パエトゥーサとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > パエトゥーサの意味・解説 

パエトゥーサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/14 09:24 UTC 版)

パエトゥーサ古希: Φαέθουσα, Phaëthūsa)は、ギリシア神話の女神あるいはニュムペーである。長母音を省略してパエトゥサとも表記される。

の2人が知られている。以下に説明する。

ヘーリオスの娘

このパエトゥーサは、太陽神ヘーリオスとネアイラの娘で、ラムペティエーと姉妹。ラムペティエーとともにヘーリオスの不死の家畜たちをトリーナキエー島に移して世話をしたとされる[1]

ヘーリアデスの1人

このパエトゥーサは、太陽神ヘーリオスとアイティオピアー王メロプスの妻クリュメネーの娘たちヘーリアデスの1人で、パエトーンと兄弟[2]。一説に母は河神アーソーポスの娘ロデーで、ラムペティエー、アイグレー、パエトーンと兄弟であるという[3]。パエトゥーサはパエトーンが死んだとき、他の姉妹たちとともにポプラの木に変わった[4]

脚注

  1. ^ 『オデュッセイア』12巻。
  2. ^ オウィディウス『変身物語』1巻、2巻。
  3. ^ 『オデュッセイア』17巻208への古註。
  4. ^ オウィディウス『変身物語』2巻。

参考文献

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「パエトゥーサ」の関連用語

パエトゥーサのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



パエトゥーサのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのパエトゥーサ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS