仕様と性能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/08 04:56 UTC 版)
「ランボルギーニ・カウンタック LPI 800-4」の記事における「仕様と性能」の解説
カーボンファイバー製のキャビン部分のみのモノコックボディに、アルミ製の前後サブフレームを組み合わせたシャシー構成とマイルドハイブリッドパワートレイン等の機構はアヴェンタドールをルーツとするランボルギーニ初のハイブリッドカー、シアン FKP 37を踏襲している。かつてパオロ・スタンツァーニが発明したミッドに縦置きされたV12エンジンの前方にトランスミッションを配置してキャビン内に食い込ませる初代カウンタック、ディアブロ、ムルシエラゴ、アヴェンタドールと続いた独特のレイアウトを踏襲。自然吸気6.5リッターV型12気筒エンジンは574 kW(780 PS; 770 hp)、48ボルトの電気モーターは25kW (34 PS; 34 hp)を発生し、合計出力はSiánFKP37を僅かに下回る602kW(814 PS; 803 hp)/8500rpm、最大トルク:720Nm(73.4kgm)/6750rpmで4輪すべてに動力を供給する。Graziano Trasmissioni社の7速セミオートマチックシングルクラッチランボルギーニISR(Independent Shifting Rods)の内部にある回生ブレーキシステムからのエネルギーは、従来のリチウムイオン電池よりも軽量、高容量、高出力なコクピット後方のバルクヘッドに配置されたスーパーキャパシタ(電気二重層コンデンサ)に蓄えられ、このモーターは、ドライブモードの選択によってシフト特性が変化する7速ISRトランスミッションの、シフトチェンジ時のブーストとして作動し、大電流をレスポンスよく放出できる、スーパーキャパシタの特性を活かしたセッティングになっている。しかし、ランボルギーニがこのスーパーキャパシターユニットの所詮ブリッジ技術を量産車に採用するのはこの車が最後であり2023年には、完全ハイブリッド化のラインナップ(アヴェンタドールの後継車)になる。 前輪をアクティブに操舵する「ランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング(LDS)」と、アヴェンタドールS以来のテクノロジー、2基の電気機械式アクチュエーターにより後輪も操舵する「ランボルギーニ・リアホイール・ステアリング(LRS)」の四輪操舵システムである。カーボンセラミックブレーキディスクが入るホイールとピレリ製の標準タイヤ(P Zero Corsa)のサイズスペックもシアン、アヴェンタドール(後期)等と同様。乾燥重量は1,595kgで、前後に43:57に配分される。走行性能は、0-100 km / h加速2.8秒、0-200 km / hが8.6秒で、最高速度は355 km / hの走行スペックである。
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仕様と性能
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「ブガッティ・ボライド」の記事における「仕様と性能」の解説
ボライドはシロンと同じ8.0LクワッドターボW16エンジンと7速デュアルクラッチオートマチックトランスミッションのフレームワークを使用して、ゼロから開発されている。ボライドは最大出力1,850PSおよび、最大トルク1,850Nmを発揮する。この数値はシロン スーパースポーツ300+を281PS(277hp)上回る結果となる。車の重量が1,240kgのため、0-100km/h2.17秒、0-200km/h4.36秒、0-300km/h7.37秒、0-400km/h12.0秒という加速力に加え、理論上は20.16秒で時速500km/hに到達することができる。最高速度500km/h以上、0-400-0km/hのタイムは24.62秒。0-500-0km/hは33.62秒であると発表されている。更に、ブガッティはコンピューターシミュレーションによると、ボライドは5分23秒1でニュルブルクリンクを周回できると発表。また、サルト・サーキットを3分7秒1であると発表している。これは3分14秒7で周回したトヨタ・TS050よりも約8秒速いタイムである。
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