毛利房直
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毛利 房直(もうり ふさなお、天明5年6月28日(1785年8月2日)[1] - 享和3年1月6日(1803年1月28日))は、長州藩一門家老である吉敷毛利家の9代当主。
父は右田毛利就任。養父は毛利就兼。正室は毛利就兼の娘。養子に毛利熙載、毛利包詮。通称は栄三郎、外記。
生涯
天明5年(1785年)、一門右田毛利家の毛利広任の次男として生まれる。叔父の吉敷毛利就兼が急死したため、寛政4年(1798年)その婿養子となって家督を相続する。藩主毛利斉房の偏諱を受け房直と名乗る。養父と同じく儒学者片山鳳翩に師事し、その補佐を受けた。享和3年(1803年)1月6日没。享年19。家督は藩主毛利斉熙(斉房弟)の弟の熙載(ひろとし)が養子となって相続予定であったが、同年5月29日に没し、養祖父就将の次男の包詮が相続した。
脚注
- ^ 『近世防長諸家系図綜覧』防長新聞社、1966年、p.80。
参考文献
- 山口市史
- 石川卓美著「防長歴史用語辞典」
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