スケッチブックとは? わかりやすく解説

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スケッチブック【sketchbook】

読み方:すけっちぶっく

スケッチ用の厚紙をとじた帳面写生帳。

[補説] 書名別項。→スケッチブック

「スケッチブック」に似た言葉

スケッチブック【The Sketch Book】

読み方:すけっちぶっく

アービング文集1820年ジェフリークレヨン筆名刊行34編の短編物語随筆収録


スケッチブック

収載図書小説版 未来日記 4-5
出版社ソニー・マガジンズ
刊行年月2000.9


スケッチブック

作者岡部

収載図書第二接吻小説集
出版社文藝書
刊行年月2005.4


スケッチブック

作者太田忠司

収載図書忌品
出版社徳間書店
刊行年月2006.8
シリーズ名トクマ・ノベルズ


スケッチブック

作者片瀬

収載図書最後鐘が鳴るとき
出版社アスキー・メディアワークス
刊行年月2008.10
シリーズ名電撃文庫


スケッチ・ブック

作者上林暁

収載図書上林暁全集 第6巻 小説 増補決定版
出版社筑摩書房
刊行年月2000.11


スケッチブック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/17 09:35 UTC 版)

A4のスケッチブック

スケッチブック: sketchbook)は、スケッチするための用紙のように束ねたもの。 描画などの製作過程においてしばしば用いられる。渦巻状の金具でまとめる綴じ方は、完全に折り返して絵を描くのに他のページが邪魔にならないためである。また、金具で留められたものばかりではなく、1枚ずつ紙が剥がせるようにしたスケッチブックも存在する。

スケッチブックにおいての作品の仕上げ方は、非常に簡単なデッサンにたくさんの覚え書きを書き込んだものから、絵にかなり手が加えられているものまで、画家により様々である。画家の画法の変化や技能の成長といった過程を、時間の経過とともに観察することができる。

種類

A4サイズを中心として、大小さまざまなサイズがある。紙種も厚めでざらざらした画用紙(画学紙)・水彩紙(水彩絵の具で描く)や薄くて比較的すべすべしたクロッキー用紙など、鉛筆画水彩画といった用途に応じて様々なものが用いられる。紙の色は純白からクリーム色が一般的であるが、パステル用では着色紙もよく使われる。

描画以外の使用法

放送業界では、カンペ(カンニングペーパー)として使用されることもある。

テレビのニュースでは、突発的な事件事故が起きた際の速報中継にて、スケッチブックに現場周辺の地図などの説明を手書きして視聴者に説明することもある(テロップ処理やフリップの作成を待てないため)。

関連項目


スケッチ・ブック (アーヴィング)

(スケッチブック から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 07:58 UTC 版)

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スケッチ・ブック原題/題:The Sketch Book of Geoffrey Crayon, Gent.)は、アメリカ人作家ワシントン・アーヴィングがジェフリー・クレヨン (Geoffrey Crayon) という筆名で発表した[1]イギリス見聞記を中心にした[2]スケッチ物語[2]であり、34篇からなる短編小説随筆を含む短編小説・随筆集[1]である。原題は「ジェフリー・クレヨン郷紳写生用ノート」の意。 [3]

アメリカでは1819年から1820年に亘って分冊の形で、イギリスでは1820年に2冊の本として出版された[1]。数年の間にドイツ語フランス語の翻訳書も刊行され、アーヴィングは本作によってアメリカ初の国際的作家となった[1]。全34篇のうち「リップ・ヴァン・ウィンクル」と「スリーピー・ホロウの伝説」は最初の近代的短編小説として世界に広く知られている[2]

所収34篇

  • "The Author's Account of Himself"
1819年6月23日、アメリカ版第1冊初出
  • "The Voyage"
1819年6月23日、アメリカ版第1冊初出。
  • "Roscoe"
1819年6月23日、アメリカ版第1冊初出。リバプールで会ったイギリスの作家で歴史家であるウィリアム・ロスコーへのアーヴィングの賛辞。
  • "The Wife"
1819年6月23日、アメリカ版第1冊初出。

挿絵画家アーサー・ラッカムが自著[4]扉絵として描いた老齢のリップ
1819年6月23日、アメリカ版第1冊初出。邦題は「リップ・ヴァン・ウィンクル
SF時間の遅れを扱った「アメリカ版浦島太郎」と呼ぶべき作品で、アメリカでは逆に浦島太郎が「日本版リップ・ヴァン・ウィンクル」と紹介されたりする。
  • "English Writers on America"
1819年7月31日、アメリカ版第2冊初出。
  • "Rural Life in England"
1819年7月31日、アメリカ版第2冊初出。
  • "The Broken Heart"
1819年7月31日、アメリカ版第2冊初出。
  • "The Art of Bookmaking"
1819年7月31日、アメリカ版第2冊初出。
  • "A Royal Poet"
1819年9月13日、アメリカ版第3冊初出。
  • "The Country Church"
1819年9月13日、アメリカ版第3冊初出。
  • "The Widow and Her Son"
1819年9月13日、アメリカ版第3冊初出。
  • "A Sunday in London"
1848年初出。改訂版の刊行に当たってアーヴィングが書き下ろした。
  • "The Boar's Head Tavern, East Cheap"
1819年9月13日、アメリカ版第3冊初出。
  • "The Mutability of Literature"
1819年11月10日、アメリカ版第4冊初出。
  • "Rural Funerals"
1819年11月10日、アメリカ版第4冊初出。
  • "The Inn Kitchen"
1819年11月10日、アメリカ版第4冊初出。
  • "The Spectre Bridegroom"
1819年11月10日、アメリカ版第4冊初出。
  • "Westminster Abbey"
1820年7月、イギリス版第2冊初出。
  • "Christmas"
1820年1月1日、アメリカ版第5冊初出。
  • "The Stage-Coach"
1820年1月1日、アメリカ版第5冊初出。

アーサー・ラッカムが自著に所収の「スリーピー・ホロウの伝説」のために描いた挿絵の一枚。水彩画
ジョン・アンドレ吊るした樹が妖しげな枝ぶりを見せる。その下を通り過ぎる魔女黒猫。樹の上ではゴブリン達が様子を窺っている。
ジョン・キダー英語版 "The Headless Horseman Pursuing Ichabod Crane " /「スリーピー・ホロウの伝説」を題材にした1858年の油彩画。鬱蒼とした森の中を主人公イカボッド・クレーン(右)が首無し騎士(左)に追い回される場面を描いている。
  • "Christmas Eve"
1820年1月1日、アメリカ版第5冊初出。
  • "Christmas Day"
1820年1月1日、アメリカ版第5冊初出。
  • "Christmas Dinner"
1820年1月1日、アメリカ版第5冊初出。
  • "London Antiques"
1848年初出。改訂版の刊行に当たってアーヴィングが書き下ろした。
  • "Little Britain"
1820年7月、イギリス版第2冊初出。
  • "Stratford-on-Avon"
1820年7月、イギリス版第2冊初出。
  • "Traits of Indian Character"
1820年7月、イギリス版第2冊初出。
  • "Philip of Pokanoket"
1820年7月、イギリス版第2冊初出。
  • "John Bull"
1820年5月15日、アメリカ版第6冊初出。
  • "The Pride of the Village"
1820年5月15日、アメリカ版第6冊初出。
  • "The Angler"
1820年7月、イギリス版第2冊初出。
1820年5月15日、アメリカ版第6冊初出。邦題は「スリーピー・ホロウの伝説英語版
スリーピー・ホロウ伝説を小説化したもの。
  • "L'Envoy"
1820年7月、イギリス版第2冊初出。

原著

原著・初版の表紙
アメリカ版は、分冊形式で1819年6月23日に第1巻が刊行された後、同年7月31日、9月13日、11月10日、翌1820年1月1日、3月15日、7月某日と追加で刊行された。さらに28年後の1848年になって出版者ジョージ・パーマー・パットナム英語版の下で改訂版を出すことになり、"A Sunday in London(意:ロンドンの日曜日)" と "London Antiques(意:ロンドン骨董品)" の2篇をアーヴィングが書き下ろし、本作に差し込まれた。これらは全てペーパーバックで刊行された。
  • Crayon, Geoffrey (1820) (English). The Sketch Book of Geoffrey Crayon, Gent.. The Sketch Book (U.K. ed.). pp. 392 
イギリス版は、アメリカ版で一定数に達してから2冊に纏められ、ハードカバーで刊行された。ただし、1820年7月某日の刊行分 6篇はアメリカ版に先駆けての発表となった。そのうちの3篇はアメリカ版には無かったエッセイであった。さらに28年後の1848年になってアメリカ版と同じ2篇が差し込まれた。

以上のような経緯から、現在「原著」と呼ばれているものは、各篇が発行されていった当時の形を反映していない。しかし、そうではあっても、現在の構成は著者の意図するところを十分に汲み取ったうえでのものであり、それゆえにこの構成が尊重されている。

再版本

翻訳書

全話所収
ISBN 4-00-323021-3ISBN 978-4-00-323021-3NCID BN00925904OCLC 33754950
ISBN 4-10-203901-5ISBN 978-4-10-203901-4NCID BA58970458OCLC 675550381国立国会図書館書誌ID:000002939089
2話抜粋
  • ワシントン・アーヴィング『リップとイカボッドの物語: 「リップ・ヴァン・ウィンクル」と「スリーピー・ホローの伝説」』齊藤昇(翻訳、編集)、三元社、2019年6月20日、157頁。
ISBN 4-88303-486-0ISBN 978-4-88303-486-4NCID BB28627271OCLC 1108222085国立国会図書館書誌ID:029721006

関連事象

書籍

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ a b c d 秋山健、小学館日本大百科全書(ニッポニカ)』. “スケッチ・ブック”. コトバンク. 2020年6月16日閲覧。
  2. ^ a b c ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』. “スケッチ・ブック”. コトバンク. 2020年6月16日閲覧。
  3. ^ 【book】スケッチ・ブック :W・アーヴィング [リンク切れ]
  4. ^ Irving & Rackham (2020).

関連項目

外部リンク


スケッチブック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/13 02:55 UTC 版)

学習帳」の記事における「スケッチブック」の解説

かの画用紙針金つづったもの。美術学習用いられる

※この「スケッチブック」の解説は、「学習帳」の解説の一部です。
「スケッチブック」を含む「学習帳」の記事については、「学習帳」の概要を参照ください。

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