その他余談
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ILLEGAL MISSON44項に、初期設定ではR-9は変形する機体となっており、中間稼働と変形後が描かれている。『FINAL』で登場するR戦闘機「TL-T」や、敵キャラクター「キャンサー」の『FINAL』版デザインのモデルとなっている。
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その他・余談
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テレビアニメ『ふしぎなメルモ』に登場するミラクルキャンディーは、第1話で描かれる製造過程によると原料は火の鳥の卵である。エンディング場面では毎回火の鳥の卵からキャンディーが作られる工程が放送された。なお、福山けいこによるリメイク漫画『メルモちゃん』には、他の手塚キャラとともに火の鳥も出演している。 漫画『ブラック・ジャック』の「不死鳥」回は火の鳥にまつわる話である。しかしなぜか手塚自身がこの作品を封印していたこともあり、手塚の存命時には単行本に収録されなかった(「不死鳥」は手塚の死後アニメ化もされている)。 テレビアニメ『アストロボーイ・鉄腕アトム』(2003年 - 2004年)に手塚作品のスター・システムの一環でゲストキャラクターとして登場、声優はNHKのテレビアニメ版と同じ竹下景子。 「火の鳥2772」については、手塚自身が講談社手塚治虫漫画全集で描き下ろしをして再漫画化する予定もあったが、実現しなかった。 手塚の死後に作られたオリジナルストーリーでは、二階堂黎人による小説『火の鳥アトム編』、創作舞踊劇『火の鳥 転生編』、プラネタリウム用アニメ映画『火の鳥-絆編-』、音楽劇『NINAGAWA火の鳥』、宝塚歌劇花組公演『火の鳥』、短編アニメ『火の鳥アースキーパーズ編』など様々なものが作られている。 鈴木英史による吹奏楽曲「鳳凰〜仁愛鳥譜」は、鈴木のお気に入りである「未来編」のイメージで作曲されたものである。 イギリスのアンビエント・テクノ・バンドのシステム7が、シングル「Hinotori」を含むアルバム『Phoenix』を2007年に発表。これは、手塚治虫の長女・手塚るみ子の呼びかけによるもの。『火の鳥』の内容に触発されて制作された。 火の鳥は阪神・淡路大震災復興活動のシンボルマークとして使われていた。これは悦子夫人が兵庫県に「火の鳥」のイラスト使用権を10年間無償提供したことによる。 2010年8月6日に全国農業協同組合中央会は、2010年日本における口蹄疫の流行で被害を受けた畜産農家の復興支援を目的に、火の鳥をデザインしたマークを作成している。 2011年8月7日開催のロック・フェスティバル「WORLD HAPPINESS 2011」において、東日本大震災からの復興・再生をテーマに掲げ、火の鳥を“再生”のシンボルとしてキービジュアルに起用。同イベントでは、イエロー・マジック・オーケストラが火の鳥をモチーフにした新曲「Fire Bird」を初披露した。 バレーボール日本女子代表チームの愛称は「火の鳥NIPPON」であり、ロゴなどのデザインは手塚プロダクションが担当している。 火の鳥の実写映画は本来はアニメとの二部構成であった。シナリオまで作られていたが未制作に終わった。内容は火の鳥の世界の結末の一つが描かれている(シナリオの内容は後述)。 手塚生前時における掲載誌は廃刊・休刊することが多く、陰ながら「本作品が掲載されると廃刊になる」などと囁かれた。ただし、これは実際には火の鳥のせいではなく、火の鳥が月刊誌のみに連載していたことが原因である。火の鳥は1950年代から連載してきたが、週刊漫画雑誌が登場し主流になり、1950年代からある月刊漫画誌が全て廃刊していったため。なお、火の鳥太陽編が連載していた「野性時代」は1996年に休刊した後、2003年に新創刊し、2016年現在「小説 野性時代」として刊行中である。 元手塚のアシスタントの石坂啓は乱世編で見開きで村祭りのシーンがあった時に、それが最後まで仕上げられていなかったので、「これは時間がかかるから、後でアシスタントにやらせるのだろう」とアシスタント全員で思っていたら、手塚治虫が下描き無しで、踊る村人たちを全部書き始めたが、火を囲んでいる大勢の人の輪と、一人ひとりの影をちゃんと角度を変えて驚異的な速さで仕上げたので、「まるで魔法を見ているようだった」と語った。 本作品をオマージュした(影響を受けた)作品は少なくない。全体を元にしたもの浦沢直樹のマンガ『BILLY BAT』 谷甲州の小説『終わりなき索敵』は、火の鳥との関連性が指摘されている。 一部を元にしたもの藤木稟の小説『旅立ちの時』は、復活編との類似点が指摘されている。 『沙耶の唄』、『セイバーマリオネット』はどちらも復活編を元にしている。 旧ソ連の映画「せむしの仔馬」には火の鳥が登場し、これは手塚治虫が漫画「火の鳥」を描くきっかけとの一つとなった。手塚が胃癌の闘病中に病院のベッドで手がけたアニメに「青いブリンク」があるがこれは「せむしの仔馬」の手塚風のリメイク作品である。「青いブリンク」はアニメでの手塚の遺作の一つになった。 手塚治虫がまだ漫画家になるか医者になるか迷っていた時に、母親とアニメーション映画を見に行き、開演までの時間にロビーの椅子で母親に相談すると「好きな方を択ぶように」と言われ漫画家になった。その時のアニメーションが「せむしの仔馬」である。 ミッシェル・ルグラン作曲の交響組曲「火の鳥」の原曲は、1975年第4回東京音楽祭世界大会にイギリスから参加したスーザン・モーン歌唱の「あふれる想い(There is a River)」である。作詞はルグランとの曲づくりパートナーでもあるハル・シャパーで日本発売もされた。東京音楽祭には深町純や村井邦彦も参加している。 近畿日本鉄道の80000系特急車両の愛称は「ひのとり」だが、本作品とは無関係である。ただし、車両の開発に当たっては事前に手塚プロダクションに確認を取り、了承を得た。
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