ラティーナ原子力発電所とは? わかりやすく解説

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ラティーナ原子力発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/01 07:09 UTC 版)

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ラティーナ原子力発電所
イタリアにおけるラティーナ原子力発電所の位置
イタリア
所在地 ラティーナ
座標 北緯41度25分31秒 東経12度48分25秒 / 北緯41.42528度 東経12.80694度 / 41.42528; 12.80694 (ラティーナ原子力発電所)座標: 北緯41度25分31秒 東経12度48分25秒 / 北緯41.42528度 東経12.80694度 / 41.42528; 12.80694 (ラティーナ原子力発電所)
現況 運転終了
着工 1958年11月1日 – 1962年12月31日
運転開始 1963年6月1日
運転終了 1987年12月1日
事業主体 SOGINイタリア語版
原子炉
運転中 1 x 160 MW
発電量
平均発電量 25.489 GWh
2009年10月16日現在
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ラティーナ原子力発電所(イタリア語: Centrale elettronucleare Latina)はイタリアラツィオ州ラティーナ県ラティーナの集落Borgo Sabotinoにある原子力発電所。153MWeのマグノックス炉で、1963年から1987年にかけて運用された。

建設は1958年に開始し、1962年12月に初臨界を達成した。1963年5月に送電網に同期し、1964年1月に商業運転が始まった[1]

発電所はもともと210MWeの発電力を持つ予定であったが、軟鋼の重要部分が390度から360度で高温となった冷却材二酸化炭素によって酸化する恐れがあったため、運転温度を390度から360度に抑制する必要が生じ、このため出力が24%落ち、160MWeになった。

1985年には運用認証が1992年までに更新されたが、1987年のチェルノブイリ原子力発電所事故後に停止されることになった。廃炉に向けた作業の第1段階がすでに開始している。2030年までに解体される予定である。

原子炉

原子炉[2] 原子炉形式 正味発電量 総発電量 建設開始 送電網同期 商業運転 停止
ラティーナ (Latina) マグノックス炉 153 MW 160 MW 1958年11月1日 1963年5月12日 1964年1月1日 1987年12月1日

関連項目

  • イタリアの原子力

  1. ^ Operating experience with the Latina Magnox reactor - ウェイバックマシン(2008年11月22日アーカイブ分), Ente Nazionale per l'Energia Elettrica.
  2. ^ PRIS - Reactor Details”. IAEA (2020年8月22日). 2020年8月23日閲覧。

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