安倍晋三元首相銃撃事件を題材にしたフィクション映画「REVOLUTION+1」が26日から29日にかけて、東京都内のライブハウスなどで上映される。製作した足立正生監督(83)は「国葬にあらがいたい。事件は決して許されないが、カルト2世の痛みや苦しみを感じてほしい」と思いを語る。(望月衣塑子)
足立監督はかつて、映画監督の若松孝二さんや大島渚さんとともに映画製作に携わった。日本赤軍に加わり、レバノンで服役した経験もある。今回は、安倍元首相銃撃事件の報道をベースに、映画監督で脚本家の井上淳一さんとストーリーをまとめた。
主人公の男性「川上達也」を俳優タモト清嵐 さんが務め、宗教に身を投じる母に面倒を見てもらえないきょうだい3人の苦しみが描かれる。「ハンバーグを週1でいいから食べたい」と泣く妹をしかる母。その後大学進学を諦めた川上は、宗教が自分の人生を狂わせたと考え、母が信じる宗教と関係の深い元首相の暗殺計画を実行に移す。重いテーマを扱う...
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