iPad ProもOKな3関節モバイルスタンドを試してみた、高さ調整の自由度が高い一品
今回紹介するアイテムは、「アルミ合金製3関節モバイルスタンド DN-915981」。自宅の作業デスクにアームが生えまくっており、スマートフォンやタブレット用で都合の良いスタンドがないと嘆く諸君らにオススメの一品になる。販売価格は税抜き2,280円。
コンパクトな土台に剛性の高いアームを備えたスマホ/タブレット向け卓上スタンド
本製品は、クランプやネジなどで固定するタイプではなく、重量のある土台を利用するタイプになる。
上記した通り、すでにアームが複数本も生えており、かつアームの追加が難しい場合、卓上にスタンドを用意するほかないのだが、設置面積はなるべく少ないほうがいい。本製品のスタンドは直径119mmと省スペースになっており、設置は比較的容易だ。
アームの高さはカタログスペックでは168mm~328mmとなっている。アームには3つの関節があり、アームが後ろに大きく突き出てしまうが、上記値よりも低い位置に配置可能だ。
また、関節は固さの調整に非対応となっているが、11インチ大のタブレットにも対応するだけあり、iPad Pro 11(2020)を載せてもとくに垂れ下がる様子はなかった。13インチノートPCのXPS 13 7390(約1.2kg)にも耐えたが、アームを曲げたうえでかつ重心調整をしておけば垂れ下がらないと条件付きであり、タブレットまでと割り切っておくのがいいだろう。
実際の運用は、キーボードの付近にiPhoneやAndroidを設置することが多かった。これはテレワークが増えた結果、スマートフォンでチャットツールの通知を確認したり、電話がきたりといった場合にすぐに対応できる。
また高さを稼げるため、一時的にスマートフォンをWebカメラの代替にする場合にも便利だ。タブレットの場合でもiPad Pro 11(2020)であればスタンドがiPad Pro 11(2020)の重さに負ける様子もなく、都合の位置に設置しやすく、見た目以上に使い勝手がいい。
- 最近のスマートフォンゲームは自動戦闘が当たり前になりつつあり、仕事をしながら周回している読者も多いハズ。写真のようにとても都合がいい
- 筆者の使用例。iPad Pro 11(2020)をサブモニター的に真正面に、本製品とiPhoneは軽く手を伸ばせば届く距離に設置した。ディスプレイは正面にiMac 5K、左側に27インチのディスプレイがある
コンパクトな土台に剛性の高いアームが魅力的な製品だ。上記しているように11インチまでのタブレットであれば問題なく耐え、XPS 13の保持が条件付きながら可能であったことからするとiPad Pro 12.9も問題ないだろう。
またスマートフォンをWebカメラ代わりにするにも都合がよく、固定しないタイプである程度高さを稼げるスタンドを探しているのであれば、本製品を強くオススメしたい。
アルミ合金製3関節モバイルスタンド DN-915981
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製品担当者のこだわりポイント
設置したときの安定性が高く、モバイル端末は置く場所を定位置に決めて使いたい方向けの製品です。
ちょっと硬すぎるんじゃないかなっていうくらいアームが頑丈に出来ているのが良いところで、ホルダー部は小さめですが意外と大きな端末にも対応しており10インチクラスのタブレットを置くことも可能です。
PC環境の傍らに置いておき、常に端末を操作できる状態にするのに良いと思います。