エイクスュルニル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/02/25 17:05 UTC 版)
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エイクスュルニル(Eikþyrnir)は、北欧神話に登場する牡鹿である。
『古エッダ』の『グリームニルの言葉』第25節[1]および『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第39章[2]において、エイクスュルニルは次のように説明されている。
すなわち、エイクスュルニルはヴァルハラにおり、レーラズ(en:Læraðr)という樹の枝から葉や若芽をむしっては食べている。同様に山羊のヘイズルーンもレーラズの葉や若芽を食べている。エイクスュルニルの枝角からは大量の滴が滴り、下方のフヴェルゲルミルに流れ込んでいるとされる。
脚注
参考文献
- V.G.ネッケル他編『エッダ 古代北欧歌謡集』谷口幸男訳、新潮社、1973年、ISBN 978-4-10-313701-6。
関連項目
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固有名詞の分類
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