グラズヘイム
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グラズヘイム、もしくはグラズスヘイム[1](古ノルド語: Glaðsheimr)は、北欧神話に出てくる、地上で一番見事といわれる宮殿のことである。名前の意味は「喜びの世界」である[2]。
『ギュルヴィたぶらかし』第14章には、次のような事が書かれている[3]。
- 万物の父(オーディン)は、アースガルズが作られた後、神殿を作った。それがグラズヘイムで、内部も外側も金一色で輝いている。その中には万物の父が座る高座の他に12の座がある。
- 彼らはもう1つの館を作った。それは女神の神殿で、非常に美しく、ヴィーンゴールヴと名付けられた。
『グリームニルの言葉』第8節には、次のような事が書かれている[4]。
- 黄金色に輝くヴァルハラが広々と建っている第5の場所はグラズヘイムと呼ばれている。フロプト(オーディンの別名)がそこで戦死者を選んでいる。
脚注
参考文献
- 菅原邦城『北欧神話』、東京書籍、1984年、ISBN 4-487-75047-4。
- V.G.ネッケル他編『エッダ 古代北欧歌謡集』谷口幸男訳、新潮社、1973年、ISBN 978-4-10-313701-6。
関連項目
グラズヘイム
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