目標値
目標値
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/17 18:50 UTC 版)
「京都議定書目標達成計画」の記事における「目標値」の解説
それぞれのガスごとに削減目標を定めている。基準年は1990年度(代替フロンについては1995年)。また、二酸化炭素(CO2)以外の排出量は、地球温暖化係数をもとにしたCO2換算である。 (各目標値は平成20年3月28日全部改定された計画に記載された値、()内数値は2010年時点の排出量目標値・CO2百万トン換算) エネルギー消費に関係する二酸化炭素排出量の削減 +1.3~2.3% (1,076~1,089) 主に省エネ法の実施による削減を見込んでいる。 非エネルギー起源二酸化炭素排出量の削減 -0.0% (85) 二酸化炭素はセメント製造など工業製品の加工段階から排出されるものがあるが、混合セメントの利用などにより削減する計画を立てている。 メタン・亜酸化窒素の排出抑制 -0.9% (23)、-0.6% (25) 廃棄物・下水汚泥などが主な排出源になっており、これらの排出抑制や処理方法の変更などによる削減が想定されている。 代替フロンの排出抑制 -1.6% (31) 冷媒用途が主になっており、産業界の計画的な取り組みに任されている状況である。 森林による吸収源の確保 -3.8% (-48) 管理された森林の成長による二酸化炭素の固定効果を見込むものであり、削減リストの中で最も高いウェイトを占める。具体的には、次の森林を確保することとしている。1990年以降、適切な森林施業(植栽、下刈、除伐・間伐等の行為)が行われている森林 法令等に基づき伐採・転用規制等の保護・保全措置がとられている森林 林野庁ではこの削減を達成するために、例えば間伐については平成19〜24年の 6年間に 330万ha で実施することとしている。この面積は日本全国の総森林面積の 13.3% に当たる。 排出量取引、技術供与による削減 -1.6% (-20) 削減約束に相当する排出量と実際の温室効果ガスの排出量(温室効果ガス吸収量控除後の排出量)との差分については、京都メカニズムを活用する。
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