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国交省、保安基準に適合した電動キックボードの購入・使用を呼びかけ

市場に残っている保安基準不適合品の例

国土交通省は、特定小型原動機付自転車(電動キックボードなど)について、保安基準不適合品の流通が多く確認されていることから、保安基準に適合した製品を購入するよう呼びかけている。

国交省では、インターネットなどで流通している車両を抜き取り、現車確認を行なった結果、20車種で保安基準不適合が確認されたとしている。

このうち、未だに不適合品が市場に残っている15車種については、国土交通省ホームページで公表しており、製造・販売事業者に改良・改修の指導を行なっている。

不適合品が市場に残っている15車種の情報が公表されている

国土交通省では、特定小型原動機付自転車(特定原付)の保安基準適合性等を確認する「性能等確認制度」を2022年12月に創設。現在、保安基準への適合が確認された84車種が国土交通省ホームページで公表されており、これらの車種の車体には「性能等確認済」を示すシールが貼付されている。

保安基準適合品の「性能等確認済」を示すシール

インターネットなどで特定小型原動機付自転車を購入し、公道で使用する際は、保安基準に適合したものを選ぶよう案内。商品説明欄に「公道走行不可」といった記載があるものも、保安基準に適合していない可能性が高い。