リューシディケー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/27 08:04 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動リューシディケー(古希: Λυσιδίκη, Lȳsidikē)は、ギリシア神話の女性。長母音を省略してリュシディケとも表記される。
リューシディケーは、(Λυσιδίκη, Lȳsidikē)は、ギリシア神話の女性である。エーリスの王ペロプスとヒッポダメイアの娘で[2]、ピッテウス、アトレウス、テュエステース[3]、アステュダメイア、ニーキッペーと兄弟。
ミュケーナイの王ペルセウスの子メーストールの妻となり、ヒッポトエーを生んだ。ヒッポトエーはポセイドーンとの間にタピオスを生んだ。タピオスはタポスの創建者[2]。
一説によれば、リューシディケーはアルカイオスの妻で、アムピトリュオーンの母とされる[4]。またアルクメーネーの母という説もある[5]。
脚注
参考文献
- アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫(1953年)
- パウサニアス『ギリシア記』飯尾都人訳、龍溪書舎(1991年)
- 『プルタルコス英雄伝(上)』村川堅太郎訳、ちくま文庫(1987年)
- 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』、岩波書店(1960年)
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