シンケイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/08 15:08 UTC 版)
シンケイン(cinquain)は、アメリカ合衆国の詩人アデレイド・クラプシーが日本の俳句・短歌の影響を受けて創案した五行連の変化形。
形式
音節の数が、第1行目は2音節、第2行目は4音節、第3行目は6音節、第4行目は8音節と増え、最後の第5行目は再び最初の2音節に戻る。そのうえ、それぞれの行は決まった数の強勢の音節を持っている(順に、1、2、3、4、1)。クラプシーの詩の中で最も一般的な韻脚は弱強格である(ただし限定されてはいない)。クラプシーが影響を受けた日本の俳句・短歌とは対照的に、彼女は自分の五行詩にタイトルをつけている。
出典
- Crapsey, Adelaide (1922). Verse, p. 31. Quoted in 28 cinquains from Adelaide Crapsey's Verse, at Cinquain.org. Retrieved 2010-06-09.
関連項目
外部リンク
- Toleos, Aaron. "Cinquains explained". Cinquain.org. Retrieved 2010-06-11.
- Toleos, Aaron. Verse and its legacy. Cinquain.org. Retrieved 2010-06-11.
シンケイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 05:34 UTC 版)
詳細は「シンケイン」を参照 cinquain(シンケイン < フランス語: cinq 「5」)はアメリカ合衆国の詩人アデレイド・クラプシーが考案した詩型を特に指す。クラプシーの歿した翌年の1915年に刊行された全詩集に収められたのがその最初の例である。シンケインは日本の俳句と短歌にその発想を得ていた。
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