Windowsでhostsを編集する方法と、一発で編集できる便利コマンド

 2024年9月5日

Windows でhostsファイルを編集しても反映されなかったり、アクセス権がなくて保存できない場合があると思いますが、今回はオススメの hosts の編集方法と、大変便利な1発で hosts を編集できるコマンドをまとめておきます。

hostsの場所は?VS Codeで編集する方法

Windows の hosts ファイルの場所は、

C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts

です。

VS Code がインストールされている環境なら、

  • → hosts のパスをエクスプローラーのアドレス欄に貼る
  • → VS Code で hosts が開く
  • → hosts を編集
  • → 保存する

のがスマートな方法。

メモ帳だとアクセス権がなくてエラーが出てしまう場合でも、VS Code なら自動で権限昇格するか確認してくれます。

詳しくはこちらの記事を見てください。

Microsoft公式「ホストファイルエディター」での編集もオススメ

hosts の編集には、Microsoft Power Toys に含まれる「ホスト ファイル エディター」もかなりオススメです。

hosts 専用のエディターなので hosts のパスを知っておく必要もなく、特定エントリの一時的な無効化も可能。

詳細はこちらの記事をお読みください。

一発でhostsを編集できるコマンド

また、以下のコマンドを使って hosts を1発で編集できる方法もあります。

「ファイル名を指定して実行」または、「Windows PowerShell」または、「コマンドプロンプト」から次のコマンドを実行してください。

powershell -NoProfile -ExecutionPolicy unrestricted -Command "start notepad C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts -verb runas"Code language: DOS .bat (dos)

管理者権限でメモ帳が起動して、自動で hosts ファイルまで開いてくれますよ。

メモ帳で hosts を編集して上書き保存するだけ。

how_to_edit_hosts_on_windows_10_1_sh

これをバッチファイル化すれば、直接 host を編集できるので便利です。

ついでなのでバッチファイルも作っておきました。

how_to_edit_hosts_on_windows_10_2_sh

解凍後バッチを実行すると、初回のみ SmartScreen が起動するので、「詳細情報」→

how_to_edit_hosts_on_windows_10_3_sh

「実行」を自己責任でクリックしてください。

解凍後であれば、2回目以降は Smart Screen は起動しません。

バッチファイルのダウンロードがセキュリティ的に心配な方は、先ほどのワンライナーをバッチファイル化すれば良いでしょう。

メモ帳を管理者権限で開いてhostsを編集する方法

よく知られている「メモ帳」を管理者権限で開く方法は次のとおりです。

how_to_edit_hosts_on_windows_10_4_sh

スタートメニューで「note」または「memo」と入力 →「メモ帳」アプリを右クリック →「管理者として実行」でメモ帳を開けば、管理者権限でメモ帳が開きます。

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