アカザ科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/08/08 14:59 UTC 版)
アカザ科 | |||||||||||||||
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アカザ(シロザ、Chenopodium album) | |||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||
Chenopodiaceae |
アカザ科 (Chenopodiaceae) は古いクロンキスト体系などにおける被子植物の科の一つ。大部分が草本で、乾燥地や海岸に産するものが多く、塩生植物(アッケシソウなど)もある。現行のAPG植物分類体系ではヒユ科のアカザ亜科が設けられている。
特徴
花は小さい風媒花で、花被は2から5枚。子房上位で、果実は1個の種子を含み花被に包まれる。ベタシアニン(赤紫色の色素)を含み、またベタイン(グリシンベタイン:特殊なアミノ酸で耐塩性にも関係する)を多く含むものも多い。
この科は多くの植物分類学者が独立の科として扱っているが、2003年のAPGII分類体系(1998年のAPG分類体系と変更なく)では認められていない。APGではヒユ科の中に含まれる。
およそ100属1400種(日本には6属10数種)がアカザ科に含まれる。
栽培種
食用の種にはキヌア、カニーワ(kañiwa, 英語版)、アカザ、グッド・キング・ヘンリー (Good King Henry, 英語版)、アリタソウ(エパソーテ)(以上Chenopodium spp.)、オラーチェ(Orache, 英語版、Atriplex)、ホウレンソウ (Spinacia oleracea)、そしてもっとも重要な作物に Beta vulgaris から作出されたテンサイ、テーブルビート、マンゲルワーゼル、フダンソウがある。
日本ではとんぶり(ホウキギの種子)やオカヒジキが食用にされる。
主な属
アカザ科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 08:18 UTC 版)
アカザ科 Amblycipitidae は3属26種を含む。南アジア(インド・パキスタン)から、日本を含む東アジアの河川(主に渓流域)に分布する。アカザ (Liobagrus reini) は日本固有種。 口ヒゲは4対。背鰭は厚い皮膚によって覆われ、基底は短く棘は弱い。胸鰭の棘は強く、毒腺と連続する。脂鰭は尾鰭と連続している場合がある。側線の発達は悪い。 アカザ属 Liobagrus Amblyceps 属 Xiurenbagrus 属
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