある
- 砂利路
- 砂利を積んだ車
砂利と同じ種類の言葉
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