学生らが共同生活を送りながら、学び合う施設が12月1日、世田谷区代田に開業する。小田急電鉄(新宿区)が開発を進める「下北線路街」にあり、同社の担当者は「まちづくりは人づくり。まちの課題も若い学生と解決していきたい」と話している。 (岩岡千景)
施設は「SHIMOKITA COLLEGE(シモキタカレッジ)」。小田急線の下北沢駅から徒歩三分の場所にある。
高校生や大学生、若手社会人が一緒に暮らし、それぞれが学校や職場で得た知識をセミナーなどを開いて教える。年代を超えて交流し、知識や技能の応用力や問題解決の力を育む。同社によると、トップクラスの海外の大学は学生が成長するため全寮化する傾向があるという。
施設の整備と運営は、同社と、教育事業を手掛けるエイチラボ(渋谷区)、小田急グループの不動産会社UDS(同区)の三社が行う。
五階建てで、一人〜八人部屋が計約百室あり、共用の食堂やキッチン、リビング、ライブラリーな...
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