トレッダウェイウラオビフタオシジミ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/28 09:17 UTC 版)
この記事には参考文献や外部リンクの一覧が含まれていますが、脚注によって参照されておらず、情報源が不明瞭です。 |
トレッダウェイウラオビフタオシジミ | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
トレッダウェイウラオビフタオシジミのオス | |||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||
学名 | |||||||||||||||||||||
Dacalana treadawayi H. Hayashi 1984 | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
トレッダウェイウラオビフタオシジミ |
トレッダウェイウラオビフタオシジミ(Dacalana treadawayi)は、チョウ目(鱗翅目)アゲハチョウ上科シジミチョウ科に分類されるチョウの一種。フィリピン固有種。ウラオビフタオシジミ属はボルネオ特産種の D. lowii を除き、裏面に中央白線が走っている。インド北部からスンダランド、スラウェシ、フィリピンに約20種が知られていて、特にフィリピンで繁栄している。
分布
ミンダナオ島にのみ分布する。
形態
前翅長は約17 mm。今のところメスは未発見。本属はオス、メスを通じて非常に酷似した種が多く、また本種のようにメスが未発見の種があって同定にてこずるグループであるが、オス交尾器の相違とともに、よく観察すると翅表翅裏は種によって差異があるので、オスの場合は比較的区別がつく。
生態
稀な種で、年何回発生するのか不明である。
種名の語源:C.G.Treadaway氏に因む。
参考文献
出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。 |
- Hayashi, Hisakazu, 1984: Zwei neue Lycaeniden-Arten von den Philippinen(Lep.: Lycaenidae). Ent. Zeitschr.. 21: 311-314.
- Treadaway, Colin G., 1995: Checklist of the butterflies of the Philippine Islands (Lepidoptera: Rhopalocera). Nachr. entomol. Ver. Apollo,Suppl. 14: 7-118.
- Takanami, Y. & Seki, Y., 2001. A synonymic list of Lycaenidae from the Philippines. Edn. 12 - ウェイバックマシン(1998年12月5日アーカイブ分).
- Treadaway, Colin G. & Schrőder, Heinz G., 2012: Revised checklist of the butterflies of the Philippine Islands (Lepidoptera: Rhopalocera). Nachr. entomol. Ver. Apollo, Suppl. 20: 1-64.
- トレッダウェイウラオビフタオシジミのページへのリンク