夕張鉄道DD1000形ディーゼル機関車とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 乗り物 > 列車 > 日本のディーゼル機関車 > 夕張鉄道DD1000形ディーゼル機関車の意味・解説 

夕張鉄道DD1000形ディーゼル機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 10:02 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

夕張鉄道DD1000形ディーゼル機関車(ゆうばりてつどうDD1000がたディーゼルきかんしゃ)は、夕張鉄道で使用されていたディーゼル機関車である。

概要

夕張鉄道の貨物輸送合理化に伴い、日立製作所1969年に製造され、DD1001・1002の2両が在籍した。形式はDD1000形。国鉄DD13 111以降の500PS車だが、同鉄道の最大勾配22.7パミールにおいて960tの荷重を牽引するという使用条件にあわせ、DMF31SB形にインタークーラを取り付けたDMF31SBI形を採用し出力が600PSにアップされているほか、ボンネットの形状もDD13とは異なる簡易工作型となっている。また、同線に存在したトンネルにあわせ、ボンネットに逆U字状のツララ切を装備した。 21形に混じって石炭列車を牽引したが、1975年の廃止後は1001は北炭化成工業所専用鉄道(同線の廃止後は北炭清水沢専用線を経て釧路開発埠頭に譲渡)、1002は北炭真谷地専用鉄道に譲渡された。

主要諸元

  • 最大寸法:全長13,600mm、全幅2,960mm、全高2,849mm
  • 機関(変速機):DMF31SBI (DBS138)
  • 台車:DT-113形式

参考文献

鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル』2007年11月 No.797




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「夕張鉄道DD1000形ディーゼル機関車」の関連用語

1
1969年の鉄道 百科事典
10% |||||

夕張鉄道DD1000形ディーゼル機関車のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



夕張鉄道DD1000形ディーゼル機関車のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの夕張鉄道DD1000形ディーゼル機関車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS