シャシリクとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 食べ物 > 料理 > 肉料理 > シャシリクの意味・解説 

シャシリク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 08:04 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

シャシリクロシア語: шашлык シャシュルィークウクライナ語: шашлик シャシュルィーク)は、ロシアウクライナなどの旧ソ連圏の国々で人気のあるバーベキューの串焼き、焼肉料理、ロースト料理である。中央アジアでは、バザール屋台で盛んに食べられるいわばファーストフードでもある。

料理名は、日本ではシャスリック、シャシュルィク、シャシュリック、シャーシリク、シィシルゥィクなどと様々に表記される。また、カボブ(ケバブ)と呼ぶ地域もある。ロシア語でも、トルコ系の言語に従ってシシュ・ケバブ(шиш-кебаб シシカバブー)と呼ばれることがある。

調理中のシャシリク
シャシリク

概要

起源はカフカス地方のケバブで、これがサハリンを含む旧ソ連各地域・各国など全域に広がったものとされる[誰によって?]。シャシリクに用いる肉は、もともとはラムマトンの腎臓や肉であったが、それら羊肉に加えて牛肉豚肉鶏肉、さらにはチョウザメなどの魚肉に至るまで、様々な肉類が地方ごとあるいは宗教や伝統に応じて食べられている。レシピも多く、秘伝のレシピを有する家庭もある。

共通する特徴は、ワインオリーブ・オイルなどを混ぜたものに、ニンニクタマネギ黒胡椒クローブなどの香辛料ハーブなどを調味料として長時間漬け込んだものを用いるところ。旧ソ連各地では、ハイキングや野外パーティーなどで人気のあるご馳走として定番となっている。レストランであまり見かけない地域もあるが、それでも街角の屋台や路上で売られる場合は多い[独自研究?]

日本にもシャシリクを出すロシア料理店がある。

基本レシピ

新鮮で脂身のついた肉を3センチ角程度に切り分け、刻んだニンニクやタマネギとともに(好みでパセリローリエも)、塩・胡椒・レモン汁などで調味したワインに一晩あるいは一昼夜漬け込む。漬け込んだ肉を串に刺し、炭火などの直火やオーブンフライパンなどで焼く。

関連項目

外部リンク


シャシリク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/15 07:36 UTC 版)

シシカバブ」の記事における「シャシリク」の解説

詳細は「シャシリク」を参照 シャシリクは中東欧コーカサス中央アジア北アジアなどで広く食される肉の串焼き料理。「シャシリク」はクリミア・タタール語からの借入語で、「串刺ししたもの」を意味する言葉変化したもの。シシカバブの「シシアゼルバイジャン語: şiş、トルコ語: şiş、串)」と同根語である。 コーカサス地方カバブが、サハリンを含む旧ソ連各地域各国など全域広がったとされる。シャシリクに用いる肉はもともとは羊肉ラムマトン)の腎臓や肉であったが、牛肉豚肉鶏肉さらにはチョウザメなどの魚肉まで、さまざまな肉類で、地方ごと、あるいは宗教伝統に応じて食べられている。 酢やワインオリーブ・オイルなどを混ぜたものに、ニンニクタマネギ黒胡椒クローブなどの香辛料ハーブ、塩などを調味料として長時間漬け込んだものを用いる。

※この「シャシリク」の解説は、「シシカバブ」の解説の一部です。
「シャシリク」を含む「シシカバブ」の記事については、「シシカバブ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「シャシリク」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「シャシリク」の関連用語

シャシリクのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シャシリクのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのシャシリク (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのシシカバブ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS