大和学院
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柳生 三厳(やぎゅう みつよし) 声 - 田辺留依 大和学院の女性闘士。中等部3年生。特Aランク。15歳。3月16日生まれ。魚座。血液型:O型。身長156cm。B:75・W:53・H:81。 現役の闘士としては、『三国志』『三国志演義』の登場人物以外で日本史の人物名を持つ初のキャラクター。日本刀・村正「一刀石」を駆使するほか、苦無も使う。道具を持ち歩いて野点を行い、精神安定をはかる。同じ村正使いで関東最強の剣士とされる趙雲に戦いを挑む。隻眼説のある史上の柳生三厳に模し、趙雲との初戦では(趙雲が村正の修理の為に模造刀を使っており、本来の実力を発揮できずに負傷した事に気づかずに)実力が下の相手に対するハンデとして日本刀の鍔を飾りの眼帯として着用した(この鍔に『血風録』で描かれた霊力があるかは不明)。 趙雲が模造刀を使っていた事を知り、真剣を使っていれば致命傷になりえた一撃を知らぬ間に入れられていた事から趙雲の実力を認め、万全の状態で再戦したいという理由で戦いを中断する。戦闘後、どこかで財布を落とした事に気づき、お金を借りる為に趙雲に案内されて成都学院に宿泊する(OVA『EE』では成都学院を訪れるが宿泊描写はない)。実は張飛とは中学時代の知己で、いじめから助けられた関係でもあった。胤舜による成都学院襲撃時には、張飛と協力して一矢報いることに成功するも敗北。特Aランクではあるが、戦闘の大部分を武器に頼っているところがあり、胤舜曰く「刀が使えなければDランク以下」。張飛達と別れた後は大和学院に帰還するが、一宿一飯の義を重んじ、関東連合軍の詳細を割らなかった上に関東軍征伐の勅を拒否したため、卑弥呼の部下に襲撃され24巻時点で意識不明の重体となる。 卑弥呼(ひみこ) 声 - たかはし智秋 大和学院の頭主。2年生。 関西の闘士たちを率いて関東に遠征してきた、一連の襲撃事件の黒幕。関東の闘士の勾玉を集めているがその理由は不明。孫策が多数の闘士に襲われていた時に登場。その後、気を失っていた孫策 を介抱していたが、そのときに勾玉を掏った。その後、許昌学院の襲撃から帰還した弁慶と合流して曹操の勾玉を受け取り、(原作では自ら奪取)二校の当主の勾玉を手に入れた。24巻時点でランクは不明だが、三厳曰く「卑弥呼より強い人はこの世に存在しない」、Sランクに限りなく近いとされる弁慶をして「我々特Aランク如きが手に負えるシロモノではない」と称するほど強力な力を持つ。実際にSランクの胤舜や、Sランクの義経を圧倒した曹操をも圧倒した。 蘆屋道満(あしや どうまん) 声 - 五十嵐裕美 大和学院1年。 狐の仮面にレオタード姿で、両刃リボン「松風弐号」を操る自称Sランク闘士。ネコ語で喋る。劉備たちの泊まった旅館を襲撃し、最初に遭遇した曹仁を圧倒、勾玉を奪う。その後式神の狐を使って全体への襲撃をかけ、関東軍を散り散りにすることには成功したものの、宿に残った夏侯淵らによって倒され、捕縛されるが隙をついて脱走した。 新免武蔵(しんめん たけぞう) 声 - 小清水亜美 大和学院三年。 難しい言葉の意味を理解できないなどあまり頭の回転が良くないような描写があるが、観察力は極めて高く、関羽の手のマメの状態から関羽が薙刀使いであることを見抜いた。 24巻時点でランクは不明だが、Sランクに昇格した関羽でさえ全く剣筋を見切ることができないほど戦闘力は高く、関羽が戦わずして降参したほど。また、かつて張昭が董卓や呂布、曹操とも比べものにならない最強の存在として挙げ、さらに武蔵を富士、関羽をとんぼと表現したこともある。
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