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現代俳句データベース(俳句)
  現代の名俳句について、作者や季語、出典などの情報を記載したデータベースです。 提供 現代俳句協会 URL http://www.gendaihaiku.gr.jp/index. shtml |
現代俳句データベース(俳句) のさくいん
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- め(アルファベット)
- め(タイ文字)
- め(数字)
- め(記号)
- 明暗はふたつにひとついなびかり
- 冥王星消えセイタカアワダチソウ
- 明快な一語が欲しく西瓜切る
- 名曲に倦みたる庭の糸瓜かな
- 名月が宅配便で届きけり
- 名月に灯る一窓核家族
- 名月の位に即くまでの昇りかな
- 名月の湖に船無き憾みかな
- 名月や露の流るる鉄兜
- 名月や院へ召さるる白拍子
- 名月や影と言ふ影みな低く
- 名月や沈めしままの皿小鉢
- 名月や人の名利も塵のごと
- 名月や見えざるものの降り注ぐ
- 名月や門の欅も武蔵ぶり
- 迷彩の馬駆けめぐる桜かな
- 名刺入れ丸ごと焼いて雑煮食う
- 明治の校舎遺され堅固宙に辛夷
- 名城を盆に浮かせり朧の夜
- 明治より平成までの母の屠蘇
- 名人の鱧の骨切見て居りぬ
- 明晰に唄い日傘に尾行られる
- 瞑想の時を下さいあやめ咲く
- 名刀展見てみちのくの早い冬
- 命日の墓地に蹤き来る揚羽蝶
- 冥府ゆき納涼電車なら乗ろう
- 冥冥に抜身の集う夏座敷
- 明滅の滅の曲線螢の夜
- 明滅の滅はほたるの愛の闇
- 瞑目の八月白い花の数
- 瞑目のむらさき強し雪の日々
- 迷路には抜け道のありふきのとう
- 鳴龍をふたたび鳴かせ春とおもふ
- 目かくしと思う月日よ蓬摘む
- 目隠しの中も眼つむる西瓜割
- 目隠しの隙間よろこぶ桃の花
- 目かくしの土竜の指の花の香よ
- 目かくしの背後を冬の斧通る
- 若布刈舟汐の重さに傾ぎをり
- 和布刈る神の五百段ぬれてくらし
- 芽木あかり起き伏し荒く響くかな
- メキシコ料理店のように大降り
- 芽木に雨木材倉庫行ったり来たり
- 芽木の山探しきれないキーワード
- めきめきと蛇が鳥呑むはやさかな
- 目配せして赤点六つの通知票渡す
- めくら雪絵本にしげりあう野菜
- 目薬の残量透けし秋日和
- 目薬をさして春野をあふれさす
- 芽ぐむかと大きな幹を撫でめぐり
- めぐり来る時空の重さ去年今年
- 目黒過ぎ目白を過ぎぬ年の暮
- めごめごといわれて金魚転びけり
- 目刺は小柄で鉄工達と同じ固さ
- 目刺焼き骨の海岸線にいる
- 目刺し焼くここ東京のド真中
- 目刺焼く父祖より熱き血の流れ
- 目覚むれば元日暮れてゐたりけり
- 目覚むれば夜またありぬ蛍籠
- 目覚めいて師の梟の鳴くを待つ
- 目覚めかなぜんまい谷より風の来て
- 目覚めがちなる墓碑あり我れに眠れという
- 目覚めけり青き何かを握りしめ
- 目覚めても無明の闇や虎落笛
- 目覚めねば螢になつてしまひさう
- 目覚めるか無告の民よ凩よ
- 目覚めれば此処が境界彼岸花
- めしが出て三日月の出る宴つゞく
- めし食うて涙とまらぬ夏ありし
- めし粒のよろよろ流るる余寒かな
- 飯どきや亀の鳴かうと鳴くまいと
- 目白の巣我一人知る他に告げず
- メス沈め湯が労働者として沸る
- メス煮えて雪のはろかに杭打つ音
- メタセコイアの大樹三本紅葉す
- メタセコイアは神経の束冬澄めり
- メタセコイア裸となるや雪降り来
- メタフィジカ麥刈るひがし日を落とし
- 目高飼ひ生年月日しるしたる
- 目高ども我につられて太るかな
- 目高にも学歴があり賞罰なし
- 目高の子誰にも名前あるように
- 目高覗くにあらず半身低頭す
- 目高まじまじ五歩にくどろお詩才欲し
- 女滝の前に佇つ男 やさしくなる
- 芽立つじやがたら積みあげ肉體というもの
- 目玉の紋指に残して蝶逃げる
- 目玉焼固く焼けたり受験子に
- メチャクチャ眠い春光
- 滅多打つ鍛冶の前ゆく乳母車
- 滅多やたらと噴水産科の椅子立てば
- 目出度さも人任せなり旅の春
- メトロ出てハチ公前のきりぎりす
- メドゥーサの首いまも持つペルセウス
- 雌鳥の声のくぐもる目借時
- 目に見えぬ敵に向ひて海鼠食ふ
- メヌエットすめらみことが稲刈る日
- 雌ねじから弛みはじめし春の家
- 眼の上に眉がありけり花吹雪
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