ハメとは? わかりやすく解説

はめ【羽目】

読み方:はめ

動詞「は(塡)める」の連用形からという》

建築で、板を平らに張ったもの。布羽目太鼓羽目などがある。

(「破目」とも書く)成り行きから生じた困った状況。「結局手伝わされる—になる」


は‐め【葉芽】

読み方:はめ

「ようが(葉芽)」に同じ。


はめ【馬銜】

読み方:はめ

「はみ(馬銜)」に同じ。


ハメ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/05 23:06 UTC 版)

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ハメ
Häme
Tavastland


州章

ハメの位置
(中央下の緑色の地域)

ハメ、もしくはハメ州 (ハメしゅう、フィンランド語: Hämeスウェーデン語: Tavastland英語: Tavastiaロシア語ラテン文字転写:Yam又はYemi)は、フィンランド伝統州。また、英名Tavastiaから、タヴァスティアタヴァスティア州とも呼ばれる。フィンランド南部の中央に位置する内陸の伝統州である。南西から時計回りに、南西スオミサタクンタポフヤンマーサヴォカルヤラウーシマーの各伝統州と接している。現在、ハメだった地域は、主に中央スオミ県パイヤト=ハメ県カンタ=ハメ県キュメンラークソ県の県域となっている。またこの他に、ピルカンマー県の南部、南西スオミ県の東部、南サヴォ県の南西部、北サヴォ県の西部の一部地域がハメの地域を県域としている。

行政

ハメの地域は、1997年10月からは新設された西スオミ州南スオミ州に分割され、北部と南部でそれぞれ別州に所属していた。その後、2010年1月1日にフィンランド全州が廃止され[1]、ハメの地域は主に、中央スオミ県パイヤト=ハメ県カンタ=ハメ県キュメンラークソ県の県域となっている。

歴史

ハメの地域が歴史に登場するのは、ハメの地域がスウェーデンの領土となった時、第2回スウェーデン十字軍の終わりである1239年もしくは1249年まで遡る。その後、1260年からビルエル・ヤールによってハメ城の建設が始まる。この城は、3つの「城の国」(castle counties)の一つの中心地となった。他の2つの城は、南西スオミトゥルク城カルヤラのヴィープリ城 (英語版)である。1323年に結ばれたノーテボリ条約の後、ハメ城は東側の防御能力を失ってしまったが、その後も行政の中心地となった。1809年にフィンランドがスウェーデンからロシア帝国に割譲された。この時、ハメもロシア帝国に割譲された。今日では、ハメは行政上の機能は失っているが、現在でもスウェーデンフィンランド両方の遺跡が残っている。

ハメの地には石器時代から人間が住んでいた。ハメの北部地域は荒野で主にサーミ人狩猟採集民が住んでおり、また加えてフィン人猟師もいた。中世の終わり頃の間のみ、ハメの北部に農業が徐々に導入された。19世紀になると、林業の成長が始まり、この地域に富をもたらすようになった。また、ネシ湖Vanajavesiとを繋ぐ水路が造成され、木材の供給が容易になった。そして、この地域、特にMänttäValkeakoskiは昔から現在まで製紙業の中心地として有名である。しかしながら、ハメの製造業の中心地はタンペレである。これは、タンペレの地に19世紀初めに大きな織物工場金属工場が建設されたためである。

地理

ハメの西部地域は、Kokemäenjoki流域に沿って、その両側に広がっている。東部地域、つまり、パイヤト=ハメ県中央スオミ県の県域に当たる地域は、パイエンネ湖南部の周辺に広がる地域である。ハメの南側の境は、en:Salpausselkä尾根に大体沿っている。ハメの南部は、田畑森林とが混在する平野から成る。それから北部に向かって、徐々に標高が高くなり、丘陵地域となる。それに合わせて、農地の割合が減少し、森林と荒地がますます優勢となる。ハメの北部の境界は、大体中央スオミ県にある。この北部の境界は、古い県の制度新しい州の制度に変更された時、定まった。それまでの古い領域の境界は不確かであった。これは、ピルカンマー県の県域にある北西部の境界にも同じことが言える。

元来からの人々の定住のパターンから、人々の居住地域は水路、特に大きなの周辺の平野に位置している。湖は航行可能であるが、キュミ川フィンランド語版Kokemäenjoki急流への航行を制限した。同様に、3つの別々の航行可能な地域からの湖、ネシ湖は、タンペレの100km北まで航行することができる。また、PyhäjärviVanajavesiRoineは19世紀に運河によって繋げられた。一方、パイエンネ湖は、ラハティパイヤト=ハメ県から、中央スオミ県ユヴァスキュラまでを接続している。

脚注

  1. ^ New regional administration model abolishes provinces in 2010”. HELSINGIN SANOMAT. 2011年8月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月15日閲覧。

関連項目


ハメ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 09:35 UTC 版)

対戦型格闘ゲーム」の記事における「ハメ」の解説

一方特定の行動取り続けてもう一方脱出不可能、または脱出が非常に困難な状況追い込むことで、一方的な展開で相手倒れるまで継続するテクニック。狭義には脱出不可能なもののみを指し一般的にデバッグ取り除けなかった既知ないし未知バグ利用するケースが多い。

※この「ハメ」の解説は、「対戦型格闘ゲーム」の解説の一部です。
「ハメ」を含む「対戦型格闘ゲーム」の記事については、「対戦型格闘ゲーム」の概要を参照ください。

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