数字選択式宝くじにおける当せん金の上限
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 20:21 UTC 版)
「宝くじ」の記事における「数字選択式宝くじにおける当せん金の上限」の解説
当せん金付証票法第5条第2項の規定には、当せん金の上限にかかる総務大臣の例外指定を受けたもののうち、「加算型当せん金付き証票」(いわゆる「キャリーオーバー」のある宝くじ)については、例外の例外として、加算金(「キャリーオーバー」のこと)のある場合に限り、当せん宝くじ一枚あたり額面金額の500万倍の当せん金を設定することができる。 「加算型当せん金付き証票」に該当する宝くじは、ロト6とロト7である。ロト6が誕生した当時、発売金額は1口200円で、当時は上限額が通常時が額面金額の100万倍、キャリーオーバー時は200万倍であったので、キャリーオーバーの無い場合は上限が2億円、キャリーオーバーのある場合は上限が4億円と設定された。なお根拠法に定める上限は引き上げられているが、ロト6における上限額はキャリーありで6億円である。ロト7については、1口が300円と高くなり、キャリー無しで4億円、キャリーありで10億円の上限が設定されている(しかし発売額の250万倍(キャリーあり500万倍)には達していない)。 なお、ミニロトはそもそも総務大臣の指定を受けていないため、上限は額面金額の50万倍となる1億円(2012年3月までは20万倍である4000万円)であり、それを超えた分は二等に配分される。また、ナンバーズ4・ナンバーズ3とも当せん金の上限は5000万円(2012年3月まで2000万円)であるが、当せん金の理論値は2000万円よりはるかに低く、当せん金の上限が適用になった事例はない。
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