『宇治拾遺物語』
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御堂関白の御犬晴明等奇特の事(巻14の10) 藤原道長が可愛がっていた犬が、あるとき主人の外出を止めようとした。驚いた道長が晴明に占わせると、晴明は式神の呪いがかけられそうになっていたのを犬が察知したのだと告げ、ほかにこんな呪術を知っているのは道満以外いないと考え、道満は囚われの身となる。その後、道満は生国播磨に流罪となる。『十訓抄』(7の21)、『古事談』(6の64)にも同様の説話が収録されている。
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『宇治拾遺物語』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 14:32 UTC 版)
『晴明蔵人少将封ずる事』 晴明がある時、カラスに糞をかけられた蔵人少将を見て、カラスの正体が式神であることを見破り、少将の呪いを解いてやった。 『御堂関白の御犬晴明等奇特の事』 藤原道長が可愛がっていた犬が、ある時主人の外出を止めようとした。驚いた道長が晴明に占わせると、晴明は式神の呪いがかけられそうになっていたのを犬が察知したのだと告げ、式神を使って呪いをかけた陰陽師を見つけ出して捕らえた。十訓抄にも同様の記述あり。
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『宇治拾遺物語』
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『宇治拾遺物語』巻三「伯の母の事」には、訴訟のために上洛していた維幹が、高階成順(高階成忠の孫)の長女・大姫御前を盗み、出し常陸国に連れ帰った逸話が記されている。大姫御前は、連れ去られた後に、妹の康資王母に「吹き返すこちのかへしは身にしみき都の花のしるべと思ふに」という歌を送った。後に康資王母が夫の常陸守・藤原基房と共に常陸国に降った際に、大姫御前は亡くなっていたが、彼女の娘2人と面会することができ、康資王母はその振る舞いの上品さに、娘2人は康資王母が亡き母に似ていることに泣いたという。
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