シラス_(人物)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > シラス_(人物)の意味・解説 

シラス (人物)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/21 14:02 UTC 版)

聖シラスのイコン(作者不詳)

シラス古代ギリシア語: Σίλας英語: Silas)は、新約聖書の登場人物。

聖書によれば、アンティオキアに派遣された指導的な成員(使徒15:22)。預言者(使徒15:32)。ローマ人(使徒16:19、37-38)。

クリスチャンの間に割礼に関する問題が起きた時、エルサレム教会の代表者は会合を開き決定を下した(使徒15:1-32)。その決定を知らせる使者としてシラスとユダ (バルサバ)が遣わされた(使徒15:22)。アンティオキアの成員はその決定の手紙を歓び、シラスは兄弟たちを励まし強めた(使徒15:30-32)。その後、シラスは使徒パウロと共に第2回宣教旅行に出た(使徒15:40)。彼らは旅行中ピリピで捕らえられ、着物をはぎ取られ何度もむちで打たれ、二人は牢獄に監禁され足かせ台に繋がれた(使徒16:12、16:22-24)。それでもパウロとシラスは神に賛美の歌を歌い祈り続けていた。すると、大地震が起こり、牢獄の扉は開き、足かせは外れた(使徒16:25、26)。看守は恐れて自害しようとするが、パウロはそれを止めると、看守は二人の傷を洗い、看守とその家族はバプテスマを受けて信徒となった(使徒16:27-34)。その後、テサロニケに向かうが暴徒に襲われベレヤに逃げるが、暴徒たちは追いかけて来る(使徒17:1-13)。パウロは一人で旅を続け、シラスとテモテは意欲的な人々を援助するためにベレヤに留まる(使徒17:14)。シラスとテモテはコリントで再びパウロと合流する(使徒18:1-5、コリント二11:9)。

関連項目



「シラス (人物)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

シラス_(人物)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シラス_(人物)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのシラス (人物) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS