文法面
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/11 14:12 UTC 版)
「アラビア語エジプト方言」の記事における「文法面」の解説
語順はほぼ常にSVOで、VSOが好ましいとされる正則アラビア語(フスハー)とは異なる。 疑問詞はフスハーや他地域の方言では文頭におかれることが多いが、エジプト口語では文末におかれることが多い。 例:あなたのお名前は? フスハー:ma-smuka? レバノン・シリア口語:shu ismak? エジプト口語:ismak eh? 名詞文の否定に使われる単語は lā ではなく、mish。また、動詞文の否定形は、動詞を ma と sh で挟む。 例:私は知らない フスハー:lā aʿrif エジプト口語:maʿrafsh 現在進行形の存在 - 動詞の現在形の頭に b をつけることで、現在進行形を表す。 例:私は今、この本を読んでいる。 ana ba'ra al kitab da. (つづりはbi-aqraだが、q が声門閉鎖音に変化しているため、アポストロフィーで表記した)
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文法面
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「アンデス・スペイン語」の記事における「文法面」の解説
アンデス地方では以下の拡大用法がある。 現在完了、時に、過去完了そして、ヘルンディオ。 代名詞 lo(3人称・男性単数対格)を与格と対格、男性(名詞)、女性(名詞)そして(特にペルーで)単数、複数として使う(エクアドルの方言を除く。エクアドルでは、反対にカスティーリャ方言に似たレイスモがある)。 田舎や都市のようなところではケチュア語やアイマラ語の構文を真似るのが普通である。たとえば A su casa de Jacinta me estoy yendo. アンデス・スペイン語が実際に行われている国の大半では、トゥテオ(2人称にtúを使う)が優勢であり、ボセオはほとんどもしくは全く見られない。エクアドル、ボリビアのアンデス地域(国の残りの部分は別として)、およびパストではボセオがわずかだけあり、特に命令形で見られる。ペルーのアンデス地域ではボセオは全く知られていない。 教養的だとよく知られている方言として、ロハ、キト、アレキパ、パスト、クスコ、ラパスのものがある。
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