単式と島式の複合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 01:46 UTC 版)
日本の国鉄や日本統治時代の台湾の鉄道駅、国鉄の影響を強く受けた鉄道路線に多くみられる。 4-1:複線の路線。上下線のどちらか一方のみ待避可能となる。内側が本線、外側(分岐側)が待避線となることが多い(例:京急富岡駅)。 4-2:上下線の間に渡り線を入れ、中線として両方向の列車待避や折り返しに使う場合がこの構造(例:JR北千住駅)。4-2aのように外側を本線とする例も存在する。また待避線へ分岐する前に渡り線を設置し、島式ホームの外側を上下共用の待避線とした駅もある。(例:館林駅)さらに単式ホームの外側に待避線を設けて2面4線とした駅も存在する(例:熊谷駅)。 4-3 : 島式1面を相対式2面で挟む特殊な例(例:新習志野駅)。二つの複線路線が合流する駅(例: 天下茶屋駅)、列車の折り返しや運転系統の分離を行う駅などに見られる。 なお、合理化のために国鉄型配線を廃止し、別の配線とした例も存在する。以下がその例である。 島式ホームの外側を廃止し、相対式ホーム2面2線とした例(石和温泉駅、信濃森上駅など)。 島式ホームの内側を廃止し、単式ホーム2面2線とした例(小千谷駅、東酒田駅など)。 島式ホームを廃止し、単式ホーム1面1線とした例(古間駅、紀和駅など)。 単式ホームを廃止し、島式ホーム1面2線とした例(軽井沢駅、石打駅など)。
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