全日本合唱コンクール
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全日本合唱コンクール(ぜんにっぽんがっしょうコンクール、National Choral Competition)は、(一社)全日本合唱連盟と朝日新聞社が主催し、毎年開催する日本の合唱大会である。合唱技術の向上を目指し合唱音楽の普及向上を目的として実施する[1]。NHK全国学校音楽コンクール(Nコン)と並んで二大コンクールと呼ばれる[要出典]。Nコンとの区別から、一般的に「朝コン」または「連盟」等と呼ばれる。
注釈
- ^ 当初は第71回から実施の予定だったが、全日本合唱連盟理事会において1年延期されることとなった。
- ^ a b 規定の明示はないが、学校教育法第1条でいう「中学校」「高等学校」に限らず、高等専門学校、中等教育学校、各種学校等も、修業年限が一致する各部門に参加できるよう運用がなされている。
- ^ 同声合唱とは、男声合唱及び女声合唱を指すが、実際には中学校部門では参加団体の大半が女声合唱である。
- ^ 第70回の高等学校部門では5校による合同合唱団が全国大会に進んだことがある。
- ^ 第73回より、参加申込人数が各部門の人数下限を下回ることはできないが、当日やむを得ない理由で出演人数が下限を下回った場合は、当該団体からの申請によって、大会の長が判断し審査の対象として出場を認めることができる。
- ^ 第48回までは、課題曲の演奏開始から自由曲の演奏終了までとする演奏時間の制限であった。しかし課題曲軽視の風潮が強くなりすぎたため、課題曲と自由曲の演奏時間を切り離し、現在の規定となった。
- ^ 金・銀・銅の各賞は、演奏の「質」に対して贈られるものであり、一方上位大会への推薦枠は参加団体の「数」によって決められる。従って、必ずしも金賞=推薦、ではなく、金賞を受賞しながら上位大会に推薦されなかった場合の金賞は、「ダメ金」や「タダ金」などと通称・俗称される。
- ^ つまり、シード団体といえども、都府県大会から参加しなければならないのである。ここで言う「審査の対象外」とは、演奏規定違反でのそれとは異なり、上位大会に出場するために審査を受けることがない、という意味である。その取扱いについては、審査員を退出させて審査を受けないことを明確にする支部と、他団体と同様の出演順で演奏し審査員からの講評も受けるが審査の段階で審査から除外する支部とがあり、取り扱いは一定していない。
- ^ この慣例から外れたのは、第62回の金沢市(当時、北陸新幹線は未開業)、第61回・第69回・第76回の高松市、第74回の大分市。
出典
- ^ 全日本合唱コンクール全国大会開催規定第2条
- ^ 全日本合唱コンクール全国大会の中止について朝日新聞社
- ^ 。全日本合唱コン全国大会が中止 地方大会は各連盟が判断 朝日新聞デジタル
- ^ 全日本合唱コンクール全国大会小学校部門開催規定
- ^ 「ハーモニー」No.116 p.68、No.124 p.69ほか
- 1 全日本合唱コンクールとは
- 2 全日本合唱コンクールの概要
- 3 コンクールの実施
- 4 課題曲一覧
全日本合唱コンクール
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「パナソニック合唱団」の記事における「全日本合唱コンクール」の解説
「コンクールは、音楽的レベルを高めるひとつの機会と捉えて出場」している。 結成初年度の1974年に全日本合唱コンクール関西大会に出場。1983年(昭和58年)の第36回全日本合唱コンクール全国大会職場部門に関西代表として初出場。1988年(昭和63年)の第41回で初の全国大会金賞を受賞、このとき同じ大阪府を拠点とし揃って金賞を受賞した住友金属、大和銀行らと「職場のご三家」と称された。その後の1997年(第50回)から16年連続金賞を含む通算で22回の全国大会金賞を受賞。部門最高賞たる労働大臣賞・厚生労働大臣賞を通算5回受賞。
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