ロジャー・ケースメントとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 政治家 > その他の政治家 > イギリスの外交官 > ロジャー・ケースメントの意味・解説 

ロジャー・ケースメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/10 02:56 UTC 版)

ロジャー・ケースメント

ロジャー・ケースメント(Roger Casement,1864年9月1日 - 1916年8月3日)は、アイルランド人権活動家。イギリス外交官を務め、ナイトの称号も与えられたが、後にアイルランド独立活動家になった。

生涯

ダブリン出身。外交官となりイギリス政府によってコンゴ自由国へ視察に赴き、そこで行なわれている暴虐を報告した。彼の報告書は、イギリス外相の前文を添えて各国政府に送付され、国際問題へと発展した。その後、リオ・デ・ジャネイロ駐在総領事となり、プトゥマーヨ川で発生した原住民虐殺事件の調査を命じられ、その地域で行なわれたゴム業者による原住民への搾取と虐待を報告した。

1912年に辞職する。第一次世界大戦中の1916年、アイルランド義勇軍がイースター蜂起に使う武器を調達をするため、ドイツ帝国ベルリンに渡ったが、帰国時に逮捕された。反逆罪とスパイ活動の罪により、ロンドン絞首刑となった。

関連項目

関連文献

脚注

  1. ^ 「ケルト人の夢」書評 西欧の野蛮問うた外交官の胆力|好書好日”. 朝日新聞. 2021年12月25日閲覧。
  2. ^ ケルト人の夢 マリオ・バルガス=リョサ著”. 日本経済新聞. 2021年12月25日閲覧。




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ロジャー・ケースメント」の関連用語

ロジャー・ケースメントのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ロジャー・ケースメントのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのロジャー・ケースメント (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS