トラッキング
トラッキングとは、英語で「追跡」や「追従」「軌跡」などを意味する言葉である。とりわけ、利用者の行動や所在などを追跡する状況で使われることが多い。特にITの分野では「ユーザーの行動履歴の収集」、医療分野では「医療機器の利用者の把握」、物流の分野では「配送物の追跡・現在地の特定」のような意味で用いられることが多い。
ITの分野におけるユーザーの行動履歴の収集(トラッキング)は、主に、ウェブマーケティングおよびインターネット広告の手法として活用されてており、特に広告配信手法としては「行動ターゲティング広告」(BTA)と呼ばれている。ユーザーのアクセス(訪問・閲覧)履歴を追跡して参照できれば、それが当人の嗜好あるいは購入検討中と思われる商品の手がかりにできる。手がかりが得られれば、個々のユーザーにより訴求できる商品の広告を表示でき、結果として高効率の広告効果を得ることが期待できる。
行動ターゲティング広告をはじめとするウェブ上の追跡・トラッキングに対しては少なからず不快感や嫌悪感を抱いているユーザーも多く、広告などによるトラッキングを遮断きる機能を備えたモバイルブラウザ等が注目を集めている。ちなみに Apple の iPhone で標準ブラウザとなっている Safari には IPT(Intelligent Tracking Prevention)と呼ばれるトラッキング防止機能が搭載されている。
トラッキング【tracking】
トラッキング
トラッキング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/16 07:22 UTC 版)
トラッキング
- 映像の編集技法。マッチムーブを参照。
- 人や物体の動きをコンピュータ上の情報として取得すること。モーションキャプチャを参照。
- トラッキング現象。ほこりの蓄積による漏電現象。
- マーケティング用語で、消費者や使用者(ユーザー)の購買行動などを追跡しデータを収集すること。インターネットにおけるトラッキングについてはHTTP cookieを参照。
- 音響/映像機器での録音、録画や再生時に、記録トラックに対してヘッドを正しい位置に追従させる仕組みのこと。
- CD/DVD/Blu-ray Discといった記録ディスク上のピット列であるトラックに光学ヘッドを正しく追従させる仕組みのこと。
- ビデオテープレコーダが搭載する調整機構の名称。磁気テープ上の記録軌跡(トラック)を再生ヘッドが正確になぞるように調整され、初期のものは手動での調整を要したが、交互に記録される2種類のアジマス角の違いから、トラッキング信号が生成されることで再生時に自動調整が可能になった。
- UIデザインにおいて、テキストの間隔を一律で変更すること。
- 足跡等の手がかりを使って追跡する技術。
- 野球審判員、特に球審の技術で投球を目の動きだけで追う事。
トラッキング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 06:18 UTC 版)
「SP 警視庁警備部警護課第四係」の記事における「トラッキング」の解説
残された足跡から、その人物の年齢や性別、身体的特徴、状態などの情報を読み取る。ネイティブアメリカン(インディアン)が駆使する技術であり、誰でも習得が可能。井上の場合、大学生時のアメリカ留学中に独自に学んだもの。
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