ダリー語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/13 08:05 UTC 版)
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2014年3月) |
ダリー語 | |
---|---|
دری | |
発音 | IPA: [dæˈɾi] |
話される国 | アフガニスタン |
地域 | 中央アジア、 西アジア |
話者数 | 760万人[1] |
言語系統 | |
表記体系 | ペルシア文字 |
公的地位 | |
公用語 | アフガニスタン |
統制機関 | アフガニスタン科学アカデミー |
言語コード | |
ISO 639-3 | 各種:prs — ダリー語aiq — アイマク語haz — ハザラギ語 |
ダリー語(ダリーご、دری)は、アフガニスタンの公用語の一つ。アフガン・ペルシア語とも呼ばれ、イランのペルシア語、タジキスタンのタジク語とともに新ペルシア語の標準形のひとつ。なお、「ダリー語」という公式名称は1964年にアフガニスタン政府によって定められたものであり、それ以前は「ペルシア語」と呼ばれていた。
概要
イラン・ペルシア語やタジク語とは、発音・語彙を中心にいくらかの違いがある。ダリー語の発音はかなり保守的であり、初期新ペルシア語の音の区別を現在もほぼ完全に留めている(イラン・ペルシア語やタジク語では一部失われている)。
語彙の大半はイラン・ペルシア語と同じだが、ダリー語にはパシュトー語(イラン語群に属するアフガニスタン系の言語)やウルドゥー語(インド語群に属するパキスタン系の言語)からの借用語が多い。また、西欧語からの新しい借用語については、イラン・ペルシア語ではフランス語由来の語が多いのに対し、ダリー語では英語由来のものが多い[要出典]。
言語名別称
- アフガン・ペルシア語(Afghan Persian)
- East Farsi[2]
- Farsi
- Parsi
- Persian
- Tajik
- Tajiki
脚注
- ^ Ethnologue report for language code prs (英語) - エスノローグ
- ^ “Farsi, Eastern”. LL-Map. 2014年3月22日閲覧。
関連項目
- タジク人
- ハザラギ語
- アイマーク語
外部リンク
ダリー語
出典:『Wiktionary』 (2020/07/27 14:08 UTC 版)
言語コード | |
---|---|
ISO639-1 | - |
ISO639-2 | - |
ISO639-3 | prs |
SIL |
名詞
ダリー語
訳語
- アイルランド語: Dairis (ga) 女性
- アラビア語: دَرِيَّة (ar) 女性, دَرِيّ (ar) 男性
- ウルドゥー語: دری (ur) (darī) 女性
- 英語: Dari (en)
- カタルーニャ語: dari (ca) 男性
- スウェーデン語: dari (sv)
- スペイン語: dari (es) 男性
- 中国語: 達利語 (cmn), 达利语 (cmn) (Dálǐ-yǔ), 達裏語 (cmn), 达里语 (cmn) (Dálǐ-yǔ)
- 朝鮮語: 다리어 (ko) (Dari-eo)
- ドイツ語: Dari (de) 中性
- ヒンディー語: दरी (hi) (darī) 女性
- フランス語: dari (fr) 男性
- ペルシア語: دری (fa) (darī)
- ポーランド語: dari (pl) 中性
- ポルトガル語: dari (pt) 男性
- マラーティー語: दरी (mr) (darī) 女性
- ロシア語: дари (ru) 男性
固有名詞の分類
- ダリー語のページへのリンク